女性長寿日本一を誇る北中城村で、1人の男性が「健康村の住民として足を引っ張りたくない」とダイエットを決心したそうです。その方は、身長180cm体重153kg、腹囲142cmと平均より少し大柄な仲本大樹さん(37)。
こちらの記事では、仲本さんが村で実施されている「国保運動支援事業」を利用しダイエットにチャレンジしているニュースをご紹介します。さらに、100kgを超えるような大柄な方のダイエットの注意点についてまとめました。
北中城村での国保運動支援事業とは?

仲本さんが無料で利用している「国保運動支援事業」は、食事や医療、運動のサポートを受けられる事業となっています。10月から取り組み、目標は3ヶ月で130kgまで落とすことだそうです。
仲本さんはこれまで、便器が割れたり子供に驚かれたりするのは日常茶飯事だったそうで、さらに大切な会議で椅子の足が折れる事件も。その壊れた椅子を見て、ダイエットを決意したそうです。さらに、役場で健康保険課職員から声をかけられたのも後押しとなりました。
鍛える、整える、見違えるの末尾「える(L)」を取り、自身で命名したという「X(3)Lプロジェクト」。具体的には、1食の米の量430g、朝多め、夜少なめの黄金バランス、就寝3時間前は食べないを守るようにし、12/10時点で15kgマイナスしていて服のサイズも7Lから4Lに。
「少し大きめな体の村民の皆さん、事業を利用して一緒に長寿の村を盛り上げましょう」と語りました。
100kg超えから始めるダイエットは?

それでは、100kgを超えている大柄な方のダイエットはどのようなことに注意すればいいのでしょうか?もちろん、ボディビルダーなど筋肉がたくさんついていて大柄な方は別ですが、こちらは、脂肪が多く肥満体型な方のダイエットについて解説していきますね。
筋トレや運動は無理にしない
体が重い状態で、筋トレや有酸素運動を取り入れてしまうと、膝を壊すなど体に影響が出ることも。なので、まずは、体を動かしても負担にならない程度まで食事でダイエットをするのがおすすめです。
食事も量を減らすのではなく、タンパク質を増やし糖質を減らすなど内容を見直すのが大切。超肥満状態からダイエットを始めると、調子良く痩せられることが多いためモチベーションも保ちやすいでしょう。
運動は健康のためにほどほどに取り入れるスタンスで
食事の見直しでそれなりに痩せられたとして、運動を取り入れたとしても、運動を中心に痩せようと思うのはやめた方が良いでしょう。これは超肥満の方に限らず、運動だけでダイエットを成功させるのは難しいからです。
食事を整えて、程よく体を動かすというペースが最も効率的です。
まとめ
こちらの記事では、健康長寿の村で暮らす男性がダイエットを決意し、15kgの減量を達成しているニュースと、100kg超えの方のダイエットの注意点についてまとめました。
ぜひ、ダイエットをしようと考えている方は気をつけてくださいね。
元記事:体重153キロの男性、「健康長寿」へダイエット 北中城村の事業利用、その成果は? /沖縄
