ダイエットを効果的にするならARを使う?拡張現実で痩せるのか?

AR VR
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ダイエットの方法も日々進歩していますが、最新技術ではAR(拡張現実)の技術を取り入れて効果的にダイエットをする方法があります。これから大注目のダイエット方法なので是非チェックしてください。

昨今ではスマートフォンのアプリケーションソフトにも姿を現した「AR」。よく耳にするけれど、何のことかよくわからない……という人もいるかもしれません。今回は、このARの技術がダイエットに役立つことが判明したという話とともに、この理論を利用したおすすめの食欲抑制法をご紹介します。ダイエット中の人は必見です!

目次

最新の技術「AR」がダイエットに役立つって、どういうこと?

ARとは「Augmented Reality」つまり「拡張現実」のことです。

私たちが実際に得ている視覚・聴覚・触覚といった外部からの情報を、コンピュータ処理により追加したり、削減したりする技術を「AR」と呼びます。

現在ARが実装されているものとしては、眼鏡のように装着する透明なディスプレイに、ディスプレイを装着している人が見ている対象物に重ねて画像や映像、説明などを表示するタイプの情報提供システムなどがあります。

まるで、SF映画に出てくるアイテムのようですが、この技術は既に実用化されているのです。

このARの技術をダイエットに応用できないか……といった研究が、国内で行われています。

その方法は、意外とシンプル。

この理論を応用すれば、無理なく食欲をコントロールでき、ダイエットにつなげることができるのです。

食べ物が大きく見えるだけでダイエットに

現在研究されているARの技術は、専用ゴーグルを装着して食品を見ると、実際よりもサイズが大きく見える……と言うもの。それだけならオペラグラスなどで十分なのでは……?と思えますが、この研究のすごいところは、食べ物だけを大きく見せ、視界に入ってくる自分の手は元のサイズのまま、というところなのです。

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拡大スコープにありがちな遠近感に戸惑うことがないため、違和感なく食事ができます。

満腹感をもたらすのは食事の量だけではなかった!

一般的なダイエットでは、カロリーや食事量を制限する方法が主流です。

他にも、血糖値の上昇を抑制するなど、物理的な手段で痩せようとするものが普通です。

そんな中、私たちの食欲そのものに働きかけ、食べる量を減らしてしまおうというのが、ARによるダイエットの研究なのです。

実際よりも量が多く「見える」ことがポイント

このダイエット用のARの実験では、食べ物を実際の1.5倍のサイズに見せた時は、食事の摂取量が10%ほど減り、反対に小さく見せると摂取量が増える……という結果が出ています。

つまり、目から入った情報が満腹感を左右するということなのです。

食べ物が多く見えた方が、少なく見えるよりも満腹を感じやすくなり、食事量が抑えられるのです。

これまでは、満腹を感じるには、食事により満腹中枢が刺激されることが重要と考えられてきました。

脳

確かに、血糖値の上昇や食欲抑制ホルモンによる満腹中枢への刺激は、人がお腹いっぱいと感じるためには重要です。

しかし、ARによる実験で、満腹を感じさせる1つのファクターが「視覚」であることが判明しました。

色彩による食欲の亢進・減退はよく知られているところですが、目から入った情報は、思いの外様々な場面で私たちの身体に影響を与えているのですね。

ARゴーグルは難しいけれど……

研究段階のARの技術を、すぐに一般人のダイエットに使用するのは難しいと言えます。

ただ、このゴーグル開発の根底にある理論はすぐに応用できます。

つまり、食事の量を実際よりも多く見せる……という、視覚を欺く方法です。

食器のサイズで食欲をコントロール

ARゴーグルでは、食べ物を大きく見せることがポイントでした。

これは、実は意外と簡単なのです。

私たちの視覚は非常に騙されやすく、もの自体が大きくなくても、大きく見せることができるのです。

ダイエットにおいて、無理なく食欲をコントロールしたいのなら、食器のサイズを小さくするのがおすすめです。

青い食器

大きな皿に盛るよりも、小さな皿に盛る方が同じ量でも多く見えます。

ポイントは、脳が「たくさん食べた」と感じることです。

大きな皿に盛って、皿に隙間が多くがらんとしていると、食事量が少なく感じてしまいます。

しかし、小さな皿にぎっしりと盛ってあると、たくさん食べたと錯覚しやすいのです。

食べていないのに食べていると勘違いする。騙されやすい視覚を上手に利用すれば、食事制限も無理なく行えそうです。

さらに色彩も利用して

皿の大きさを意識するとともに、色による食欲の変化も利用しましょう。

おすすめは、テーブルクロスをブルーにすること。

テーブルクロス 青

真っ青なクロスを敷くことで、食欲を落ち着かせる効果があります。

食べ物そのものに青い色をつけると、おいしさも半減してしまいます。

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目に入るところにブルーを用いて、視覚による食欲減退効果をアップさせて。

ダイエットを効果的にするならARを使う?拡張現実で痩せるのか?のまとめ

ARのダイエット理論を応用……と言うと、何だか複雑な感じがしますね。しかし、実際は料理を多く見せるか少なく見せるかという、非常にシンプルなもの。今日からでもすぐにトライできそうです。食事による満足感の一端を担うのは、視覚。量のみならず、美しく盛りつけることも大切かもしれません。見た目も満足できる1皿を用意して、上手に食欲を抑制してくださいね。

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