じゃがいもダイエットとは食事を減らして食前にじゃがいもを食べるダイエット方法ですが、意外にも効果が高いという口コミがあります。じゃがいもダイエットの成功のポイントとは?
じゃがいもダイエットは効果が高いと評判のダイエット方法なんです。じゃがいもは炭水化物なのにダイエットに踏不向きでは?と思いますが、方法を適切にすることで成功する可能性が高まります。
じゃがいもダイエットとは?
じゃがいもは私達の身近にある食材で、様々な料理に使用されています。ポトフもそうですね。
自分もじゃがいもが好きで、特に好きな食べ方といえば、ふかしたじゃがいもにバターをのせてそのまま頂くのがとても美味しくて好きです。(余談でした 笑)
そんなじゃがいもがダイエットにいいとの事で、その名もじゃがいもダイエットというらしいですが、では具体的にじゃがいもダイエットとはどういうものなのかを調べてみました。
じゃがいもダイエットとは、じゃがいもを食べるダイエットです。
じゃがいもにはデンプンが豊富に含まれています。デンプンとは簡単に言うと炭水化物の一種です。デンプン=炭水化物と考えて貰って問題ないと思います。
ちなみに、砂糖(ショ糖)、ブドウ糖、果糖、乳糖も炭水化物の一種です。食材で言えばお米やパンなどが、炭水化物が多く含まれている代表的なものです。
そんな、じゃがいもに炭水化物が豊富に含まれているという事実。
ではなぜ、お米やパンではなく、『じゃがいもダイエット』というのが存在するのでしょうか。
じゃがいもダイエットの効果は?
じゃがいもダイエットの効果について、インターネット上で様々な報告が上がっています。その大半が、『痩せる事が出来た』というものでした。
一例として、
体重:81.6kg
ウエスト:87.5cmだったのが3週間後、
体重:79.8kg (マイナス1.8kg)
ウエスト:82.0cm (マイナス5.5cm)
なんと、体重マイナス1.8キロ、ウエスト5.5センチのサイズダウンに成功したとの事です。
また、じゃがいもダイエットを続けると他にも嬉しい効果があるそうです。
じゃがいもに炭水化物の一種であるデンプンが含まれているのは上記の冒頭の通りです。そのデンプンの一部に、『難消化性でんぷん』というのが含まれているとの事です。
『難消化性でんぷん』は、脂肪の吸収を抑えたり、血糖値の上昇を穏やかにしたり、大腸まで届いて善玉菌のエサとなり、大腸の細胞のエネルギーとなる酪酸を多く作らせるなど、腸内環境を改善する働きもするそうです。
更に、じゃがいもに含まれるたんぱく質やポテトプロテインが、腸から出る満腹ホルモンやコレシストキニンを分泌させ、満腹中枢に働きかけるのだそうです。
じゃがいもの効果はダイエットだけではなく、健康にも良いみたいですね!
じゃがいもダイエットの方法は適切に
そんなじゃがいもダイエットは食べる事無くして効果は無いわけですが、どのような方法で行うのでしょうか。ここではじゃがいもダイエットをどのようにして行ったのか、そのやり方の代表例を挙げていきたいと思います。
・食事前に、必ずじゃがいもを1個以上食べる(電子レンジで温めたものを皮ごと食べる)毎食できるだけ主食と副食をバランス良く食べる。
なぜ食事前にじゃがいもを摂る必要があるのか。それは、じゃがいもが満腹中枢に働きかける効果を狙っているのですね。
その結果、食べ過ぎを抑える事が出来る。じゃがいも効果を最大限に感じるなら、食事前30分前に食べるが良いそうです。
この2点だけを行い、ダイエットに成功したのです。
じゃがいもは電子レンジで温めたものをそのまま食べるだけではなく、肉じゃが、カレーライスなど、料理の食材としても活用していました。
そしてじゃがいもに偏る事をせず、バランスの良い食事をすること心がけていました。そして、食事前にじゃがいもを食べる事によって、その後の食事量が少なくても満足出来たとの事。
つまり、じゃがいもダイエットの真髄は、食事前に摂る事にあるようです。
痩せるの?
じゃがいもダイエットは食事前にじゃがいもを摂り、満腹中枢を刺激する事で食べる量を少なくし、ダイエットを成功させるというのが真の狙いです。
じゃがいもダイエットは正しいやり方をすれば痩せる可能性が高くなります。
ただ、そんなじゃがいもダイエットもやり方を間違えると全く意味が無くなります!その注意点を挙げていきたいと思います。
「ダイエットにいいからといって食べ過ぎない」事
これはどのダイエット方法でも基本です。
じゃがいもはダイエットに効果的な食材である一方、お米やパンなどと同様に炭水化物の宝庫です。『ダイエットにいいのね~』とばかりにじゃがいもをたくさん食べる事は、ダイエットの効果が薄れるどころか、かえって太る原因にもなってしまいます!
じゃがいものカロリーはお米の半分以下。
そして満腹になりやすい食材です。ですが、それに甘える事は厳禁。食べ過ぎなければじゃがいも効果を受ける事が出来ます!
しつこいようですが、『食事前に摂る事でその後の食事を少なく出来る』これが一番大事。
じゃがいもダイエットとは、じゃがいもを食べる事によって得られる様々な健康メリットだけでは成り立たないのです。
炭水化物だよね?
じゃがいもにはデンプンが含まれています。デンプン=炭水化物というのは説明した通りです。
じゃがいものデンプンの一部に難消化性でんぷんが含まれているという話もしました。今回はその難消化性でんぷんについて話をしたいと思います。
じゃがいものデンプンの一部に含まる難消化性でんぷんですが、別名『レジスタントスターチ』といいます。
大抵の炭水化物は、人体の小腸に辿り着くまでに消化されます。ですが、レジスタントスターチは、人の小腸を越えて大腸まで届きます。
大腸までレジスタントスターチが届くと、
- エネルギーになりにくい
- 整腸作用がある
- 生活習慣病の予防効果
これらの効果があると言われます。
エネルギーになりにくいという事は、太りにくいという事です。つまりレジスタントスターチを含むじゃがいもはダイエットに適した食材であるという事です。
また、じゃがいもを加熱後に冷やすと、レジスタントスターチの量が2倍以上になるという研究結果もあるそうです。
成功した口コミは?
じゃがいもダイエット自体がここ近年のものなので、実際に成功・失敗したかのサンプル自体があまり多くないというのが正直な所になりますが、失敗したという口コミは見たことをあまり見かけません。
じゃがいもダイエットは、とても理にかなっているダイエット方法だと思います。
- じゃがいもに含まれるたんぱく質やポテトプロテインが満腹中枢に働きかける
- じゃがいもに含まれるレジスタントスターチはエネルギーになりにくい(太りにくい)
ですが、『満腹中枢に働きかけ、太りにくい性質を持つ』というとてもいい食材であっても、食べ過ぎてしまうと痩せられないのは当たり前の事です。
『じゃがいもダイエットがうまくいかなかった!』という方がいるとすれば、やり方が間違っていたり(食事前にじゃがいもを摂らなかったり)、じゃがいもの存在に安心してしまい、いつも以上に食べてしまったからではないでしょうか。
正しいやり方を実践すれば、じゃがいもダイエットの恩恵を最大限に受ける事が出来るはずですよ。
じゃがいもダイエットは効果が高い?ご飯の代わりになるレシピは?のまとめ
じゃがいもは糖質も多く含んでいますので、多く食べてしまうとダイエットは失敗になってしまいますが、食事を減らしてじゃがいもを食べる方法ではダイエットに効果が期待できます。