女優でかつてはグラビアアイドルだった綾瀬はるかさんがダイエットに成功しました。
2000年に第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞して芸能界に入った綾瀬はるかさんですが、芸能界に入ったことによるストレスで急激に太り、早くも引退の危機に。
ところがダイエット番組に出演してダイエットに挑戦することで、急激なダイエットに成功しました。急激なダイエットにはリバウンドがつきものですが、綾瀬はるかさんの場合それもなく、現在も体系を維持しています。
この記事では、そんな綾瀬はるかさんのダイエット方法について紹介します。ダイエットに興味のある方、出産後に体重を落としたい方は必見です。
綾瀬はるかさんが太ったのはなぜ?
綾瀬はるかさんは2001年「金田一少年の事件簿」で女優デビューしましたが、デビュー当初はグラビアアイドルの仕事が多かったそうです。当初綾瀬はるかさんは痩せていましたが、元々芸能界にはあまり興味がなく、部活を休む口実でホリプロスカウトキャラバンに参加したため、いざ芸能界デビューしたときに、広島から東京に拠点が変わったことがストレスとなり、軽い過食症になってしまいました。
不慣れな環境と当時メインで行っていたグラビアアイドルの仕事への忙しさを晴らすために食欲を抑えることができず、体重があっという間に増えてしまったのです。また東京に着いてひとり暮らしを始めたためホームシックにかかったこともストレスの原因となりました。
こうして綾瀬はるかさんは、デビューから1年近くで一気に8kgも増加、これにはマネージャーも呆れてしまったそうです。そこで綾瀬はるかさんは当時人気だった「ビューティーコロシアム」に2001年12月に出演しました。そこで過酷ともいえるダイエットに挑戦しました。
当時綾瀬はるかさんは、58kgの体重がありました。
番組でのダイエットの条件は1ヶ月で7kgのダイエット、もし達成しなければ芸能界を引退し、広島に帰るという内容です。このことから綾瀬はるかさんの決意がわかります。
そして過激なダイエットを行なった結果、1ヶ月で52.2kgまで体重を落としましたが、目標の51Kgには到達しませんでした。番組司会の和田アキ子さんとのやり取りの中で、綾瀬はるかさんは継続してダイエットを続けたいと宣言し、3週間後にはトータルで8.1kgまでのダイエットに成功したのです。
ただし、身長165cmで体重58kgは決して肥満ではなく、BMIが21.3(20〜24は普通)と、一般的な女性では気にならない体系といえますが、グラビアモデルとしては少し太って見えることからダイエットに挑戦したそうです。
綾瀬はるかさんのダイエット方法とは?
綾瀬はるかさんが今まで行ってきたダイエット方法について紹介します。
・栄養バランスを考えながらの食事制限
・毎日運動を欠かさない
・身体を冷やさないために毎日3リットルの常温の水を飲む
これらについて詳しくお伝えします。
栄養バランスを考えながらの食事制限
綾瀬はるかさんは当初「食べないで動けば痩せる」と考えました。
そこで最初に思い付いたのが食事制限です。それまでに自由に食べていたものを止めるというのは、それだけでも非常に厳しいダイエット方法ですが、それに加えて食事制限をより厳しいものにしました。
1日1000kcalの食事制限
1000kcalと言ってもピンときませんので、どのくらいのものか一部を紹介しましょう。ご飯が1合が530Kcal、玉子1個が90kcal、豚バラ肉100gで390kcaLピザ1枚870kcalほどあります。油断するとあっという間に1000kcalを突破してしまいます。通常女性は1日で1600から2500Kcalを摂取するといわれているので、これを毎日することは相当過酷だったと考えられます。
朝はノーカロリー食品を食べ夜はサプリメントを取る
綾瀬はるかさんは朝の食事ではこんにゃくなどカロリーを取らないようにしていたそうです。
それを補うために夜はサプリメントを飲んで過ごしました。
ただこの食事制限は、番組の企画という事もあり非常に過酷な内容です。
身体への影響があまりにも大きいので現在はお勧めしません。
