プチ断食ダイエットのやり方は?【胃腸を休めてデトックス効果も!】

「食べる量を減らせば痩せる」――ダイエットの核心はズバリこれに尽きます。このような視点に立って考えてみると、「どうすれば痩せるのか」という視点から「食べる量を減らすにはどうすればいいのか」という発想でダイエットを捉え直すことができるようになります。そもそも、ダイエットをしなくてはならない状況に追い込まれた人の多くは、食生活の乱れ、つまり「食べ過ぎ(摂取カロリー過多)」の問題を日頃から抱えているのが大半です。そこで今回のテーマは「プチ断食ダイエット」です。

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これは文字通り、断食状態を維持する生活を継続することで、摂取カロリーや脂肪の蓄積を抑える合理的なダイエットです。おそらく、「プチ断食って難しそう……」と思われる方もおられるでしょう。しかし、方法はじつはそんなに難しくないんです。では、気になる「プチ断食」の方法とは? さっそくみていきましょう!

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プチ断食とは?

「プチ断食」は文字通り短い時間(プチ)限定で、水分以外は口に入れないというダイエット法です。

”絶食”する時間は

  • 週末
  • 1日間
  • 16時間
  • 8時間

などさまざまです。英語で断食を意味する”fasting”から「ファスティングダイエット」と呼ばれることもあります。

朝食のことを”breakfast”と言いますが、この”fast”が断食です。断食を破るのが外国での朝食の本来的な意味なのでしょうね?

効果は?

太りにくくなる

「食べ過ぎを抑制すれば、そのぶんだけ痩せる」――当たり前のことではありますが、何度強調してもし過ぎることのない、まぎれもない真実です。ダイエットをせざるを得なくなった人の大半は、「食べ過ぎた結果太ってしまった」わけですから、耳に痛いはずです。

試しにふだんの食事を抑えめにして、ちょっとまだ食べ足りないかもと思う程度にしてみてください。つまり「腹八分目」くらいの感覚です。

このスタイルを続けていくと、どれだけ体重に変化がみられるのか?まずは1ヵ月間お試しあれ!必ず“発見”があるはずです。

消化吸収能力が向上

「間食」が多かったり、ふだんの食事量が多くて「食べ過ぎ」になりがちな習慣を送る人は、基本的に胃腸の休まる暇がなく常時“働き続けている”状態にあります。

みなさんもよくおわかりいただけるかと思いますが、人間誰しも「働き続ける」とオーバーワークでへとへとになってしまいますよね?そうなると、本来の力を発揮できずにどんな仕事も運動も効率が落ちていくことになります。

じつはこの“オーバーワーク”は、胃腸にも同じことが言えるのです。お腹をいっぱいにしなければ満足のできない人の胃腸は、つねに消化吸収の“仕事”に追われている状態ですので、片時も休まる暇がありません。

この状態が続くと、次第に胃腸の「消化吸収」という大事な仕事の効率も落ちていってしまいます。そしてそれが結果的に「痩せにくい身体」をつくりあげてしまうことにつながり、肥満のリスクを高めてしまうのです。

ダイエットと内臓の働きは非常に密接な関係にあります。胃腸(消化吸収能力&腸内環境)の状態が悪ければ肥満のリスクが高まり、脂肪燃焼効率が低くなると言われています。

というのも、消化吸収の力が弱ければ、効率的にエネルギーを変換させることができなくなり、無駄に脂肪を体に溜めこむことになってしまうからです。

つまり、消費(燃焼)と蓄積のバランスが釣り合っていないということです。

お金の出費(消費)よりも貯金(蓄積)が上回る状態はたいへんありがたい話ですが、ダイエットの世界では、貯めこむことよりも消費(燃焼)が上回るか釣り合っている状態が望ましいのです。

だから、「代謝」すなわち「脂肪を燃焼する能力」が悪ければ、エネルギー消費効率が悪いために脂肪燃焼がいっこうに進まないことになってしまうのです。

この点、プチ断食ダイエットを実践すると、胃腸を“休める”ことができます。消化吸収機能がほとんど停止した状態になりますので、胃腸のオーバーワークを防止できるわけです。

胃腸が休まるようになると、代謝が改善されるので、消化不良のリスクが減るだけでなく、消化吸収効率や脂肪燃焼効率が改善され、「痩せやすい身体」へと体質を変えていくことができるようになります。

「冷え性」や「便秘」も改善

寒い 冷え

便秘の原因は「食物繊維」の不足と捉えられがちですが、けっしてそれだけではありません。胃腸を酷使しすぎて働きが弱まっているような場合にも、便秘が起こってしまうものです。

ダイエットの大敵は便秘です。便秘が美容健康に悪影響を及ぼすだけでなく、それが肥満にもつながるということは、いまやダイエットの常識です。

では、便秘が起こると、肥満のリスクにどのような影響を与えるのでしょうか?

【便秘発生 → 体内のエネルギー吸収効率落ちる&悪玉菌発生 → エネルギー代謝が落ちる → 太りやすくなる&毒素が身体をめぐり美容を害する】

便秘はこのように、肥満と美容破壊への道を用意してしまうのです。

しかもそれだけではなく、こんな状況で焦ってダイエットを始めると、ますます健康と美容を害することになるでしょう。

腸内環境が整っておらず、エネルギー代謝の落ちているタイミングでダイエットをすれば、食欲不振・肌荒れ・睡眠不足を引き起こし、さらに健康美容状態が悪化するだけです。これでは、ダイエットどころではありませんよね?

