カニでダイエットできるのか?ダイエットに適した食材として何を思い浮かべますか?実はカニもダイエットに適した食材のひとつです。
ヘルシーなうえ、痩せやすい体作りに欠かせない栄養素も多く含まれているため、ダイエット中は積極的に摂りたい食材だといえます。
この記事では、カニが痩せる理由やカニダイエットについて紹介するため、ダイエットにマンネリ化を感じている場合などの参考にしてくださいね。
カニでダイエット!?ダイエット中にカニはおすすめ!
体重減量やシェイプアップを目的とするダイエットでは、カロリーや脂質、さらには糖質などに注意した食生活を送る必要があります。
とくに脂肪を溜め込まない料理や、太りにくい体作りに役立つ食材を意識的に食べることが、ダイエット成功における重要なポイントのひとつだといえるでしょう。
そこでおすすめしたいのが「カニ」です。
カニは低カロリー・低脂質・高タンパクである、ダイエット中の優秀食材のひとつとされています。
痩せやすくリバウンドしにくい体作りにも適しているため、単純に体重を落とすダイエットよりも高い効果が期待できるといえるでしょう。
高級食材のイメージがあるカニですが、缶詰であれば手頃な価格で購入できるので、適度に取り入れてみることをおすすめします。
カニとカニカマは同じ?
スーパーなどで気軽に購入できるカニカマは、カニという名前がついていますが別物です。
カニカマの主原料は白身魚のすり身であり、一般的なカニカマにはカニは入っていません。
しかし、カニカマはカニに近い触感と風味になるように開発された食品です。
カニの殻や身などから抽出した成分が含まれたカニエキスが使用されているため、カニを食べているような気持ちになれることでしょう。
また、カニカマも比較的ヘルシーな食材といわれています。
以下は練り製品と比較した際の100gあたりの栄養素です。
カニカマ | はんぺん | 魚肉ソーセージ | |
カロリー | 89kcal | 93kcal | 158kcal |
糖質 | 9.2g | 1.0g | 12.6g |
脂質 | 0.5g | 1.0g | 7.2g |
カニカマは、練り製品のなかではダイエットに向いているといえるでしょう。
しかし塩分はやや高い傾向にあるため、食べ過ぎには注意が必要です。
カニダイエットの方法!おすすめのカニの食べ方とは?
カニはヘルシーで、ダイエットに効果的な栄養素が多く含まれた食材です。
しかし食べ方によっては、せっかくのヘルシーさを台無しにしてしまう恐れがあります。
そのため、ダイエット中にカニを食べる場合は、以下の方法で食べるのがおすすめです。
・茹でて食べる
・味噌汁
・鍋
いずれもシンプルな食べ方です。
新鮮なカニであれば、刺し身も良い食べ方だといえますね。
とくにダイエット中でおすすめの食べ方はカニ鍋です。
カニの甲羅から出汁をとることができるうえ、野菜をたっぷりと食べることができます。
カニの旨味が染み込んだ野菜は、味だけでなく満腹感も得られることでしょう。
カニダイエットが良い理由とは?カニのメリット
カニは低カロリー・低脂肪・高タンパクの食材です。
1食あたり150gとした場合、以下の表の通りの摂取量となります。
比較として、ダイエットに適した食材といわれている鳥むね肉(皮なし)もあわせて紹介しているので、あわせて確認してください。
カロリー | 脂質 | タンパク質 | 炭水化物 | |
カニ(150g) | 84kcal | 1.4g | 19.5g | 0.3g |
鳥むね肉(150g) | 158kcal | 2.8g | 35.0g | 0.2g |
カニは、ダイエット中の人の強い味方であるといえるでしょう。
さらに、ダイエット中に不足しがちな以下の栄養素も摂ることができます。
参考:文部科学省/食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/
ビタミン類
カニには、ダイエット中だけでなく現代人が不足しがちなビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB3(ナイアシン)などが含まれています。
健康的な体作りはもちろん、代謝をアップさせて脂肪燃焼を助ける効果などが期待できる栄養素です。
美容効果もあるため、意識的に摂取したい栄養素ともいえますね。
ミネラル類
ミネラル類が不足すると痩せにくい体になります。
