痩せ体質では太れないという悩みを持ちますが、その痩せ体質を効果的に改善させる方法にはどのようなものがあるでしょうか?太れる食べ物や運動などもご紹介しています。
痩せ体質を改善させるためには「食べる」事に意識を集中させるのが原則です。痩せ体質の方の多くは食が細い方が多いのでまずは効果的な食べ物を食べる、そして筋トレなどの運動をすると引き締まった体を手に入れることができます。
痩せ体質とは?
インターネットで目にする事の多い痩せ体質という言葉。
見出しは、痩せ体質を作る事で免疫力をあげ太らない身体にしようというものがほとんどです。しかし、痩せているからといって必ずしも健康的であるかといえば実はそうでもありません。
その証拠に、今回あげる痩せ体質の場合は、太りたくても太れないという近年の若者の身体をさします。太りたくても太れない…太っている方達からすれば何て羨ましい悩みなのでしょう。(太れなくて悩んでいる方には大変申し訳ありませんが、日々ダイエットに苦戦している私から見るとホントにうらやましい)
痩せ体質のデメリットは、運動するにもなにをするにも非力になりやすいという事です。
理由は、体温が低く、それに伴い免疫力がとても下がっているからだといわれています。ここ20余年ほどで人々の体温はとても低くなっており、35℃台がほとんどだといわれています。
その証拠に、太っている人って基本、暑がりです。
体温1℃下がる度に免疫力は30%落ちるとされているので、風邪にかかりやすいなどの症状を持っている人は、この痩せ体質による体調管理により注意が必要だといえるでしょう。
痩せ体質を改善するには?
痩せ体質を改善するには、まずその身体の基礎代謝をあげる事が大切になります。
その為には、酵素や乳酸菌、アミノ酸といった身体に必要な栄養素を充分取り入れる事が必要だといえます。というのも、元々痩せ体質とはいわば虚弱体質だという事なので、身体の免疫力をあげる為に必要な栄養素が足りないという事です。
アトピー体質の方などと同じで充分な栄養が行き交わない身体がきちんとした機能を果たせるはずもありませんから、ちゃんと栄養を取っていきたいですね。
例えば、代表的な酵素などは納豆やヨーグルト、野菜各種に含まれています。
ヨーグルトなんて乳酸菌も含まれているので、有効な健康食品です。
さて、これを聞き、酵素ってダイエットにいいんじゃないの?なんて思われるかもしれませんが、要は太るにも痩せるにも充分必要な量を摂取する事が必要であるといえるのです。という事で、痩せ体質を改善する為に一番効果的なのは、主食、副食、副菜をバランスよくとる事だといえるのではないでしょうか。
太る方法はないの?
特に女性の場合、ずっとモデル体型がいいとされてきましたが、数多くの男性の要望通り胸やお尻など出るべきところは出したいのが良くなってきたようです。
また、女性が少し太った方がいいとされるのには、妊娠し出産する際難産になってしまうからというのがあります。
痩せすぎると母子ともに産まれるまでの労力がもたないという理由があるんですね。もちろん、だからといってただ太っただけでは健康への影響があるので注意が必要です。健康的に、かつ赤ちゃんへの負担がないようにとを考えて太らなくてはなりません。
健康的に太るには、方法は2つあります。
1つはご飯、お肉、お野菜とバランス良く食べて足りない栄養素をきちんと補う事。だからといってただ食べればいいというワケではありません。
確かにただ太る為ならば沢山食べる=太れますが、その場合はむしろ肥るという言葉の方が合うのではないでしょうか。
そこで、健康的に太りたい為に必要な事2つ目が運動です。
「痩せる為にも運動しなきゃなのに太りたくても運動しなきゃだめなの?」と思うかもしれませんね。
要は太る為に筋肉で質を増やしましょうという事であり、それこそが無駄に太りすぎない健康的なデブエットであるといえるのです。筋肉が増えると自然に体力もつくので効果的ですよ。
診断するには?
