バタ足ダイエットの効果は太もも裏とお尻まわりの引き締めにおすすめで、さらに自宅で簡単にできる方法ですが、ダイエット効果はあるのでしょうか?テレビを見ながらでもできるバタ足ダイエットの魅力をお伝えいたします。
バタ足ダイエットの効果は、自宅でも簡単にできる下半身を狙ったダイエット方法ですが、行った人の口コミで賛否があるようです。テレビを見ながらでも気軽にできる、ネットや雑誌で取り上げられることがあるバタ足ダイエットについて見ていきましょう。
バタ足ダイエットは自宅ででもできる!効果的な方法は?
冒頭でバタ足ダイエットと出てきましたが、そもそもバタ足ダイエットとはどのような方法で運動をするのでしょうか?
寝転がれるスペースさえあれば、スポーツウェアに着替える必要も道具を揃える必要もありませんので、方法をおさえて今日から実践してみましょう。
水泳のバタ足をイメージしてカラダを動かそう
自宅で行うバタ足ダイエットの方法は実に簡単です。
うつ伏せ状態となり、頬杖をつくポーズで両肘を立てる。これで運動ポーズは完璧です。
あとは伸ばした足の右か左のどちらかをL字になる角度まで曲げる。そして、曲げた足を再度伸ばす際に、逆足をL字になる角度まで曲げる。水泳をするときのバタ足をイメージして行うと、すんなりできるはずです。
頬杖をついて両足を交互にバタバタすることから、インターネットなどでは「乙女系エクササイズ」と呼ばれたりもします。
室内でできるエクササイズなので天候を気にせずに行う事ができます。
反動をつけてバタバタしない
これまでに運動経験がない人はとくに、勢いにまかせて足をバタバタしがちです。
バタ足ダイエットに限ったことではありませんが、運動をするときに反動を利用すると、楽に動作を行うことができる変わりに、余計な力が入り狙った部位へ刺激を与えることができなくなります。
また、今回のバタ足ダイエットでは膝を曲げたり伸ばしたりするため、勢いに任せて運動をしていると膝関節に負担が加わり痛める可能性があります。
うつ伏せになったら一息ついて、全身の力を抜いてから太もも裏に刺激が入っていることを意識しながらゆっくりと行ってください。
回数と動作スピードは自分に合わせて
どのような運動でも、個々で運動の得意・不得意、体質が異なるため、何回すれば良いといった決まりはありません。
今回のバタ足ダイエットでいうと、足をL字まで曲げるスピードをゆっくりすればするほど負荷がかかりますので、自分ができる範囲で、できるだけゆっくり動かせるように調整をして行いましょう。
運動回数もとくに決まりはありませんが、目安をあげるなら1セット100回(両足で50回)です。
慣れないうちは、20回30回でも構いません。テレビを見ながらなど、できる合間に何セットか頑張りましょう。
バタ足ダイエットの効果は太もも裏やお尻に!
肝心なバタ足運動の効果は、太もも裏とお尻周りへの筋肉刺激です。
反動を利用しないなど、正しい動作で行えれば狙った部位だけを集中して狙えるのです。
そして集中して刺激を与えることで、新陳代謝の活性化が期待できます。
- 足
- お尻まわり
は、カラダのなかで筋肉が大きく、新陳代謝が活発になるとカロリー消費量・脂肪燃焼が促進され下半身ダイエットに繋がります。
本格的に減量する場合には運動として物足りないかも。
自宅でも寝転がれるスペースさえあれば道具もいらず、テレビや雑誌を見ながらでも行える運動として紹介してきました。
ここまでの内容を見て、なかにはバタ足ダイエットを続けることで大幅に減量することができると思われる方がいるかもしれませんが、結論を言うと、バタ足ダイエットだけをいくら続けても大幅減量、多く付いてしまった脂肪細胞やセルライトを落とすことは難しいと言えます。
理由は、バタ足ダイエットの動きだけではカロリー消費がそれほどできません。バタ足ダイエットのみで、大幅な脂肪燃焼や減量は難しいですが、時間の有効活用や他のダイエットにプラスする場合にはおすすめの方法です。
有酸素運動を取り入れると脂肪燃焼効率が上がる!
バタ足ダイエットだけでは、脂肪燃焼効果は少ないですが、その他の有酸素運動を加えるとダイエット効果はアップします。
自転車やランニングなどがダイエット効果が高いですが、苦手と感じる方は、気分転換がてらに散歩や軽めのウォーキングもおすすめです。
さらに本格的にダイエットを目指したい、痩せるためであれば少し辛いくらいの運動は頑張れるといった方には、水泳をおすすめします。
水中では運動をしても関節への負担が少なく、カラダ全身にほどよい水圧負荷をかけつつ体内へ酸素を取り組めることから脂肪燃焼を促進しやすくなります。
泳ぎ方は、バタ足と両腕を動かすことができるクロールがおすすめです。
泳ぎが苦手な方は、ビート板を使ってバタ足のみでも構いません。息継ぎをしっかりしながら、太もも裏やお尻まわりを動かしている意識をしながらバタ足を行いましょう。
注意点は?
ここまでの内容でも、反動を利用してバタ足をしない!バタ足運動だけでは大幅な減量は厳しいなど、注意点とも言える点がいくつかありました。
ここでは、とくにバタ足運動をするときの注意点についてお伝えいたします。
腰が浮かないよう運動姿勢を意識
とくに反動を利用して足をバタバタさせる人は、腰に余計な力が入ったり浮くため、腰を痛めやすい傾向にあります。
うつ伏せ状態になったら、力を抜きリラックスを心がけましょう。
しっかりリラックスができていると、腰まわりに力が入らないため痛める心配がそれほど必要ありません。
痩せないという口コミが多い?
実際にバタ足ダイエットにチャレンジをした人は、しっかりと理想のスタイルを手に入れることができたのでしょうか。
インターネットで口コミを見てみると、下記のような意見が多く上がっていました。
- かなり頑張ったけど、バタ足ダイエットで痩せたのかどうかわからない
- 気休めにしかなってない気がする
- まったく痩せなかった
などです。
やはり、バタ足運動をダイエットに活かすのであれば、ジョギングや水泳などの有酸素運動を行うことをおすすめします。
上記では、思っている以上に効果が得られないなど否定的な部分が見られましたが、下記のような肯定的な意見も見られましたので、紹介いたします。
うつ伏せでバタ足運動をするようになってから、体幹(カラダのバランス)が良くなった気がする。そのおかげで、ヘルスメーターの基礎代謝量が増えた。
などがありました。
バタ足ダイエットの効果と方法は?自宅で下半身痩せを目指す!のまとめ
バタ足ダイエットはちょっとしたスペースさえあれば、道具や特別な準備が必要なく、テレビを見ながらでも手軽にできるのがメリットです。対して、バタ足運動だけでは減量や脂肪燃焼をさせることが難しいといったデメリット面があります。太もも裏とお尻まわりの脂肪を狙って落とすことを目指すのであれば、有酸素運動もすることをおすすめします。