朝はパンが食べたい、という方は多いのではないでしょうか?けれど、ダイエット中はパンは注意!ということもよく聞くことかもしれません。
こちらの記事では、ダイエット中のパンとの付き合い方や、全粒粉の特徴について紹介していきます。
パンが太る理由は?

ダイエット中のパンが要注意と言われるのは、精製された小麦で作られたパンは食後に血糖値が上がりやすくなるからです。さらに、砂糖や牛乳がたっぷり使われていたり、柔らかいためよく噛まなくても食べられたり、菓子パンにいたってはチョコやあんこなども豊富に使われています。これらが、パンが太ると言われる由縁です。
パンとの付き合い方は?
1.腹持ちの良いパンを選ぶ
白いふわふわのパンより、茶色いライ麦パンや全粒粉パンは腹持ちが良く、しっかり噛んで食べることで満腹感が得やすいのでおすすめです。
2.茶色くて硬いパンを選ぶ
先ほどと同じく、茶色くて硬いパンを選ぶことで血糖値の急上昇を防ぐことができ、脂肪が体につきにくいポイントがあります。
3.基本はシンプルに
ジャムやマーガリン、バターなどをつけるのは、ダイエット中は基本的に控えたいところ。もし何かつけたいなら、オリーブオイルを少しつけるのがおすすめです。
4.パンだけで済まさない
パンだけでは栄養不足で満足感が得られにくいので、食物繊維やたんぱく質を一緒に摂取するのがポイント。肉や野菜、卵がサンドされたパンがおすすめです。
全粒粉の特徴は?

パンを食べるなら全粒粉がおすすめだということをまとめましたが、全粒粉の特徴を詳しく解説していきますね。
小麦粉よりもカロリーが低くGI値も低い
小麦粉は、小麦の表皮や胚芽を取り除いた部分だけを粉にしたものです。対して、全粒粉は小麦の皮も全て粉にしているのが大きな違いです。
100gあたりで見ると、小麦粉が368kcalで全粒粉が340kcalで、それほど大きな違いはありませんが全粒粉が少しだけローカロリー。ただ、カロリーはそれほど差がなくてもGI値は全粒粉が明らかに低いため、血糖値が急激に上がりにくく脂肪がつきにくいのがポイントです。
食感はもちもち感少なめになる
全粒粉で作ったパンなどは、小麦粉に比べてもちもち感が少なく食べ応えのある食感になります。もっちり感のふんわりとしたパンが好みの方には、柔らかさが少なくて物足りなく感じるかもしれません。
だいたいは、小麦粉と全粒粉を合わせて作られることが多いため、小麦粉の割合を増やすことで食感を改善することはできます。その代わり、太りやすさはアップしてしまうので注意しましょう。
まとめ
こちらの記事では、ダイエット中にどうしてもパンが食べたい方の、パンとの付き合い方について紹介し、さらに全粒粉の特徴についても解説しました。
ぜひ、パンはどうしても我慢しなくてはいけないものと思わずに、食べられる範囲でバランスよく食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
元記事:ダイエット中でもパンが食べたい!太りにくいパンとの付き合い方4つ
