テレワークが増え、体を動かさずに自粛をしていて太ってしまったという方は多いのではないでしょうか?こちらの記事では、運動を増やすことなく太りにくい体を作ることができる食生活について、栄養士の笠井奈津子さんに伺った内容をまとめました。おすすめの食材についてもまとめます。
食べながら太りにくい食生活をするためには?

ダイエットをするとなると、食事量を減らしてしまう方がほとんどではないでしょうか?食事量が減ってしまうと、どうしても栄養が足りずに栄養不足に陥ってしまい、このコロナ禍に対抗する免疫力が低下してしまうことも。そのため、しっかり食べることが必要です。
食べ方のコツは、タンパク質不足に注意して栄養バランスを整えること。昨今はスマホアプリで簡単に栄養バランスをチェックできますが、食事量を減らしているのに太ってしまったという方がいたらタンパク質が不足しているのかもしれません。食べることは太ることではなく食べ物を消化吸収するために内臓がエクササイズしているとも言えます。その際、野菜よりも魚などタンパク質の方がハードなエクササイズとなるのです。
そして、糖質制限をしている方には不思議かもしれませんが、糖質もしっかりとタンパク質を摂った上では、内臓エクササイズの着火剤となるのでおすすめです。炭水化物の摂取源は、日本人にとっては米が一番だということ。
笠井さんは米と雑穀、鶏を一緒に炊き野菜を添えたワンプレートごはんを推奨しています。
タンパク質をとるのにおすすめの食材

さて、タンパク質の不足に気をつけるのが大切だということですが、どのような食材から摂取するのがいいのかを確認してみましょう。様々な食品に含まれるタンパク質ですが、種類によって特徴も違うため色々な食材から摂取するのがおすすめです。
ヨーグルトから摂取できる「ホエイ」
ヨーグルトの主に上澄みの部分に多く含まれているのが「ホエイ」という種類のタンパク質です。もしかするとヨーグルトを食べ始めるときに上澄みを捨てている方がいるかもしれませんが、栄養たっぷりなので捨てないで混ぜて食べるのがおすすめ!「ホエイ」は吸収効率が高いので即効性が高いのが特徴。運動をした後に摂取すれば損傷した筋肉を素早く補ってくれます。
チーズから摂取できる「カゼイン」
「カゼイン」は「ホエイ」とは反対にゆっくりと吸収されるのが特徴。就寝前に摂取することで寝ている間に一日の疲れやダメージを回復してくれるのがおすすめポイントです。ただし寝るギリギリは胃腸にも負担になるため2時間前ぐらいを目安に摂るといいでしょう。
まとめ
こちらの記事では、太りにくい食事法にはタンパク質と炭水化物が鍵になるというお話と、タンパク質を摂るのにおすすめの食材についてまとめました。ぜひ、様々な食品をいろいろと食べることで、バランス良くいろんな栄養を体に摂り込みましょう。健康のためにはとにかく栄養不足を避け、バランス良く食べることが大切です。
元記事:テレワークで体重増が気になるあなたへ。太りにくい「食生活」のコツは、意外にも「タンパク質+炭水化物」だった! /栄養士・笠井奈津子
