急に太るのにはただ単純に食べすぎやカロリーを多く摂取したからではありません。急に太る原因としてストレスや病気なども考えられます。セルライトもつきやすくなる傾向もありますのでご注意を。
急に太るは原因を探っていくとストレスか病気などが考えられますが、一時的なものでしたら食べすぎも原因の一つです。食べすぎによって急に太った場合はセルライトがつきやすくなるので気をつけましょう。
急に太るは原因?
徐々に太っていくことはよくあることですが、まれに急激に太ることがあります。
急激に太ってしまっても特に問題ないのではと考えがちですが、実はそこまで簡単なことではありません。ではなぜ急激に太ってしまうのでしょうか。
まず考えられるのが、病気になります。
甲状腺機能低下でも、肝硬変でも急激に太ってしまう症状が現れてしまいます。
そして女性だけがなってしまう卵巣の病気でも急激に太るという症状が出てしまいます。
病気ではなく排泄と食べた物の蓄積でもある程度急激に太ることもあるのですが、やはり病気を考えていくことが一番です。いきなり太ってしまったなど今までとちょっと違うと感じた場合、医師に相談をして原因を調べるようにしてみてください。
急に太るのは病気?
急激に太ってしまうのは病気を考えていかなれければいけません。ではどのような病気で急激に太るのかというと、比較的軽い病気だと甲状腺機能の低下になります。
甲状腺の機能が低下してしまいますと、甲状腺ホルモンが足りない状態になってしまいます。
この状態になると新陳代謝が下がるようになってしまい、体温調整などがうまくできなくなります。
そうなると寒がりになったりなど低体温になってしまうため、体が危険を察知して脂肪をより多くつけるようにして対策をします。
その結果として今までよりも急激に太ってしまう症状が現れてしまいます。
これよりも重い病気になるのが肝硬変です。
肝硬変になるとむくみやすく腹水が溜まりやすくなるなどの症状が出てしまうため、カエル腹になり急激に太ります。女性がなる卵巣の病気でも急激に太る可能性もありますので、今までと違う太り方をしたら病気を考えるようにしてください。
男性女性によって原因が異なる?
急激に太ってしまう原因は男性でも女性でもほとんどが同じ理由としています。
しかし男性にはなく女性だけにある理由も存在しているため、全てが一緒ではなく原因が異なってしまいます。では女性だけがなる原因は何になるのかというと、それは赤ちゃんを育てる機能が関係しています。
女性にある卵巣が病気になってしまうことで、腫瘍が大きく膨らんできてしまいます。大きくなることで体重増加するため急激に太る場合もあります。そして生理に関しても太る原因としていて、排卵日から生理開始日までの期間は高温期になっています。
この時は腸の働きを低下させてしまう女性ホルモンが増加してしまうため、むくみや便秘を酷くしてしまいます。
むくみや便秘により体重が急激に増加することもあります。女性は男性に比べると急に太る可能性は高くなっています。
病気の場合もありますし病気ではない場合もありますので、まずはどの原因で急に太っているのかを調べるようにすることがオススメです。
更年期で急に太る?
更年期障害になると太りやすいと言われているほど有名なことです。
ではなぜ更年期になると太りやすいのかというと、一番の原因としているのが食欲になります。更年期障害の治療をしている場合でも、治療していない場合でもこの食欲が大きく関係してきています。
治療をしている場合、ホルモン補充をすることがあるのですが、ホルモン補充をすると食欲増加の副作用があります。これにより今までよりも食べ過ぎをしてしまいますので、太る可能性を高めています。治療していない場合、精神的にかなり辛い状態になってしまっています。
この辛さを和らげるためにも食欲を増やす場合があるため、食欲増加して食べ過ぎをしてしまい太ってしまいます。
更年期障害の場合、太ることを気にしすぎていると、精神的にかなり辛くなってしまいます。なのでまずは治療に専念をして、症状緩和が出来た時に徐々にダイエットしていきなるべくストレスがかからないようにしていくことがオススメです。
セルライトもつきやすくなる?
