サーモンにはダイエット効果があるのでしょうか?脂がノリノリでトロリとした触感のサーモンが大好きという人も多いはず。最近、サーモンダイエットというのが話題になっています。
サーモンは魚なので肉類に比べたらダイエット効果はありそうですが、脂質が多そうだから食べると太りそうですよね?今回はサーモンダイエットの効果や方法、おすすめレシピについてご紹介していきます!
サーモンダイエットとは?
サーモンダイエットとは文字通りサーモンを食べてダイエットするということです。
ただし、ただサーモンを食べていればダイエット効果があるというものではありません。
ダイエット中の食事にサーモンを上手に取り入れることによって、ダイエット効果をより高めることができるのです。
サーモンダイエットの効果とは?
ダイエット中の食事に大切なのは、高たんぱく低脂質の食品です。
サーモンには、たんぱく質が多く含まれているのでダイエットに適した食品と言えます。
また、サーモンの身をピンク色にしている「アスタキサンチン」という色素には、皮下脂肪や内臓脂肪を低下させる働きがあります。魚の中でも白身魚は特に高たんぱく、低脂質、低カロリーなのでダイエット中の食事に適していると言われています。
白身魚というと、鯛やタラ、ヒラメを連想すると思いますが、実はサーモンも白身魚だという事をご存じでしたか?サーモンは鯛やヒラメなどに比べて値段もリーズナブルなので、サーモンダイエットはおすすめです!
サーモンダイエットの方法とは?
では実際にサーモンダイエットを始める場合どうしたらいいのでしょうか?
ダイエット中の食事に上手にサーモンを取り入れていく、サーモンダイエットの方法をご紹介します。
サーモンダイエット:食べる量
ダイエットするのですから、大量に食べるのはNGです。
サーモンには脂質が少ないと言われますが、食べ過ぎると当然太りますし脂質異常を起こして体調を崩すことにもなります。
そのため、1日に食べる量は100g、手のひらに乗るくらいの大きさがサーモンダイエットには適しています。
サーモンダイエット:食べる時間
サーモンダイエットでサーモンを食べる場合、夜食べることをおすすめします。
塩分は腎臓が分解して排出する働きをしていますが、腎臓が最も活発に活動するのは18時頃と言われています。
焼き鮭などは朝ごはんの時に食べたくなりますが、基本的に和食は塩分が高いため夜食べたほうが塩分が多い食材を消化しやすくなるのです。
サーモンダイエット:食べる回数
サーモンは1日に大量に摂取しなければいいので、決まった量を守っていれば毎日食べても大丈夫です。
サーモンは100gで200kcalなので、他に野菜を多く食べるような工夫をすればサーモンダイエットの効果は高くなります。
サーモンダイエットおすすめレシピとは?
サーモンダイエットが効果があると言っても毎日同じサーモン料理を食べていると、さすがに飽きてきますね。
サーモンは工夫次第でいろいろな料理にできるので、飽きずにダイエットを続けるためにも美味しいサーモン料理を作りましょう。
どれも低糖質で高たんぱくな料理で、簡単にできるのでサーモンダイエットにおすすめです。
サーモンダイエットにおすすめのレシピはこちら!
サーモン刺身
魚料理の中で最もダイエットに適しているのは刺身です。
炒め物などに比べて余計な油を使わないので脂質が少なくて済みますし、調理する手間がかからないので手軽に食べられますよね。
サーモンの刺身と一緒に海藻類や野菜を食べるようにしましょう。
サーモンアボカド丼
食事制限が続いて空腹感が強くなった時には、サーモンアボカド丼がおすすめです。
サーモンの刺身とアボカドをご飯に乗せただけのシンプルな丼ですが、アボカドの濃厚さで食欲を満足させることができます。
サーモンユッケ
醤油だけの味付けに飽きてきたら、サーモンユッケがおすすめです。
ごま油やネギの香味が単調な味に変化を与えてくれます。
材料(1人分)
サーモン…100g
醤油・ごま油…小さじ1~2
砂糖・コチュジャン・にんにく・ショウガ…少々
きゅうり・ネギの千切り…お好みで
卵黄…1個
作り方:サーモンを1cm角に切って卵黄以外の調味料で和えあたら、きゅうりとネギを添えて最後に卵黄を乗せたら出来上がりです。
食べる時に卵黄をからめながら食べると、トロリとした濃厚な味わいが楽しめます。
サーモンポキ
ハワイのローカルフード「ポキ」もおすすめです。
刺身の「漬け」に似ていますが、すりおろしニンニクとごま油で味付けをします。
材料(1人分)
サーモン…50g
アボカド…1/4個
すりおろしニンニク…小さじ1/2
ごま油…小さじ1/2
醤油…大さじ1弱
白ごま…少々
作り方:サーモンとアボカドを1cm角に切り、その他の調味料で和えたあと白ごまを散らします。
ご飯に乗せるとポキ丼になりますが、カロリーを抑えたい時にはレタスなどのサラダの上に乗せても美味しくいただけます。
さらに豆腐を加えると美味しさがアップする上に、カロリーを増やさずに食事量が増やせます。
サーモングラタン
ダイエットによる食事制限が続いて、こってりしたものが食べたくなったらグラタンはいかがでしょうか。
マカロニの代わりにじゃがいもを使うことで、糖質が抑えられます。
じゃがいもはマッシュしてホワイトソースの代わりにもするので、糖質とカロリーを大幅に抑えることができます。
チーズは脂質が多く含まれますが、チーズの脂肪は脂肪が蓄積するのをおさる効果がある中鎖脂肪酸と短鎖脂肪酸なので、食べすぎなければ大丈夫です。
材料(1人分)
サーモン…100g
じゃがいも…1個
たまねぎ…1/4個
牛乳…50cc
バター…小さじ1
とろけるチーズ…適量
作り方:
じゃがいもは1cm程度の厚さに切って、ラップをしてレンジで柔らかくなるまで加熱して、つぶしたものに牛乳、バターを加えて混ぜ塩コショウでかるく味付けします。
サーモンの切り身の上にスライスした玉ねぎを乗せ、さらにマッシュしたじゃがいもを乗せ、最後にチーズをのせてオーブンやトースターで焦げ目がつくまで焼きます。
コーンやほうれん草、キノコ類を乗せると低カロリーで満腹感が得られるので、さらにおすすめです。
サーモンダイエットの効果はある?痩せる理由や低糖質レシピのまとめ
サーモンダイエットについてご紹介しました。
ダイエットの食事制限で、鳥のささ身や卵、温野菜など同じものを食べ続けるのは辛いものです。
栄養がかたよったり、ストレスが溜まったりして体調を崩すこともありますので、脂質や糖質を抑えながらも美味しくダイエットできるサーモンダイエットはおすすめです。
ダイエット用の食事を作る時に、手が込んだレシピでは面倒で長続きしなくなりますが、サーモンダイエットは刺身でそのまま食べられるところもいいですね。
ウォーキングやスポーツジムなどで運動をしながら、食事にサーモンを取り入れるサーモンダイエットを実践していけば、ダイエット効果が高まって効率よく体重を減らしていくことができます。
美味しく食べながらストレスを溜めずに体重を減らす、理想のダイエットができるのがサーモンダイエットなのではないでしょうか。