痩せにくい人がいる一方、すぐに痩せてダイエットを楽に成功させてしまう人もいます。体質が原因で痩せにくいということがありますが、それを改善させて基礎代謝をアップさせることができれば、痩せやすい体を手に入れることができます。
痩せにくい原因は体質だけと思っていませんか?普段の生活習慣も密接に関係していますので、まずは知識を入れて体質を改善して基礎代謝をアップさせましょう。痩せにくいとダイエットを諦めている方は必見ですよ。
痩せにくい原因とは?
どんなに頑張ってダイエットしても痩せなくて悩んでいる人っていますよね。
痩せないのには様々な原因があり毒素による基礎代謝の低下やセルライトの付着などの原因があります。
毒素が溜まるとは?
まず、体に毒素がたまると基礎代謝が低下してしまい、食事量や運動量を見直しても痩せにくくなるのです。
毒素は生活している中で、知らず知らずのうちに体内に取り込まれ蓄積されていきます。外から入り込むものとして
- 大気汚染
- タバコの煙
- 紫外線
- 排気ガス
- ストレス
- 睡眠不足
なども原因のひとつです。
毒素がたまると基礎代謝が低下してしまい、栄養素の吸収率が下がるため痩せにくくなるのです。
セルライトも関係
また、セルライトが体に付着してしまうことも大きな原因のひとつです。
カロリーの摂り過ぎや血行不良、むくみを放置してしまうことにより、老廃物や水分が脂肪と手を組んでセルライトにかわるのです。1度ついてしまったセルライトは、増えることはあっても取ることは難しく、痩せにくい原因となります。
痩せにくい人はどんな人?
痩せにくいと思っている人の多くは食べ方に問題がある場合があります。
食べ方が関係?
特徴として、1度にたくさんの量を口に入れよく噛まない人が多いです。
満腹感を感じるには時間が必要ですが、そのような食べ方の人は満腹感を感じる前に次々と食べ物を胃に入れてしまうので結果、あまり食べていないつもりでも痩せている人より多く食べてしまっているのです。
基礎代謝をアップさせる筋肉量
それともうひとつは筋肉量です。
また、筋肉量の少ない人が食事制限をすることによって、筋肉が減ってしまい結果、更に代謝が落ちて痩せにくくなりますし、逆に筋肉質の人が毎日のように激しい運動をすると、更に筋肉が増えてしまい痩せないということになります。
体質を改善するには?
体質を改善するには、まずは何と言っても基礎代謝のアップと冷えの改善!やはり、体質改善として1番大事なのは基礎代謝を上げることです。
基礎代謝とは、動いていない時でも消費されるエネルギーのことをいいます。そのエネルギーは、呼吸や体温調節内蔵の働きのためなどに使われるので何もしていなくても基礎代謝が高いとそれだけで痩せやすくなるのです。
その中でも、特に使うエネルギー量が多いのが「筋肉」です。
筋肉量を増やすことによって、代謝も上がるのです。最近流行りの酵素を摂るのもいいかもしれません。
そして、その代謝を下げてしまうのが「冷え」です。
体が冷えることによって血行が悪くなり、セルライトもできやすくなります。
また冷えからくる体調不良や便秘により毒素も溜まってしまうという悪循環になってしまいます。冷えは万病の元と昔から言われています。暖かい食べ物や飲み物で冷えないようにし、体の内側から変えていくことが、痩せにくい体質を改善する近道といえるでしょう。
時期って存在する?
