ダイエット中は焼肉を食べれない?そんなことはありません。食べ方や食べ合わせを工夫することで、ダイエット中でも焼肉を食べることができます。太らない食べ方と翌日の対策法は?
ダイエット中でも焼肉食べたいですよね。無理に我慢するのではなくちょっとした工夫で焼肉を食べても太らなくなります。食べ方に注意して食べ合わせにも気をつけることでダイエット中でも焼肉を食べられます。
ダイエット中の焼肉の太らない食べ方とは?
ダイエット中に焼肉なんてもってのほか!と思ってらっしゃる方、非常に多いと思います。
しかし、焼肉そのものが太るわけではありません。「焼肉を食べたら太る」、この原因はズバリ「食べ過ぎ」!
ビール片手にカルビをたらふく食べ、おまけにデザートもしっかり食べる。
そんな至福の行動がカロリーオーバーとなり、太る原因になってしまいます。
そもそも肉は、たんぱく質が多く、鉄分やビタミンB群など、人間の生命活動に必要な栄養素が沢山含まれています。体の組織形成だけではなく、体内での糖質や脂質の代謝にも使われるんです。
「ジュージューと肉を焼く」、これが実は、ダイエット中に焼肉を食べても太らない第1のポイント。
しっかり焼くことで余分な脂が落ちるので、肉の部位にもよりますが、5~30%のカロリーダウンが期待できるんです!レア気味が好きな方も、ここはぐっと我慢して、しっかりお肉を焼くようにしましょう。
第2のポイントは、「食べる順番」
まずはサラダ類を最初に食べ、空腹感を抑えると共に、食べ物を消化しやすい状態にします。
アルコールを飲む際は、なるべくカロリー控えめのものを。
いよいよ肉のオーダーですが、様々な部位を、カロリーが少なめのものから順番に食べるようにします。
また、肉の次は野菜、と交互に食べることでお肉の食べ過ぎを防げます。
焼肉のシメに冷麺、ビビンバ、デザートをいきたいところですが、ここも控えめに。炭水化物は麺類かご飯ものかどちらかをひとつ。デザートはアイスクリームやケーキより、果物を。
食べる順番や内容を少し変えるだけで、ダイエット中でも太るのを気にすることなく焼肉を食べられますよ!
ハラミ?ホルモンはOK?ダイエット中はどの部位を食べるべき?
ダイエット中でも焼肉はOK!とはいえ、果たしてどの部位を食べるべきなのでしょうか。ホルモン類やカルビはやっぱり我慢?
いえいえ、そんなことはありません。
食べる順番の鉄則、「カロリーは少なめのものから順番に」を守れば、盛り合わせを注目しちゃっても大丈夫です!
まずは、レバーやハツ、ミノなどのホルモン類からスタート。
たんぱく質が多く、脂質が少ないのです。噛みごたえもありますから、少量でも満足感が得られますね。
ホルモン類を堪能したら、次はタン、ハラミやロースなどの赤身系を。
タンは、なるべく塩系を選び、レモン汁をたっぷりと。
赤身系のお肉は、脂肪燃焼の効果があり、一説には、代謝を上げて脂肪を燃やす働きのある「Lカルニチン」という成分が多く含まれているとも言われています。
そして終盤。ここでカルビや豚トロなど、カロリー高めのお肉を。
前半で低カロリー、栄養価の高いものを食べているので、脂身の消化も助けてくれますし、終盤に食べることで、食べ過ぎも防げますよ。
ダイエット中だからといって、この部位は食べちゃダメ、この部位だけ食べるべき、というのはありません。最近ではメニューにカロリー表示をしている店舗もありますから、それも参考にして下さいね。
食べ合わせについて
ダイエット中の焼肉の食べ方、部位についてお伝えしてきましたが、いくら効果があると言えども、やはりお肉だけでは栄養価も偏ってしまいます。サイドメニューをうまく組み合わせることで、ダイエット中の焼肉で効果のある食べ合わせができるんです!
