デブ菌が腸内に潜んでいる事が原因でダイエットをしても痩せない事がありますが、デブ菌を減らすには?逆にヤセ菌を増やすことによってダイエットを効果的に行うことができますので、腸内の環境を改善しましょう。
デブ菌とヤセ菌が肥満とダイエットにとても密接していますが、どちらの菌が極端に増えても良くありません。ただ肥満の方や太りやすい方、痩せにくい方はデブ菌が優位になっている可能性が高いので、ヤセ菌を増やして痩せやすい体を手に入れましょう。
デブ菌って何?
デブ菌と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか。
デブ菌とは俗語にはなりますが、その他の意味合いとしたしましては実にとても分かりやすくおデブの元になってしまう菌のことです。
具体的にはデブ菌とは悪玉菌の仲間になりまして、腸の中で有害物質を作り出しましてしまいます。
そして、一般的にもよく耳にするドロドロ血ですがこれは浸透圧が低いために細胞まで行きにくいために、皮下脂肪や内臓脂肪へと向かってしまいますので、血液中の栄養が脂肪として取り込まれてしまうのです。
また、腸内にはデブ菌とヤセ菌がありましてその比率は4対6が理想とされています。
ですのでデブ菌の比率が上がると肥満になる可能性が高まると言うことなのです。
もう少し詳しくご説明いたしますとデブ菌とは『ファーミキューテス』と言いまして、消化されたものを体内に吸収してしまう働きをするものになるのです。
人は食べたものの80%の栄養や水分を小腸で吸収して吸収されなかったものは大腸を通って排出されるのですが、体内に悪玉菌やデブ菌がいると排出されずに溜め込んでしまうのです。
ですので、普段一生懸命ダイエットに励んでいるにも関わらず痩せないという方の中には腸内にデブ菌が潜んでいることが原因になっている可能性が高いのです。
デブ菌は腸内に潜んでいる?
デブ菌とは私たちの体に存在し、本来体の外に排出しなければならないものを排出しないで体内に溜め込んでしまう特性があることから、ダイエットをする人たちにとっては天敵になる存在となるのです。
また、このデブ菌ですが体のどこに存在するかと言いますと、デブ菌は腸内に潜んでいるのです。
そして、腸内のデブ菌とヤセ菌との割合が7対3くらいになってしまうと肥満体質になってしまうのです。ではどうしてデブ菌は腸内に潜んでしまうのかと言うことなのですが、これは我々が普段食べている食事と深い関係があります。
実はデブ菌は脂っこい食事を好む傾向があるのです。
ですので皆さんの好きな、
- ラーメン
- カツ丼
- ハンバーグ
- ステーキ
などの美味しいものほどデブ菌を作り出してしまう元になってしまいます。
よく皆さまも子供の頃に『お肉ばかりではなくて野菜もきちんと食べなさい』と言われたことがあったかとおもいますが、まんざらこの教えはただの言い伝えではなくてバランスのよい食事をとして腸内のデブ菌とヤセ菌、言い代えるのであれば善玉菌と悪玉菌のバランスを太らない程度に保つことにもなるのです。
また、食い意地が強い方はいつも何かを食べていないと落ち着かない方もいらっしゃいますが、空腹の時間を作ることでデブ菌とそれ以外の細菌とのバランスを正常に保つことができますので、デブ菌を腸内に潜ませないためにも空腹の時間を作ることも大切になるのです。
減らすには?
では、腸内に潜んでしまうデブ菌を減らすにはどうすれば良いのでしょうか。
何と言ってもデブ菌を減らすには腸内環境を整えることが一番大切になります。
太っている方は統計として悪玉菌が多い傾向にあることが言えます。
では、デブ菌を減らす方法は幾つかありますが、皆さんの身の回りですぐに始められる方法といたしましては寝る1時間前にヨーグルトを食べることです。
これはどうしてかと言いますと腸の活動と言うのは副交感神経が担っています。
ですので、就寝に向かって副交感神経の活動が活発になってくるのですが、その時間帯に向けて善玉菌の働きをサポートしてくれる乳酸菌を摂取することで腸の活動をサポートしてくれるのです。
また、善玉菌をダポートするために食べるヨーグルトにつきましては夕食後よりも就寝1時間前に食べた方が良いとされています。
ですのでダイエットを心がけている方は、デブ菌を減らすためにも就寝1時間前のヨーグルトを食べてみましょう。
また、ヨーグルト以外の食品でデブ菌を減らしたいと考えている方にオススメなのが納豆やぬか漬け、味噌などに代表される発酵食品になります。
発酵食品は善玉菌を増やしてくれる効果がありますので、食事のパターンとして脂っこいものはお昼にして夜には納豆ご飯にぬか漬け、そしてお味噌汁と言うパターンも良いかも知れません。
ご参考になれば幸いです。
ヤセ菌でダイエット成功?
先ほどまでデブ菌のお話をしておりましたが、デブ菌の逆の意味を持つヤセ菌と言うものもあります。
ですのでヤセ菌を増やせばデブ菌が減ってゆき、太りにくい体質となって行くのです。
では腸内にヤセ菌を増やすにはどのような食事を心がければ良いのかと言いますと、水溶性食物繊維を摂取することです。
ぱっと水溶性食物繊維と聞いても具体的な食品名が浮かんでこないと思いますが、水溶性食物繊維とは水に溶けやすい食物繊維のこととなりまして、短鎖脂肪酸が作りやすいと言うメリットがあります。
具体的には、オートミールやらっきょうになります。
ですので、朝ごはんにはオートミールを食べてみたり、カレーライスの付け合せや夕食時には数個のらっきょうを食べると、最終的にはヤセ菌を増やすこともあります。
またオートミールやらっきょうがあまり好きではないと言う方につきましては他にも、
- にんにく
- ごぼう
- 納豆
- アボカド
- モロヘイヤ
- オクラ
- キノコ類
- 海藻類
も水溶性食物繊維が多く含まれていてヤセ菌を増やすことが可能となる食品になります。
ですので、夜ご飯時のカロリーを軽めにしたいと考えている方はこれらの食材から献立を考えてみるのも良いでしょう。
またせっかく増えたヤセ菌を減らさないためのコツと言うのがありまして、いくつかご紹介させていただきますと、まずファーストフードを食べ過ぎないことです。
これは美味しい分だけ香辛料や添加物を使用していますので、食べ過ぎは体に悪いと言うことです。
また普段からお腹が空いてから食べると言う癖を付けておくことも大切です。
これは常に食べ続けていると腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれなくなると言う実験データがありますので、体のためにもよくありません。これらのことを守りながらヤセ菌を増やして行きましょう。
デブ菌が原因で痩せない?ヤセ菌を増やしダイエット成功!のまとめ
デブ菌という聞きたくもない名前の菌ですが、腸内の環境を良くしておくことが大切なんですね。毎日の食べ物がもっとも重要で、乳酸菌のヨーグルトはもちろん、水溶性食物繊維を含む食材もおすすめです。