RIZAP1週目 7/7~7/13
いよいよ今日から、2ヵ月間のRIZAP生活が始まります。
緊張と不安を抱えながら店舗へ向かい、手渡されたタオルやトレーニングウェアを片手に更衣室へ入ると「さすがRIZAP!」と思えるような光景がいくつか目に飛び込んできました。
まずは、壁一面に張られている鏡。
着替えている自分の姿が無意識に映し出されるので、ついつい目に入ってきてしまいます。そんな自分の姿を見た時、気付きたくなかったようなことや、見て見ぬふりをしていた体型のコンプレックスを はっきりと直視することに…。
自宅に姿見は置いてありますが、映る範囲が限られているので 背景などがキチンと映りません。なので、自分の全身を見ることは出来ても、“生活空間の中での自分の姿”を見ることが出来ませんでした。
もっと噛み砕いて表現すると、『自分の身体を局所的に見ることは出来ていたけど、周りの人から 自分の姿がどう見られていたのかは分からなかった』ということ。
その点、RIZAPの更衣室のように 壁一面に鏡が張られていると、空間を含めて自分の姿が映し出されるので、これまで周りの人に自分の姿がどう映っていたのかを知ることが出来ました。
こういったところから、現状の自分をしっかりと認識して 「変わりたい!」という強い思いが生まれてきそうです。
そして、清潔感がある上に高級感がある雰囲気にも「さすがRIZAP!」と感じました。
男性用更衣室にも 化粧水や美容液、ワックスなどが常備されています。まるで、上質なホテルのアメニティのようです。
本音では…実際にRIZAPに来るまでは、
- 「本当にちゃんと通い続けられるだろうか」
- 「途中で面倒臭くなってしまって、足が遠のいてしまわないだろうか」
などと不安がありました。
しかし、この高級感漂う洗練された雰囲気を肌で感じると、この場所に来ること自体に気分が良くなり、「また来たい!」と思うことができました。
この調子なら、最後までしっかり通うことができそうです。
そして、いよいよ初めてのセッションです。
初回のセッションでは、トレーナーから食事の指導を受けました。
カタログのような冊子をもらい、その冊子を見ながら“食べても良い食材・料理”と“控えた方が良い食材・料理”についての話を聞きます。
そして、「食事の量を昼<朝<夜という振り分けにしてください」と指示されました。
それを聞いた時、「自分はこれまで、夕食の量が1番多かったなぁ。根本から 食事の改善をしなければいけないなぁ」と思いました。
また、睡眠の重要性についても強く指導されました。
ダイエットには睡眠がとても大切だそうで、7時間以上の睡眠が理想だと言われました。
正しい食事、しっかりとした睡眠。
当たり前のことのように感じますが、日常生活で これらを徹底させるのは かなり難しいことだと感じます。
でも、痩せるためには 普段の生活全体を良い状態にすることが大切なんだと痛感しました。
それと同時に、これまでの自分の生活態度や生活習慣がどれだけ太りやすい生活だったのかということを知ったような気分にもなりました。
ついつい「まぁ、いいか」「このくらいなら大丈夫だろう」などと言い訳して、自分の好きなものを好きなだけ食べ、美味しいものを堪能していた日々。それで太ってしまっても「ヤバイなぁ」程度の認識しか持っておらず、それまでの自分の食事内容や方法を本気で改善しようとしたことはありませんでした。
今回、トレーナーの話を聞いて、「これは本気で改善していかなければ」と身が引き締まる思いでした。
このように、食事や日常生活について色々と話を聞いてから、いざトレーニング開始です。
RIZAPでは、基本的に週2回のセッションが行われるのですが、初回は簡単なスクワットを行いました。
「この程度のスクワットなら出来るぞ」という気持ちで行ったのですが、終わってみると足がガクガクになっていて 自分が想像していた姿とは まるで違います。
2回目のセッションでは、腹筋を行ったのですが…正直 めちゃくちゃキツくて、数日間筋肉痛で苦しみました。
たった10回×3セットの腹筋で こんなに筋肉痛に襲われるのはとてもショックです。
というのも、学生時代は部活で腹筋をしていても全く苦しくなかったし、高校生の頃は毎日100回の腹筋をこなしてから就寝していたくらいだったのに…まさか、この程度の回数で ここまでの筋肉痛になるとは 本当に落ち込みました。
また、腹筋を行った後に強い首の痛みも感じました。
なぜだろう?と思い、トレーナーに そのことを相談すると「首に力が入り過ぎているから、痛みが出るのではないでしょうか」と言われました。
必要以上の力が首への負担になっているということは、正しいフォームで腹筋が行えていないということ。そうやって負担をかけるべきではない箇所に負担をかけてしまうと、思わぬケガに繋がることはもちろん、せっかく行っている筋トレの効果を半減させてしまうことにもなります。
激しい痛みや筋肉痛が起こること、自分の想像していたような回数をこなせないこと、体の変な部分に痛みが出ること。これだけでも、「自分の身体はどれほどなまっているんだろう」と感じ、自信を失ってしまいました。
そしてトレーナーから「可能であれば、セッションの日はRIZAPの店舗まで1駅~2駅ほど歩いて来てください。トレーニング前に体を動かすことで、脂肪を燃焼しやすい状態にしておいてほしいんです」と言われました。
朝が苦手な自分としては 1駅歩く時間を作ることが不安ですが、出来る限り歩いて店舗へ向かい、習慣付けることを目標にしたいと思います。
また、不安といえば…“食事制限”
親元を離れて一人暮らしを始めた頃から、ずっと外食や惣菜で食事を済ませてきました。
自分で料理をするのは面倒くさいし、美味しい物を作れる自信もありません。
それならば、最初から美味しいと分かっているお店での食事や惣菜を食べた方が満足できる!という考えで、長年 外食や惣菜に頼ってきました。そんなこともあって、自宅には調理器具や食器を揃えていないし、料理をする環境さえ整っていません。
しかし、食事制限を徹底するためには、どう考えても自炊が1番良いように思えました。
これからRIZAPに通うにあたって、“料理をしない自分、料理をしてこなかった自分”を どう変化させられるのだろうと考えて、不安になっています。