ししゃも足の改善方法として歩き方やむくみ解消などがありますが、ダイエットも必要なのでしょうか?ししゃも足の原因によってはダイエットも一つの方法になるかもしれませんが、筋肉によるししゃも足の場合には効果的ではありません。
ししゃも足を改善するには単純にダイエットをすればいいというわけではありません。ししゃも足の原因は筋肉やむくみなどによるものが多いので、ストレッチや普段の歩き方の方法を変えるなどして、改善していくことがポイントです。
ししゃも足とは?
痩せて見える人も太っている人も共通して持つ悩みの一つに「下半身太り」があります。
寒い季節はロングコートやズボンなどで隠せても、春から夏へと露出の多い季節が近づくにつれ、頭を悩ませる女性は多いのではないでしょうか。
そんな下半身、特に露出の増える下肢の悩みの中でも、最近は太ももに次いでふくらはぎを細くしたいと願う女性が増えているようです。
流行の部分やせダイエットで順番が回ってきたとも思えますが、今年のトレンドファッションがカチっとしたストレート系スタイルからふわっとした感じと変化したことも関係が大きそうですね。
ふくらはぎが目立って太い足は「ししゃも足」と呼ばれ、女性らしいワンピースやスカート姿では特に気になってしまうと多くの女性を悩ませています。
その名称から想像できるように、まるでししゃものお腹のようにふくらはぎがモリっと目立ってしまう「ししゃも足」、その改善方法がいま注目を集めています。
本格的な露出の季節になる前に、スラっと伸びやかな足を手に入れましょう!
ししゃも足の原因は筋肉?
ふくらはぎの膨らみは、腓腹(ひふく)筋とヒラメ筋という2つの筋肉が大きく関係しています。
ふくらはぎの内側と外側に分かれて表面に盛り上がる腓腹筋、深層にありふくらはぎ全体に広がるヒラメ筋は合わせて「下腿三頭筋」と呼ばれ、下半身に集まりやすい血液を心臓に送り返すポンプ作用を担う、大事な筋肉です。
その大事な筋肉である腓腹筋とヒラメ筋ですが、腓腹筋は速筋が多くヒラメ筋は多くの遅筋で構成されています。
速筋は白筋(はっきん)とも呼ばれる筋肉で、鍛えると太くなります。腓腹筋は約6割とその速筋が多く、なおかつ体の表面に近いため鍛えられるとボコっと膨らみが目立ってしまいます。
その逆に、ヒラメ筋は約9割が遅筋です。遅筋は赤筋(せっきん)とも呼ばれ、トレーニングに時間がかかり鍛えても太くなりにくい筋肉です。
足の筋肉は日常的に使われていますが、筋肉のつきやすすさや太くなりやすさの違いから腓腹筋が強くなってしまうと、ふくらはぎがモリっと太い「ししゃも足」になってしまうのです。
ダイエットは必要?
筋肉のつきやすさの違いで「ししゃも足」になると説明しましたが、実は偏った筋肉の鍛えすぎだけが「ししゃも足」の原因ではないのです。
ふくらはぎを含む下半身は重力にしたがって体内の老廃物が溜まりやすく、むくみやすいところでもあります。
また、太い筋肉がある太腿に比べて、ふくらはぎは日頃の運動量低下の影響が大きく、非常にむくみやすく冷えやすいというお悩みも多いです。
運動不足が祟って学生時代の筋肉がぶよぶよの脂肪に変わってしまった、なんて例も多くあります。
直接足を手で触ってみて、筋肉の形が分かりにくかったりコチコチに凝っていたり、指で押すと弾力がなくゆっくり回復する場合は、筋肉太りではなくむくみ太りである可能性が非常に高いです。
筋肉太りが原因であれば腓腹筋を鍛えないような姿勢や歩き方が重要ですが、むくみ太りが原因の場合はストレッチや運動が効果的です。
むくみだけが原因ではなく溜めてしまった脂肪を落とすにも、食生活の見直しや運動などのダイエットは極めて重要だと言えるでしょう。
ししゃも足の改善方法は?