自分が痩せ体質なのかどうかを診断するには、まずはBMIを調べる事が一番です。BMIは体格指数の事で、
体重÷身長(m)÷身長(m)
という計算式を使う事で肥満か痩せすぎかを調べる事が出来ます。
- 標準は18.5~25
- 18.5未満が痩せ
- 25以上30未満が肥満
- 30以上が高度肥満
私の場合は身長が160cmなので、1.6m。体重は約50kgです。
計算してみましょう。
50÷1.6÷1.6=19.5
計算してみると18.5~25の間になるので標準にあたります。
ですがそれでもギリギリ20代に近いと自覚した方がいいのかもしれません。
というのも、近年は小太り気味(25~27)の方が最も病気にかかりにくいといわれているのです。
このように数字にしてみるだけでもかなり自覚出来ますね。
また、血糖値も測る事をおすすめします。
摂取するといいとされているブドウ糖ですが、そのほとんどは脳が持って行ってしまい、結果身体に吸収される分は減ってしまいます。ありすぎてもなさすぎても、糖尿病の問題は痩せていても危険ともいわれていますから、血糖値を調べて正常値にあるかどうかを見て貰いましょう。
筋トレは?
まず始めに、消費カロリー>摂取カロリーにならないよう運動する事が太る上では大事になります。
ダイエットならば食べた分動けですが、太りたいなら動いた分食べる!が基本だと覚えておいてください。
また、運動には2種類あるというのはご存知でしょうか?
それは、有酸素運動と無酸素運動です。
ダイエットでは脂肪燃焼を目的としているので有酸素運動が主流ですね。しかし、太りたいなら筋肉を増やす事が目的なので無酸素運動を行うのが基本です。
無酸素運動は、いわば筋トレ。
1セット10回など短期的に出来る運動(腹筋や腕立て伏せなど)を行います。なので1日何キロみたいなマラソンなどはしません。
その際、出来るだけ1つの動きに時間を1秒でも長くかける事で大きな負荷をかかります。そうする事でひ弱だった筋肉が段々と刺激され、もっと頑張らなくちゃと増えていってくれるんです。
お家でも出来ますが、最近では気軽に行けるスポーツジムもだいぶ増えてきています。
ぜひ、信頼できるトレーナーを見つけて頑張ってほしいですね。
ちなみに、先述した通り無酸素運動後は筋肉をつける為に行う運動なのでプロテイン摂取は欠かさないようにし、お腹が空いたら沢山ご飯を食べる事が成功の秘訣であるといえるでしょう。
有効な食べ物は?
太りたいなら、まずは大食いになろうとドカ食いから挑戦する方達がとても多くなってきているように感じますが、確かにドカ食いは効果的ですが、出来れば健康的に太りたいですよね。
そこで、太りたい人の為の太る食事方法について少し調べていってみたいなと思います。
まず始めに、太りたいけど太れない方の中には、胃腸が弱いという方も少なくありません。お肉や油料理だけを食すというのは、中には胃腸の負担から避けたいという方もいるのではないでしょうか?
そこで一番おすすめなのがご飯やパンといった炭水化物です。
特にお餅なんかは、赤ちゃんのいるお母さんにはおっぱいの出が良くなるなんて言われるほど栄養がたっぷり。1個でご飯2杯分の栄養が取れるので、2~3個たべただけでもあっという間に必要なカロリーを取る事が可能です。
イタリアンや中華などは油料理ですが、日本の定食ならば野菜もお肉もお魚もバランスよく取れる食事ですね。丼ものもご飯は1.5~2杯分入ってるのでおすすめですが、野菜を取りたいのでサラダも食べましょう。
また、食べるタイミングですが、ご飯の量の比率は朝:昼:夕は5:3:2で食べるといいとされています。これを夕の分を増やすと、寝ている間はそれほど消費されないので蓄積されやすくなります。
ぜひ、試してみてくださいね。
痩せ体質を改善させる方法は?【太る食べ物と筋トレ方法!】のまとめ
痩せ体質をお持ちの方はダイエッターからみるとものすごくうらやましいことですが、当人は深刻な悩みでもあります。太るためにはやはり食べるというのが基本です。