本日のダイエットブック. bizニュースは「医師も半年で6kg減!太る原因はやっぱり…」「痩せたいなら「コンビニおにぎりは冷えたままが正解」!」「「丸亀製麺」をダイエット中に食べるなら。おすすめ3つ、NG2つ」でお送りいたします!

医師も半年で6kg減!太る原因はやっぱり…
目次
■太る原因は炭水化物だった?
「肥満の原因はカロリーに決まっているでしょ」なんて思っていませんか? 近年、「過食だから太るのではなく、食事に含まれる炭水化物が太らせる」という説が注目されています。「炭水化物」とは「糖質+食物繊維」のこと。「炭水化物」と「糖質」は、ほぼ同じようなものだと思っていいでしょう。そして、この炭水化物が「ホルモン」を刺激することが肥満の原因と考えられているのです。ここでは肥満の原因が「ホルモン」たる所以を考えていきたいと思います。
■太る原因・肥満が起こるメカニズム
炭水化物を摂取すると血糖値が上昇します。すると、その刺激で身体に血糖を取り込むインスリンというホルモンが上昇します。消化されやすい炭水化物は血糖値が上昇しやすく、インスリン濃度も上がりやすいのです。インスリン濃度が上昇しているときは、燃やすべきブドウ糖が大量にある(血糖値が高い)状態であり、ブドウ糖が優先的に燃やされ、脂肪は蓄積される方向に働きます。脂肪が燃料として動員されるのは、インスリン濃度が低くなってからです。
つまり、血中のインスリン濃度が高い時間が長ければ長いほど、脂肪を蓄積し体重が増加してしまうのです。
■脂肪を減らす“カギ”はインスリン
インスリン濃度は、私たちが摂取する炭水化物によってほぼ決定すると考えられています。炭水化物を多く摂取するほど、脂肪が蓄積され体重が増えていくことになるのです。これを解消するには、インスリン濃度を上げやすい糖類や炭水化物の摂取を避けることが効果的です。濃度が下がれば、身体は蓄積していた脂肪を燃焼し始めます。ホルモンが効率的に働いて細胞が脂肪を燃やすと、結果として身体が消費するエネルギーが増えることになります。
誤解のないようにしたいのですが、インスリン自体が“悪”というわけではありません。インスリンは身体にブドウ糖を取り込む重要なホルモンで、これが分泌されないと血糖値が上昇して糖尿病になります。過度のインスリンを分泌させない食事(低炭水化物)が大事だということです。
■あの短期間ダイエット法も実は糖質制限
巷で人気の“2カ月で別人のようにやせる”というトレーニングジムも厳密には「糖質制限(低炭水化物)ダイエット」といえるでしょう。徹底的な食事管理が行われ、炭水化物を摂らないように指導されているのです。炭水化物を制限すると確実にやせるというのは間違いないようです。運動は健康維持には有効ですが、運動をすると食欲もわくので、運動だけでダイエットするのは難しいと考えられています。
■「低炭水化物ダイエット」の結果は……半年で−6kg!
実際に私が“低炭水化物ダイエット”をやってみた結果をご説明したいと思います。そのやり方は、炭水化物を含む「ご飯」や「麺類」を食べず、家での食事は砂糖の代わりに糖質のない甘味料で料理してもらうというものです。お酒については、ビールは糖質オフ、糖類の少ない「赤ワイン」や「焼酎」などの蒸留酒はOK。カロリー制限はしないという“ゆるい”ものです。
結果は、半年で6kgの減量に成功! もともと身長175cmで80kgとやせる余地が大きかったのもありますが、食べる量は減っていないのに減量できたのには驚きでした。
それよりビックリしたのは同じ食事をしていた普通体型の妻が10kgもやせてしまったことです。低炭水化物ダイエットは個人差があるようですが、効果があるのは間違いないようです。
なお、低炭水化物ダイエットは京都の高雄病院の理事長、江部康二先生のものを参考としています。過度の低炭水化物ダイエットは体調を崩してしまうことがあるので、十分注意してください。
今村 甲彦(医師)
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確実に効果を得るにはどんなダイエットがいいのか? しかも、できるだけ辛い思いをしないで痩せるには?
