ダイエットにどうしても成功しないという方におすすめなのが、「スープダイエット」です。簡単に続けられて節約にもなるスープダイエットのレシピを紹介し、さらに野菜や果物の皮にある栄養についても解説。ぜひ、試してみてくださいね。
いつもの食事に「スープ」をプラス

スープダイエットというと難しい料理をしないといけないように感じますが、実際は簡単にできるレシピばかり。しかも、何を食べるかということよりも、食事にスープをプラスすることが大切なのです。
スープを飲むと食事の食べ過ぎを防ぐのが、ダイエット効果のポイント。また、温かいスープで代謝を上げるのも目的です。
スープダイエットのポイントは、「食事のはじめにスープを飲む」「スープに野菜やきのこや海藻を入れる」こと。これを守ればOKです。
ホワイトシチューやポタージュは、小麦粉やバターがたくさん入っているのでカロリーオーバーになるためダイエット向きではありません。
1.鶏肉のトマトスープ
鶏むねまたは鶏もも、野菜やきのこ、オリーブオイル、すりおろしにんにく、カットトマト缶、コンソメを炊いたスープ。トマトは中性脂肪を低下させる働きがあります。
2.生姜たっぷり肉団子の中華スープ
生姜をたっぷり入れた肉団子と、家にある野菜を合わせて作る中華スープ。たっぷりと生姜を入れることで体を温めて代謝アップします。
3.野菜の皮で作る節約味噌汁
味噌が腸内環境を整え、野菜の皮の食物繊維が便秘の解消や食べ過ぎを防止してくれます。本来捨てる皮やエノキの根元を使うことで、節約効果も!
野菜の皮の栄養は?

節約スープの具材にもなっていた野菜の皮ですが、どのような栄養があるのかを解説します。
野菜類の多くは、実よりも皮に多くの食物繊維が含まれています。また、虫や鳥などの外敵から守るために、抗酸化作用の高いβカロチンやビタミンが含まれているものも多いです。
このように、皮部分には栄養が豊富なのになぜ皮を剥いて食べるのかというと、食感や喉越しは皮を剥いた方が良くなるから。また、土付きのものは雑菌が気になったり、葉や実には残留農薬が残っていたりする可能性もあるので、剥いた方が安心ともいえます。
また、硬くて分厚い皮や、毛の生えたものは消化しにくいため、お腹を壊したり食べにくかったりすることも。国産の野菜は農薬の厳しい規定があるため安心感が高いので、皮まで食べたい場合は国産のものを選ぶといいかもしれません。
皮を食べるのに向いている野菜は、大根やカブ、蓮根やかぼちゃ、にんじんなどです。旬の新じゃがなども皮ごと蒸して食べますね。おいしく食べられる皮からも栄養をとってみましょう。
まとめ
こちらの記事では、節約にもなるダイエットスープについてから、野菜の皮の栄養効果についてまとめました。野菜の皮を捨てるのはもったいないので、ぜひ食べられるところは隅々までいただいて、しっかり栄養を摂取していきたいですね。
元記事:【管理栄養士考案】節約×ダイエットを叶えるスープレシピ3選