理由としては20代の女性の基礎代謝量が1300kcal程度あるため、それを下回っている食事制限を長期間続けると体の不調の原因となり、骨粗鬆症などを発症する恐れがあります。ダイエットをする際には、そのまま真似をしないように注意しましょう。
ちなみに現在の綾瀬はるかさんはミネラルをたっぷり含んだ食品を朝しっかりと採っているそうです。
毎日運動を欠かさない
綾瀬はるかさんは、食事制限と同時に運動を毎日欠かさないように続けました。
具体的には900Kcalを消費するために、主に次のような運動を行っていたそうです。ちなみに900Kcalの消費量はハーフマラソンを走った時の消費カロリーとほぼ同じです。それを毎日やっているのでその大変さがうかがえます。ところが情報によれば綾瀬はるかさんは900kcalの消費に馴れてくると消費カロリーをさらに増やして1日1100Kcalにしたそうですから本当に驚きます。
水泳
綾瀬はるかさんは、全身運動が必要な水泳を週2〜3回、90分間行いました。この時の経験が関係しているのか、後に2022年に公開された映画「はい、泳げません」で綾瀬はるかさんが水泳コーチの役をやっています。
ジョギング
綾瀬はるかさんは90分のジョギングを行いました。上記水泳同様に有酸素運動で、体内に酸素を取り込んで脂肪を燃焼させる方法です。シンプルに見えますが、ダイエットには効果的な運動方法です。
ジム
さらに綾瀬はるかさんはジムにも通い、カロリー消費のために体を動かしています。
エステ
上記3種類の運動を行いながら、綾瀬はるかさんはたかの友梨ビューティクリニックでエステも行ないました。
毎日3リットルの水を飲む
綾瀬はるかさんは、とにかく身体を冷やさないことを心掛けました。
体が冷えると基礎代謝が落ちるからというのがその原因ですが、その方法として常温の水を飲み続けました。
水はどれだけ飲んでも太らず、代謝が上がることで太りにくい体になるといわれています。ちなみに綾瀬はるかさんが飲んだ水の量は1日3Lと言われています。
通常モデルさんは体調維持をするために1日2Lの水を飲み続けると言いますが、綾瀬はるかさんはその1.5倍の水を飲み続けていたことになります。
これも毎日行うとかなり過酷な内容と考えられます。
綾瀬はるかさんが過酷なダイエットをがんばれた事とリバウンドがなかった要因
食事制限、運動、3リットルの水を飲む、いずれも常識的な範囲を超える過酷なダイエットを短期間で行った綾瀬はるかさんですが、番組の企画といえどもダイエットを最後まで頑張れた理由があります。
それは女性ダイエット仲間たちの励ましあいをメールでやり取りしたと言います。
2001年当時はSNSがなかった時代なので、メールでのやり取りをしていたわけですね。具体的には「ダイエットをした来年はこんなことをしたい」といった内容を同じ環境にいる仲間たちと語り励ましあいました。
1人だったら挫折したかもしれないダイエットも仲間がいることで続けられたと言えます。
また綾瀬はるかさんはダイエットの後、リバウンドをしていません。
元々が58kgと肥満ではなかったにせよ、想像以上の過酷なダイエットなので、ダイエットを終えるとその反動でリバウンドする可能性がありますが、それはなっていないようです。その理由は女優として体系を維持するためにリバウンドを防止するように気を使っているからだそうで、現在朝ご飯はしっかりとりビタミンも積極的に取っているそうです。
そして睡眠時間をとにかく大切にしていることで体調維持に努めているそうで、お風呂もシャワーで済ませることなく、しっかり湯船につかっています。常温の水は今もこまめに飲んでいるそうで、この日々の体調維持がリバウンドすることなく体重を維持できているそうです。
また体系そのものはダイエットしたからと変わっておらず、祐山荘運動を続けると小さくなるともいわれている胸の大きさなどには変化がありません。この原因として有酸素運動を行いながらジムに通っていたことがあげられるそうで、綾瀬はるかさんはジムで胸筋を鍛える筋トレを自然に行っていたのではと言われています。
さらに綾瀬はるかさんは、役柄によって体重の維持が調整できるようになっているそうで、病気などで痩せていく役をするときにはその役に合わせて体重を減らせるようになっているという情報もあります。