「ししゃも足」の改善方法として、テレビ番組での紹介やネット上ではストレッチやトレーニングなど非常に多くの情報が出回っています。
筋肉の発達が原因であるなら、トレーニングは効果的どころかより足を太くさせる要因にしかなりません。
筋肉の説明でお話したように、トレーニングなどでは速筋である腓腹筋が鍛えられやすく、鍛えた筋肉は太くなります。
つまり足が太くなります。
太い足のまま筋肉を鍛えてしまっては、今以上に太くなってしまうのも当然ですね。まずは、「ししゃも足」の原因である腓腹筋を減らす必要があるのです。
腓腹筋を減らした分、体を支えるためにヒラメ筋の働きが重要になるのですが、容易にトレーニングするよりもこれまでの生活を見直したほうが効率的です。
つまり、今現在の状態でトレーニングをプラスするのではなく、これまでの生活で使っていなかったヒラメ筋をより多く使い、腓腹筋を使わなくなるように姿勢や歩き方を見直すことが重要なのです。
改善するストレッチは?
普段の姿勢や歩き方の矯正以外にも、ちょっとしたストレッチで効果的に「ししゃも足」を改善することができます。
酷使してしまった筋肉の疲労を和らげたり、硬くなったふくらはぎを柔らかくして血流を良くするストレッチとして、溜まってしまった老廃物を流すリンパマッサージが効果的です。くれぐれもストレッチと称した筋トレはやらないでくださいね。
ここでは、簡単な足のリンパマッサージをご紹介します。
- 足指の付け根から甲に向かって、握りこぶしで押しほぐします。手指の第二関節で足指の骨と骨の間のリンパ腺を流すようにします。
- 足指の付け根から指先に向かって1本ずつ関節ごとに押しほぐします。
- 足首を手でふくらはぎ側からつかむよう抑え、足首から膝裏に向かって両手で交互にさすりあげます。
- 膝裏はリンパ節のある所です。しっかりと丁寧に揉みほぐします。
- 太腿は両手の平で軽く圧を加えながら足の付け根に向かってさすりあげます。
- 足の付け根あたりにあるそけい部もリンパ節のある所です。親指で念入りにほぐします。
1~6を片足5回、両足で合計10回行ってください。
また、リンパマッサージを行う際は、皮膚を強く擦ってしまわないよう、クリームやアロマオイルなどを使ってください。
お風呂あがりに行うとより一層効果が高いです。
解消する歩き方は?
姿勢や歩き方の見直しが「ししゃも足」改善の一番の早道です。
足の筋肉を正しく使わずに歩くと、正しくない筋肉の付き方になってしまい「ししゃも足」になってしまいます。
正しくない歩き方というのは、日本人の多くが意識せずに行ってしまいがちな歩き方で、体重が後ろ側にかかり膝が前に出る歩き方です。この歩き方ではふくらはぎの負担が大きくなり、筋肉が発達して足が太くなります。
重心が後ろに掛かる歩き方以外にも、内股やガニ股で歩いた場合も腓腹筋に偏った負荷がかかり、筋肉が発達して足が太くなってしまいます。
また、早足も足裏に力が入り、瞬間的に力を溜めるため腓腹筋が発達してしまいます。
腓腹筋に余計な負荷を掛けずに正しい姿勢で歩くことが、「ししゃも足」の改善に繋がります。
では、正しい歩き方とはどういったものなのでしょうか。
ウォーキングや筋肉トレーニングの指導者によると、正しい姿勢で腰と足裏全体を使いまっすぐに歩くことが大事だそうです。
膝から下だけを動かして上半身が引きずられるように前に進むのではなく、足を前に出した段階で腰から上の重心も前へ移動する歩き方が、正しくて体にも負担が少なく、また見栄えも美しくなります。
ブーツが入らないことも?