便通が良くなれば不要な老廃物が排出されやすくなり、肌荒れを防ぐとともにデトックス効果でむくみも解消されていきます。

女性のなかには、ダイエットを始めると腸内環境が荒れてしまい、かえって体調を崩してしまう方が多く見受けられます。お腹の調子が肌に出やすい人は、ダイエットを始めてすぐに大人ニキビや肌荒れを引き起こして悩んでしまうことも……。

腸内環境は、美容・健康・ダイエットの命運を左右する非常に重要な場所です。腸の具合がカギを握っているわけですから、プチ断食ダイエットで胃腸を休めることは、お通じの調子が悪いダイエッターには最善の選択だと言えるでしょう。

ようするにプチ断食で、身体を休めてデトックス効果を図ることができるわけです。便秘や肌荒れに悩んでいる人は、ぜひプチ断食を検討してみてはいかがでしょうか?

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やり方は?

プチ断食の断食時間は様々ですが、どの長さが良いのでしょうか?断食は必要な栄養素を全て断つストイックなダイエット法なので、無理は禁物です。

理想の断食は8時間

時計

プチ断食は、単純に三食を抜いたストイックな生活を送ればそれでOKというわけではありません。間違った知識に基づいて実践すれば、必ず体調の異常や身体サイクルの崩れとして悪影響がでてしまいます。

くれぐれも、「数日間断食すればいいんでしょ?」という軽いノリで実践するのは、絶対にやめてくださいね。

というのであれば、プチ断食ダイエットは専門知識を身につけなければならない、ハードルの高いメソッドなのでしょうか?

いいえ、じつはそうではないんです。今回みなさんにオススメするプチ断食ダイエットのお手本例を紹介します。その名も「8時間ダイエット」です。

みなさんは、8時間ダイエットをご存じでしょうか?海外で爆発的に広まったこのメソッドは、食事だけに目のいきがちだった昨今のダイエットの在り方を見直して、「食べる時間」という視点でより健康的・合理的に痩身効果を得ようとする方法です。

端的に言えば8時間ダイエットは、一日のうちの「連続8時間以内」に食事を済ませる方法のことです。

「米国発の「8時間ダイエット」がテレビの健康番組などで取り上げられ、大注目されている。この「8時間ダイエット」を自ら実践し、高血圧や糖尿病患者などにも提案して効果を挙げている「かたやま脳外科内科クリニック」(北九州市)の片山成二院長が言う。
「2年ほど前、このダイエット法をやって、約10キロの減量に成功しました。ただし、私が提唱するのは『8・16ダイエット法』です。1日のうち8時間以内に食べることを済ませ、あとの16時間は何も食べないプチ絶食法です」」

(引用:日刊ゲンダイヘルスケア+ 「医師も実践1日16時間の“プチ断食”でやせられる」

例えば、一日の“最初”の食事を朝7時にとったとしましょう。すると、そこから8時間ぶん時計の針を進めていくと、15時になりますよね?この15時は、一日の「最後の食事」と捉えるタイムリミットです。

【朝7時に一度目の食事】⇒【15時に二度目(最後の)食事】ということになります。

このように、8時間ダイエットは、仮に朝7時スタートの場合、7時~15時のあいだにとられる都合二度の食事を「一日の食事」と考えるのです。だから当然、15時以降に食事をしてはなりません。

そう、まさに「15時以降の食事をしない」ことがプチ断食に他ならないのです。

つまり、ここでいうプチ断食ダイエットとは、「15時~翌朝7時」の断食状態をキープした生活を送ることを意味するのです。

「実を言うとわたしたちはみんな、知らずに毎日断食しているんです。普通は夜に食べて、次の日の朝まで食べませんよね、これはちょっとした断食です。だから英語では朝食のことを『断食を破る』という意味のブレックファストというんです。この断食は食べる時間にもよりますが、普通は8~9時間。最近この”通常の”長さを引きのばす食べ方が、健康上の効果も科学的に実証されて、人気になっています。いろんなダイエットがこの方法を組みこむようにもなって、もはや主流になりつつあるんです」

引用:COSMOPOLITAN 「栄養士が教える、「プチ断食」の大事なルール9――近年話題のダイエットで押さえておくべき基本って?」

これなら、極端な断食をする必要はありませんし、栄養不足に陥るリスクを回避しつつ、健康的に「プチ断食」ができるはずです。

注意点

プチ断食による効果を最大限に期待しようとするのであれば、断食後の食生活が大切です。断食終了後は特にお腹が空いて食べたくなります。

その時に空腹感を満たそうと欲望のおもむくまま食べてしまうと、断食した意味がありません。食事も一気にもとの量に戻してしまうと胃腸もびっくりしてかえって負担がかかってしまいます。

少しずつ体を慣らし、何度か繰り返すことで食べすぎから腹八分目へ、肉中心の食生活から野菜中心の食生活へと改善していきましょう!

”食べない時間”に着目したプチ断食は食事量を減らすことによるダイエット効果はもちろん、胃腸を休めることによる体調改善効果も期待できるようです。胃腸は健康の要、ダイエットと健康状態の改善が一度にできる素晴らしいダイエット法ですね!

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