まずは先程も紹介した「タン塩にはレモン汁をたっぷりと」。お肉だけでは摂取できない、ビタミンCやクエン酸を摂取できますから、血液もサラサラ、体の代謝機能もアップしてくれます。ネギもたっぷりのっていると更に良いですね。
カルビなど、カロリーや脂質多めのお肉を食べる時は、サンチュで巻いて食べるようにしましょう。
お肉と同時に野菜を摂取できますから、お肉だけ食べる場合よりも食べ過ぎを防げますし、消化の助けにもなります。サラダやキムチ、ナムルなどを一緒に巻き込んで食べるのも良いですね。
サラダも、海藻や魚介類が入っていれば、食物繊維やタウリン、ミネラルも摂取できるので、翌日以降に疲れを残さない、余分な物を排出しやすいなど、代謝機能アップに嬉しい効果が期待できます。
また、キムチも発酵食品ですし、唐辛子のカプサイシン効果がありますから、これも代謝機能アップの為に積極的に食べたいですね。
効果的な焼肉の食べ合わせを行って、ダイエット中でも焼肉を楽しめます。
ご飯はNG?
焼肉を食べていると、どうしても食べたくなるのがご飯。
タレのたっぷりついたお肉をご飯と一緒に口の中へ。いやあ、たまりませんね。
しかし、「炭水化物ダイエット」というジャンルがあるくらい、ご飯はダイエットの敵になりつつあります。その原因は、ご飯に含まれている糖質。
糖質を過剰に摂取すると、血糖値の上昇だけでなく、体内での栄養素の変化の過程で、皮下脂肪が増えてしまう結果にもなるんです。焼肉はどうしてもお肉がメインになってしまいますから、やはり糖質は控えたいところ。
とはいえ、糖質も体には必要な栄養素であることに変わりはありませんから、どうしてもご飯を食べたい!という場合は、食べ方を工夫してみましょう。
オススメはビビンバ。
ナムル、キムチなど、サイドメニューでオススメしたものがたっぷり入っています。ご飯と同時に消化や代謝をサポートしてくれる食材を食べられるので一石二鳥!仲間とシェアして量を減らしてみるのもいい方法です。
また、白米、ビビンバに限らず、ご飯を食べた場合は、ビールなどのアルコールやジュース、デザートなど、糖質が多めのものは控えるようにしましょう。
全体のバランスを整えれば、ダイエット中の焼肉でも、決してご飯がNGではありませんよ!
次の日の対策は?
さて、食べる順番や組み合わせを工夫して食べた焼肉でも、翌日には「ダイエット中なのに焼肉食べちゃった」と、後悔の念に駆られる方もいるかもしれませんね。
ダイエット中に焼肉を食べた次の日の対策として、デトックスと胃腸を休めることを心がけるようにしましょう。
豆腐や納豆などの植物性たんぱく質、ごぼうやきのこなど食物繊維が豊富で脂質を減らす効果のある野菜を多めにとるなど、和食をメインにすると、胃腸にも負担がかかりにくく、デトックス効果も期待できます。
また、メニューにもひと工夫を。
味噌汁や野菜スープで体を温め、代謝機能を下げないようにします。
お肉が食べたくなったら、鶏肉でヘルシーに。ご飯をしっかり食べてしまったなら、ご飯を減らしたり、いも類など糖質の高い野菜は控える。
アルコールやジュース類が多かったなら、お茶を飲むようにする。デザートが食べたくなったら、洋菓子よりは和菓子を。
ダイエット中に焼肉を食べても、次の日にヘルシー対策をすれば大丈夫。
食べ方やメニューを工夫して、ダイエット中の焼肉をおもいっきり楽しんで下さいね!
ダイエット中も焼肉が食べたい!【おすすめの部位はハラミ?ホルモン?】のまとめ
ダイエット中だからといって、すべてを我慢するのではなく、太らない工夫をするだけでダイエットは楽なものとなります。焼肉も同じです。ライス大盛りにカルビなど脂質の多い焼肉ばかりのみを食べてしまうとやはりダイエットには逆効果ですが、食べ順や炭水化物の制限などをして楽しめばダイエット中でも楽しめます。