ダイエットの効率を上げるためには、冷えを解消することが大切です。そのために日常生活でできることを紹介していきます。さらに、白湯を飲む効果についても解説しますね。
痩せやすい体のために冷えを解消

バターを想像した時に、冷えていると固まったままですが温めると溶け出すのがわかります。人の脂肪も同じように、温めた方が燃焼するのです。こちらを教えてくれたのが、東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門の川嶋朗さんです。川島さんが教える体の温め方を紹介していきます。
・洗濯干しでスクワット
電車で座らなかったり、自宅での家事でなるべく体を動かしたりすることが大切。洗濯物を干す時、1枚ごとのスクワットをすることで筋肉量を増やして熱産生を高めます。
・入浴は全身浴を
ダイエットに半身浴をする人が多いですが、半身浴は心臓に負担をかけないための方法なので、どちらかというとダイエットで体を温めたいなら全身浴をするのがおすすめ。
・旬の食材を摂取
健康のためには、旬の食材を取り入れて。冬なら大根や白菜、小松菜、ゴボウ、春菊、ネギ、ほうれん草などを食べるといいですよ。寒いところでとれる食材は、体を温めてくれるものが多いそう。
・羊肉も体を温める
昨今流行している羊肉も、寒い地方でよく食べられているもので熱性の食材と言われています。羊肉にはカルニチンが豊富で、こちらはエネルギー燃焼の効果があります。
白湯のダイエット効果は?

それでは、体を温めるための方法の1つとして人気のある、白湯についても紹介していきましょう。
内臓を温めて基礎代謝をアップ
体内に温かい飲み物を取り入れることで、内臓が温まって基礎代謝をアップしてくれます。基礎代謝が上がれば、何もしなくてもエネルギーを消費してくれるため、ダイエットのために嬉しい効果ですね。
水分摂取でむくみ防止
水分をしっかりととることで、老廃物などを対外に排出することができるため、そのためにも適切な量の白湯をしっかりと摂取するようにしましょう。冷たい飲み物は体を冷やすので、白湯が効果的ですよ。
腸を刺激し活発に
白湯を飲むのは朝一番がいいと言われています。これは、眠っている間に活動をが止まっていた腸を刺激することができるため。
腸を刺激して起こすことで、ぜんどう運動を活発にして、便秘解消に繋がります。ダイエットには、便秘や腸内環境の乱れもよくないので、しっかりと腸を動かして便秘を解消してあげましょう。朝からコップ1杯の白湯を飲むのがおすすめですよ。
まとめ
こちらの記事では、ダイエット中に体を温めるために試したいことや、白湯を飲むダイエット効果について紹介しました。白湯は、味がなくて飲みにくいと思う方もいるかもしれませんが、まずは少しの量からでもいいので少しずつ飲んでみましょう。
慣れてくると、反対に甘すぎるジュースなどが飲めなくなってくるかもしれません。味覚が変わってくるとダイエットもしやすくなりますよ。
元記事:冷えの解消は半身浴より「全身浴」 体を温める食材は? 東洋医学で「痩せやすい体づくり」〈AERA〉