「ししゃも足」の原因や改善方法をご紹介してきましたが、実はししゃも足はアメリカやヨーロッパなどの海外では「セクシー」「健康的」と人気がある一面もあります。
それなのに、なぜこんなにも悩んでいる日本人女性は多いのでしょうか。
まず一つは、日本をはじめとしたアジアでは適度な筋肉がついた体よりも、痩身が美しいという意識が長年に渡り強いことが挙げられます。
その一方で、後ろ重心の歩き方によるふくらはぎの筋肉の発達が日本人には多いため、美意識と日常習慣のギャップが悩みとして多くの女性を悩ませているのです。
またそれ以外にも、ファッションの流行で細いブーツやスキニーパンツがはけないといった悩みも多いようです。
特にブーツは今や一時の流行から定番へと代わり、
- ロングブーツのファスナーが上がらない
- 足首までは入るけれどふくらはぎで引っかかって履けない
といった悲しい声もよく聞きます。
ショートブーツやエンジニアブーツなど、ししゃも足でも問題なく履けるブーツも多くありますが、流行のロングブーツやスリムブーツを履きたいという乙女心に悩みは尽きないものなのです。
O脚とも関係がある?
O脚とは、太腿の「大腿骨(だいたいこつ)」が外向きに歪み、足を閉じた状態であっても膝がくっつかず体の外側へ離れてしまう状態のことを指します。
このO脚とししゃも足、実は大いに関係があるのです。
O脚は生活スタイルや座り方、歩き方などの長年の生活習慣の積み重ねが原因と言われいますが、この原因、ししゃも足とも共通がありますね。O脚もししゃも足も、本来の正しい筋肉が使われず、正しくない筋肉が発達してしまったことで体が歪み、見た目にも大きな影響を与えているのです。
人間の体は様々な環境に適応できるように柔軟にできているので、どこか不具合があればそれを他の部分でカバーしようと発達します。
しかし、そのカバーしようと発達したことが原因で他の場所に良くない結果を生み出してしまうことも少なくありません。O脚やししゃも足は、正しくない体の使い方をカバーしようと筋肉や骨格が対応したため、かえって体のバランスが崩れて負担がかかる結果となってしまったのです。
改善した口コミは?
口コミを見てみると色んな体験談をチェックできます。
ここではいくつかの口コミを見ていきましょう。
- 特に運動はしておらず遺伝なのか昔からししゃも足でしたけれど、リンパマッサージをしたら少しスッキリして見えるようになりました。
- 骨盤矯正とかも良いと思います。姿勢が悪いと変なとこに筋肉がついて太くっなってしまうので、姿勢や歩き方も気をつけるようにしたら少しはマシになりました。
- ししゃも足になってしまうのは外的要因だけじゃなくって内的要因もあるみたいです。たいていは1つの原因でふくらはぎが太くなっているわけではないし、細くしようとひたすらふくらはぎをマッサージするだけでは解消しませんでした。生活習慣を振り返って、体の中から改善していくことが鍵だったみたいです。
- 学生時代に陸上部で明らかなししゃも足でした。学校卒業後は全く運動やらずに1年間だらだらと過ごしてたらいつの間にか筋肉が衰えて陸上やってた頃より細くなりました。運動をしていなかったせいか、食欲も学生時代に比べて湧かなかったので摂取カロリーも少なく、結果的にダイエットになってたかもしれません。
- ダイエットや減量などの脂肪燃焼と原理は一緒です。筋肉が付くには消費エネルギーより摂取エネルギーを多くして、なおかつ負荷のかかる運動とタンパク質の摂取が必要です。ダイエット中は筋トレをしても筋肉を増やすことはできません。筋肉をできるだけ退化させずに有酸素運動で脂肪を燃焼させます。それを逆手に取って、必要なタンパク質量の摂取を抑えつつ運動すれば、確実に減ります。
このようにししゃも足を改善できた方もいますので、気になる方はチャレンジしてみましょう。
ししゃも足はダイエットで改善できる?原因は筋肉!のまとめ
ししゃも足は特に女性の方に悩まれている方が多いですが、筋肉との関係があるので、改善には時間がかかる場合がありますが、むくみの場合にはすぐに効果があらわれることがあります。