この答えは人によってさまざまかもしれませんが、大多数の人はこう答えるでしょう、「炭水化物を抜け」と。
筆者も糖質制限ダイエットの経験者として言わせてもらうと、このメソッドを実践すれば一ヵ月でかなり体重に変化がみられます。それは間違いありません。
しかしここで注意が必要です。三食すべて炭水化物を抜くのはNGだということ。もともと炭水化物(糖質)は、身体に不可欠な栄養素です。
なので、朝や昼はいつも通りご飯を食べて、もっとも太りやすい夜だけ炭水化物を抜けばいいのです。ダイエットに困ったら、まずは糖質を制限してみましょう。それだけでかなり効果がありますよ!
続いてはコチラ!
痩せたいなら「コンビニおにぎりは冷えたままが正解」!

冷やご飯なら糖質も怖くない?!
おにぎりを温めて食べる習慣はありませんか?もしかしたら、その習慣が痩せにくい原因になっているのかもしれません…。
切実に痩せたいのなら、おにぎりは温めてはダメ!温めてはもったいないのです。なぜなら冷たいご飯は、血糖値が上がりにくい、脂肪がつきにくいなどの効果があるからです。
ご飯の糖質は、冷えることで消化されにくい糖質(レジスタントスターチ)へと変化し、腸で消化・吸収されにくくなるということが医学的にわかっているのです。さらに、繊維と似た作用があるので、腸内環境を整え、便秘も改善してくれるという嬉しい効果も!
これはおにきりに限らず、お弁当のご飯でも一緒です。温かいご飯はおいしいけれど、切実に痩せたいと思っているなら、ここはグッとがまん。ただし、温かい味噌汁やスープをプラスしてもOKですよ。
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みなさんはご存じでしたか?
じつは冷えたご飯には、「レジスタントスターチ」というデンプン成分が含まれています。
これは腸内環境に良い影響をもたらすデンプン成分で、排便を促進する効果があります。もしも便通が悪い方にはオススメです。
ダイエットと腸内環境は切っても切り離せない関係です。便秘状態が続けば、身体のエネルギー代謝が低下して脂肪燃焼が悪くなってしまうのです。
ですから、コンビニおにぎりを温めずに冷えたまま食べるのがダイエットには最適というわけです。ぜひ試してみてくださいね!
最後はコチラ!
「丸亀製麺」をダイエット中に食べるなら。おすすめ3つ、NG2つ
こんにちは。ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターの高木沙織です。
うどんは麺だけであれば比較的低カロリーですが、つゆや具材を追加して食べるため、それによってカロリーは大きく変動します。また、小麦粉を原料に作られているため、血糖値の上昇や食欲の増進も気になるところです。
そこで今回はうどんチェーン『丸亀製麺』のメニューを例に、ダイエット中は我慢したいメニューと、食べてもいいメニューを紹介していきます。
◆ダイエット中は我慢したいメニュー
『丸亀製麺』では公式にカロリーを発表していませんが、次のガッツリ系のメニューはダイエット中は控えると安心かも。まずは、「カレーうどん(温)」。スパイスのピリ辛さが効いたパワーを出したいときなどにオススメのメニューです。一般的にカレーうどんにはカレー粉や小麦粉が使われていたり、脂身のついた豚肉、油揚げなどの具材が使われていたりするため、うどんの中では高カロリーなものに分類されるでしょう。
一見ヘルシーそうな「高菜明太釜玉うどん(温)」ですが、高菜や明太子といった辛味があり、しっかりとした味付けがされた食材により食欲が刺激されることがあるかも。おむすびを追加しないように!
◆うどんを食べる前に野菜ジュースを飲もう!