ミネラル類のなかでも、スタミナ維持に欠かせない亜鉛や、貧血を防ぐ鉄分、ストレスを緩和させたり丈夫な骨を作ったりするために必要なカルシウムもカニには含まれているのです。
つまり、カニはダイエットに適した食材といえます。
タウリン
アミノ酸の一種であるタウリンは、スタミナや疲労回復のイメージが強い栄養素ではないでしょうか。
ストレスが溜まりがちなダイエット中では、ストレスからくる疲労感の回復が期待できますよ。
さらに、タウリンはコレステロール値を下げる効果がある栄養素でもあるため、ダイエット中には積極的に摂取したい栄養素のひとつです。
カニはダイエットだけでなく、日常で摂取したい優れた食材といえますね。
アスタキサンチン
カニには、悪玉コレステロールを取り除いたり抗酸化作用をもっていたりするアスタキサンチンも含まれています。
とくにカニの甲羅で出汁をとると、アスタキチンサンを効率よく摂取することが可能です。
カニを丸ごと1杯入手した場合は甲羅で出汁をとって、味噌汁や鍋にすることをおすすめします。
カニダイエットのデメリットとは?食べ過ぎに注意
カニはダイエットに適した食材であることを紹介しました。
一見するとメリットばかりに思えますが、食べ過ぎには注意が必要な食材でもあります。
カニを食べすぎるとプリン体やカリウムを摂取し過ぎる恐れがあり、痛風や下痢になる可能性を高めてしまうのです。
とくに痛風は生活習慣が重なって発症する病気でもあり、一度患ってしまうと再発しやすいとされているため注意しなければなりません。
また、カニを刺し身で食べる際には食中毒にも気を付ける必要があります。
茹でがあまい場合も食中毒になる可能性があるため、生食用か加熱用を確認したうえで食べるようにしてくださいね。
カニダイエットの参考になるレシピを紹介
ダイエットに効果的なカニの食べ方は、茹でて食べたり味噌汁や鍋にして油を使用せずに料理したりする方法です。
とはいえカニは高級食材といわれているため、日常ではなかなか食べる機会がないのではないでしょうか。
カニ缶であれば比較的気軽に取り入れられるため、以下の動画で紹介するレシピを参考に調理してみるのもひとつの手です。
カニ玉豆腐スープ
yasemeshi_labさんの「かに玉豆腐スープ」のレシピです。
カニカマを使用されていますが、カニ缶でも代用できるでしょう。
豆腐が入ったスープなため、腹持ちもよさそうですね。
さらに家庭にある食材で簡単に作れるのも嬉しいポイントだといえます。
時間がない日に、サッと作って食べてみてはいかがでしょうか。
参考:Instagram/yasemeshi_lab
https://www.instagram.com/reel/CZ9V23OFEiD/
ヘルシーかに玉
こちらも同じくyasemeshi_labさんのレシピ、「ヘルシーかに玉」です。
電子レンジで作れるお手軽レシピであり、豆腐が入ったダイエット中に嬉しいレシピであるともいえます。
ふわっとやさしい味だそうで、朝に食べるのもよさそうですよ。
こちらのレシピもカニカマで作られていますが、カニ缶で代用できそうなため紹介しました。
カニカマもヘルシーなため、カニカマで作ってみるのもおすすめです。
参考:Instagram/yasemeshi_lab
https://www.instagram.com/p/CWCr0OIvwIc/?img_index=1
カニかま茶碗蒸し
bulkup001さんのカニカマを使ったレシピ、「カニかま茶碗蒸し」もカニダイエットで活かせそうなレシピです。
材料を全て入れて電子レンジで温めるだけで作れるため、洗い物を減らしたい場合やさっと一品作りたい場合にも適しているといえます。
茶碗蒸しでありながらもカロリーは104kcalとのことで、ヘルシーな一品に仕上がっていますよ。
カニで作れば、さらに風味のよい一品になりそうですね。
参考:Instagram/bulkup001
https://www.instagram.com/reel/Co1t9JHNw-T/
カニダイエットとは何?カニを食べれば痩せるって本当?のまとめ
カニは低カロリー・低脂質・高タンパクであり、ダイエット中において積極的に摂りたい栄養素が豊富に含まれた食材です。
高級食材であるため日常で取り入れにくいとはいえますが、カニ缶であれば比較的取り入れやすいでしょう。
カニダイエットでは痩せやすい体を作る効果も期待できるため、体質改善や健康的に痩せたい人にはおすすめのダイエット方法ですよ。