手っ取り早く痩せたい!という場合、どんなダイエットを選びますか?
多くの人が選びがちなのは食事制限ダイエットです。
でも、同じものを食べ続けることや何かを抜くことには危険もあるということを知っておくべきです。
食事制限のポイントと注意点について、婦人科スポーツドクターが答えてくれました。
医師が教える食事制限のポイントと注意点

食事制限ダイエットの人気が高いのは、結果が出やすいからでしょう。
しかし、意識してやらなくてもとりあえず生きてはいける”運動”とは違い”食事”は摂らなければ生きていけず、そこからのアプローチで痩せようというのは危険が伴います。
スポーツドクターも「その日に食べたものが体にどれくらい影響するかといえば、“そこまでではない”というのが実際のところなんです。消化されたものが腸から吸収されて、血中濃度に反映されなければ、どれだけダイエット効果がある、体にいいと言われているものでも意味がありません。相当な量を摂らない限り、プラスの影響を得られない可能性が高いのです」と語っています。
そう、過度に期待を寄せてはいけないのです。
何かを抜くことで体重は落とせても、これから先の健康を考えるといいとは言えません。
同じものを食べ続けるダイエットも同じです。
たとえばダイエットにいいとされるタンパク質も、取り過ぎれば肝臓機能によくありません。
結局のところ、ダイエット中もバランスの良い食事に尽きるということなのです。
1カ月でトータル0.5kg減のペースがベストなので、焦らずじっくり、健康的にやっていきましょう。
食事制限しないなら何をする?

普通に栄養バランスの取れた食事をする、でも痩せたい。
そんな場合は、ちょっとした行動をプラスしてみてはいかがでしょうか。
水分を取る
水分をこまめに取るようにすると、体内の老廃物がスムーズに排出されるようになります。
すると新陳代謝が上がって痩せやすい体に変化していきますよ。
おやつを食べるタイミング
ダイエットのためには、おやつもできたら控えたいところです。
でもどうしても食べたいなら、昼食の2~3時間後がおすすめ。
血糖値の上昇が落ち着いている時間なので、脂肪に変わりにくくなります。
だからと言って、食べるおやつの量は増やさないように。
夕食の時間
夜遅い時間に食べると、脂肪に変わりやすくなります。
夕食は寝る4時間前までには済ませておきましょう。
夜食にまで手を出さないよう、寝る時間も早めにできればベスト。
まとめ
こちらの記事では食事制限ダイエットのポイントと注意点についてお話ししました。
すぐに結果を求めず、バランスの良い食事を取ることが、結局のところダイエット的に一番いいということなんですね。
ちょっとした生活の工夫で、それは達成できると思います。
あと、やはり少しは運動もした方が、健康という意味でもいいかもしれませんね。
元記事:健康と不健康の境界線!「食事制限ダイエット」のポイントと注意点を医師が解説