元々真が強く過酷なダイエットにも耐えられる綾瀬はるかさんだからこそできることで、その後2004年の「世界の中心で、愛をさけぶ」の主演を演じ、坊主頭になるなど、綾瀬はるかさんはグラビアアイドルから女優へと進化して行くきっかけとなりました。
綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのメリット・デメリット
上記で紹介した綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのメリットやデメリットを考えてみましょう。
ダイエットの良し悪しは人にもよるものです。綾瀬はるかさんのダイエットがご自身に合うかどうかは、ここで紹介するメリットやデメリットを通して考えてみてくださいね。
綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのメリット
綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのメリットにはどういうものがあるでしょうか、ひとつずつ見ていきましょう。
栄養バランスを考えながらの食事制限のメリット
- 食べすぎによる太ることを阻止できる。
- カロリー計算を意識することで食品の栄養素を意識できる。
毎日運動を欠かさないのメリット
- 有酸素運動は酸素により脂肪燃焼につながる。
- 運動を毎日行うことはそもそも健康的である。
- 特に水泳は身体に負担がなく全身運動ができる。
身体を冷やさないために毎日3リットルの常温の水を飲むのメリット
- 水は量を飲んでも太る原因にはならず、常温の水なので体が冷えにくくなり代謝が活発化し痩せにくい体質となる。
綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのデメリット
綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットのデメリットにはどういうものがあるでしょうか、ひとつずつ見ていきましょう。
栄養バランスを考えながらの食事制限のデメリット
必要以上のカロリー制限をしているため、長期間行うと身体への影響がある。
現在は朝食を取らないダイエットは良くないと言われている。
毎日運動を欠かさないのデメリット
内容がストイックすぎるため強い意志がないと挫折する可能性がある。
身体を冷やさないために毎日3リットルの常温の水を飲むのデメリット
水中毒のリスクがある。水中毒とは体内のナトリウム濃度の変化による体調不良のことで、軽いものはむくみや頭痛、疲労感を伴いますが、重度になると意識障害や呼吸困難を引き起こすことがあります。通常は2リットルが目安なので注意しましょう。
綾瀬はるかさんのプロフィール
綾瀬はるかさんのプロフィールです。
・綾瀬はるか(アヤセ ハルカ)
・女優。1985年3月24日生まれ
・出身地:広島県
・デビュー:2000年
・趣味:映画鑑賞
綾瀬はるかさんは、(株)ホリプロ所属です。
「世界の中心で愛を叫ぶ」を皮切りに数多くのテレビドラマに出ており、数多くの映画にも出演しています。2013年には大河ドラマに初出演し、主演を務めました。また大舞台での司会の経験もあり、2005年に日本レコード大賞の司会、NHK紅白歌合戦の紅組司会を2019年まで3回行なっています。
綾瀬はるかさんのダイエット方法は?食事制限や運動そしてリバウンド防止について!のまとめ
女優でかつてはグラビアアイドルだった綾瀬はるかさんが取り組んだダイエットを紹介しました。
ダイエットは正統派の食事制限、運動、水を多く飲むことですが、ダイエット番組の企画という事もあり、一般的なダイエット方法としてはやや過激で、特に食事制限については長期間同じような内容で行うと、体調不良の原因となりますので、そのまま真似をせず少し抑え気味に行う必要があります。
いずれにしても正統派のダイエット方法なのでご自身に合いそうなダイエット方法があれば、参考にしてみてください。
現在も芸能界で主演クラスの女優として活躍し、ダイエットのみならず、非常にまじめな性格のため、演技に対する真摯な態度はスタッフや共演者からも評価が高いとされる綾瀬はるかさんを応援しましょう。