女性の場合には、排卵日後は痩せにくいといわれています。
男性の場合、女性と違って妊娠、出産が無いので痩せたい時にダイエットをすれば痩せることができます。でも女性の場合は、妊娠、出産が出来る体の仕組みになっているため、痩せにくい時期というのがあります。
その痩せにくい時期とは「排卵日後」です。排卵日の後は妊娠しているかもしれない時期です。なので、もし妊娠していてもいいように水分などを溜め込むのです。便秘になる人も多いと思います。
排卵日後とは生理10日前から生理前日ということです。その時期は、下半身に皮下脂肪を蓄える「プロゲステロン」というホルモンが出ます。
これは、出産する時にいる体力作りのために脂肪が必要だからです。このホルモンが出てる間は、痩せたい気持ちとは裏腹に、体に水分などを溜め込んでしまうので逆に太ってしまう人もいてると思います。
また、思い通りに体重が減らなくてイライラすることもあるかもしれません。でも痩せにくい時期があるということは痩せやすい時期もあるということです。
それについては次にお話しますが、この時期は無理に痩せようとするのではなく、太らない努力が必要です。
現状維持出来れば、痩せやすい時期が来た時にグンと痩せることが出来るはずです。
生理前は痩せにくい?
先ほども少しお話しましたが、女性の体は妊娠、出産することを前提とした仕組みになっています。
そのための女性ホルモンは2つあります。
- エストロゲン
- プロゲステロン
です。
先ほども話したとおり、生理前は妊娠していても大丈夫なように、水分や皮下脂肪を蓄えるプロゲステロンというホルモンが働きます。痩せたくても体が溜め込んでしまうので、結論から言うと、生理前は痩せにくいと言えるでしょう。
逆に生理後10日間はエストロゲンというホルモンが働きます。
こちらの女性ホルモンは、お腹周りなどの内臓脂肪を小さくしてくれます。この時期に、脂肪燃焼度が高い運動、主に有酸素運動などをすることによって、痩せることができるのです。
生理前の痩せにくい時期に現状維持をして生理後の痩せやすい時期にしっかり運動して痩せる!
この繰り返しを毎月行うことによって無理をせず、痩せることに成功するでしょう。
年齢との関係は?
年齢を重ねていくと「痩せにくくなってきた」ことを実感する時があります。実は基礎代謝は20代後半がピークです。
そこからは徐々に低下していきます。
10代の頃は何もせず寝ているだけでも痩せましたし、沢山食べても太らなかった人も多いと思いますが、20代後半になると徐々に代謝が落ち始め便秘や肌トラブルも増えてきます。ですがまだ、運動して代謝を上げることが出来るので、しっかりと睡眠をとって毎日継続することが大切です。
30代になると筋力が落ちてきます。
なのでハードな運動よりも、ウォーキングなどの有酸素運動で筋力アップをさせて基礎代謝を上げることがポイントになります。
そして、どうしても痩せにくくなるのが40代からです。
何かと忙しくて、運動のための時間を作れないということもあるでしょうし、女性の体の転換期とも言える更年期に突入する年齢でもありますので無理なダイエットをするとホルモンバランスが崩れてしまいます。なので日常の家事やお買い物などで出来る「ながら運動」が最も効果的でしょう。
運動しても痩せない人
ダイエットがうまくいっていない人の中で「運動しても全然痩せない」という方がいます。そのような方のお話しを聞いてみるといくつかの事が見えてきました。
運動量が圧倒的に少ない
運動で消費したカロリー以上に食べている
という事が多くあります。ダイエットは消費カロリーと摂取カロリーの差分であります。
自分が運動でどれほどのカロリーを消費したのか?また毎日どれくらい食べものからカロリーを摂取しているのか?を把握しておく必要があります。
摂取カロリーを記録するダイエットであるレコーディングダイエットなどはおすすめといえます。
代謝アップで痩せた人の声
まずは健康的に代謝を上げていこうと禁煙をしました。それからが代謝アップをすべく、筋トレやウォーキングなどを無理なくスタートさせました。するとすぐに便秘が解消され始め徐々に体重も減っていきました♪今まで汗をかくこともなかった私は少し歩くだけでもジワリと汗をかくようになり今は健康的に痩せられていると実感します。一番は禁煙を始めたのが良かったかも??
痩せにくい人にはやはり原因があり、普段の生活から見直す事も必要になてくるのではないでしょうか。
痩せにくい原因は体質なのか?運動しても痩せない人の特徴は?のまとめ
痩せにくい体質もありますが、痩せにくい生活習慣をしていて痩せないという方も一定数おりますので、まずは自分の生活習慣を見直してみるというのも一つの方法です。