さて、ダイエット中におすすめのメニューを紹介する前に、うどんを食べる際に注意したいのが食後の血糖値の上昇です。前述した通り小麦粉を原料とするうどんは炭水化物の塊ですが、炭水化物は「糖質」と「食物繊維」で構成されています。食物繊維は消化吸収されることなく排出されてしまいます。では糖質はというと・・本来人間の体は食事を摂って血糖値が上がると、インスリンが分泌され血糖値を下げるように働きます。
しかし、空腹時にいきなり糖質を摂取すると血糖値が一気に上昇し、インスリンの処理が追いつかず血糖が余ります。そうなると更に多くのインスリンが分泌されるのですが、なんと今度は余った糖を中性脂肪に変えて蓄えるように働いてしまうのです。
そこでうどんを食べる時におすすめしたいのが、“食前に野菜ジースを飲む”ことです。野菜には血糖値の上昇を抑える成分が含まれていますが、野菜ジュースの飲用でも代用可能であることを、カゴメ株式会社が2015年に実験して明らかにしています。
実験では健常な大学生8人を対象に白米(106g)を摂取する15分前、30分前、60分前に野菜ジュース(200mL)を摂取してもらい、それぞれ白米だけを食べた時と、血糖値最大変化量を比較。結果は白米摂取の30分前に野菜ジュースを飲むことが最も効果的であることがわかりました。
うどんを食べる前に野菜ジュースを飲むことをお忘れなく!
◆ダイエット中のおすすめのメニューは?
『丸亀製麺』のうどんは基本的にシンプルでどれもさほど気を付ける必要はなさそうだというのが筆者の印象です。ダイエット中におすすめなのは、強いて言えば、次のメニューでしょうか。『丸亀製麺』の代表的なメニュー「釜揚げうどん(温)」。国産小麦100%の自家製麺を水で締めないことによってもっちりとした食感を楽しめるように作っているそう。よく咀嚼をして食べることで満腹感を得やすくなるメニューだと言えるでしょう。トッピングなしで薬味を混ぜたつゆにくぐらせて食べるところもまたシンプルでよいですよね。
咀嚼でいうと、コシの強さに定評がある「ざるうどん(冷)」はいかがでしょうか。ざるうどんの場合は麺が伸びにくく、ゆっくりと咀嚼をしながら食べても最後まで歯ごたえを感じることができます。加えて、炭水化物に含まれるでんぷんは、冷えると血糖値を上げにくくするとも言われていることからも、冷たいうどんは内臓脂肪が気になる方にもオススメです。
「おろし醤油うどん(温)(冷)」も冷たい麺でオーダー可能。胃の調子を整えるさまざまな酵素を含んだ大根おろしがトッピングされているところも嬉しいですね。
◆オーダー時のポイント
最後に、うどんをヘルシーに食べたいときのポイントをまとめておきましょう。1 味付けが濃くない
2 トッピング・具材がたっぷりでない
※天かすやきつねあげなど、追加も我慢
3 温より冷で血糖値の上昇を意識
4 しっかりと咀嚼して食べられるコシを残したもの
5 サイズが選べるのなら、中もしくはその下外食時だけでなく、自宅で調理をするときの参考にもしてみてくださいね。うどんも食べ方次第で、「ダイエット中にNGな食べ物」にはなりませんよ。
ここに注目!ダイエットブックEye’s
ダイエット中でもつい食べたくなってしまう麺類。
そのなかでも、残暑の続く季節には、冷たいざるそばやざるうどんをすすりたくなりますよね。
そんな人に朗報です。我らが「丸亀製麺」のダイエット中にオススメの食べ方が紹介されている記事がありました。
参考にしてみてください。ダイエット中でも、「好きなものを食べる」のはとても大切なことです。適度に息抜きをしなければ、ストレスで減量のモチベーションが下がってしまいますからね。
よい「丸亀製麺」ライフを!