徐々に太るよりも急に太るほうがセルライトがつきやすくなってしまっています。
なぜ急に太るとセルライトがつきやすいのかというと、それはより血行不良を起こしやすくなっているからです。
セルライトは老廃物と水分が混ざってしまうことで線維化したちょっとみっともない脂肪になります。
老廃物は血行悪いことで溜まっていくのですが、脂肪がかなり関係してきます。
脂肪が毛細血管を圧迫するため、それによりより血行が悪くなり老廃物が排出できなくて溜まっていきます。徐々に脂肪が付く場合、これも圧迫するのですが、ただ体は徐々に順応して行くのでそこまで血行が悪くなるわけではありません。
しかし急に太る場合は違い、順応できるスピードが追いつくことが出来なく、血行不良がかなり起こりやすいです。
なのでセルライトが非常にできやすい太り方の一つとなってしまっています。急に太るというのはこのセルライトだけではなく、違う部分にも悪影響を与えてしまいます。まず太ってしまう原因を調べるようにして、対応をしていくことがオススメです。
腰痛の原因にもなっている?
急に太ると腰痛が起こりやすいと言われていますし、実際にそう考えている人も多いです。
では本当に急に太ると腰痛になるのかというと、実はあまり関係していません。太ることによって当然ですが、腰に負担がかかるようになってしまっています。
しかしこれは急に太る場合でも、徐々に太る場合でも同様で、負担のかかり方が違うわけではありません。急に太ってしまった場合の腰痛ですが、太ったことというよりもどのような行動をしているのかに問題があります。
太ることで負担がかかるのですが、急に太ってしまった場合、太っていることに自覚がないので今までのように動いてしまいます。
これが腰にかなりの負担をかけてしまう原因で、太っている場合は腰に負担がかからない動きが必要となります。今までのように動いているだけでも負担が大きくなりそれが腰痛を発生させてしまいます。
なのでまず大事になるのが、急に太ったことをなるべく早く自覚することです。
急に太る場合病気の可能性もでてきてしまいますので早期発見が大事です。定期的に体重計にのるなど、自己管理をしっかりとしていくことが一番のオススメです。
糖尿病について
急に太ると糖尿病なのではと疑いを持つことがとても大事になってきています。
糖尿病の場合、症状が重くなればなるほど痩せていくという症状が出るようになっています。なので急に太って場合は糖尿病ではないと考えがちなのですが、実はその考えが違います。
糖尿病の場合、初期段階だと痩せていくというよりも急に太ってきてしまうほうが多いです。
糖尿病は血液にある糖分をうまく処理することができなくなってしまうため、尿で排出するようになります。糖の処理をしてくれるインスリンが出ていないからこそ処理できなくなるわけですが、初期段階だと逆に出すぎる場合があります。
出過ぎると低血糖になってしまうので、体が自然と糖を欲するようになるためより食欲を増やすようにしています。その結果として食べ過ぎをしてしまい急に太るようになってきてしまうんです。
糖尿病は完治するのは非常に困難としている病気で、早期発見ができるか出来ないかでかなり違ってきます。早期発見のためにも食欲はどうなのかそして体重はどうなのかなど自分の管理をしていきましょう。
ストレスが直接の原因?
急に太るのは病気の可能性がかなり大きいのですが、当然病気だけが原因としているわけではありません。ストレスがどのくらいたまっているのかによっても急に太ることがあります。
ではなぜストレスにより急に太るのかというと、食欲と体のバランスが大きく関係しています。
ストレスが溜まり過ぎると、体はこのストレスを発散させようとして何かを欲する場合があります。この欲するものはその人にとって快楽としている部分で、これが食事の場合もあります。
食事をより多くさせてストレス発散させようとするため、今までよりも食べ過ぎをしてしまい結果として急に太ってきてしまいます。
ストレスによってホルモンのバランスや甲状腺ホルモンのバランスなど崩すようになっています。
バランスが崩れると新陳代謝が悪くなり脂肪燃焼ができにくかったり、体温調整が出来ずにより低体温にならないため脂肪をより多く付けさせようと体が勝手にしてしまいます。これでも急激に太りますので、ストレスによっても急に太ることは十分考えられます。
急に太る原因はストレスか病気か?【セルライトもつきやすくなる!】のまとめ
急に太る原因の多くはストレスが関係していますので、たまったストレスは小まめに解消することをおすすめいたします。