東京都の中央部に広がる国立市は、1951年に東京都で初めて文教地区の指定を受けた町です。緑豊かで閑静な街並みが広がっているのは、そのためなのでしょうね。町の北部を東西に走るJR中央線の「立川」と「国分寺」の間に新駅を作る際に、両駅から1文字ずつとって「国立駅」となったのがこの町の名前の由来です。
街の中央部を南武線が通り、南部には中央道の国立府中ICがあります。駅から伸びる道路、通称「さくら通り」と呼ばれる並木通りは春になると満開の桜を咲かせる絶好のランニングスポットとなっています。そこで今回は、国立市でオススメするランニングコース9選をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき、気持ちのよいランニングをお楽しみください！
【No.1 北の街 市境散歩】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
国立駅南口→一橋大学東門→東キャンパス散策→国立高校→江戸街道→佐野書院→一橋大学正門→西キャンパス散策→ブランコ通り→国立駅南口
■出発地点は【JR国立駅】
JR中央線の国立駅周辺は特別用途地区に指定されており、風俗店や客引きなどもありません。また、大通りには監視カメラも付いていますので、非常に治安が良いエリアです。周辺の並木通りは春になると桜が満開になり、人々の目を惹きつけます。
ポイント1「峡ハケ通り樹林地」
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峡ハケ通り樹林地は武蔵野地域に広がる林を開拓した際に整備された小園地です。階段を登って園地に入ると大きなクヌギ郡が生えた遊歩道が広がります。
ポイント2「ポッポみち」
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ポッポみちはかつて存在したJR国立駅北側から鉄道総合研究所へと伸びる線路の跡地を整備した緑道です。線路の一部が残された緑道をランニングしていると横でJR中央線が並走してくれます。
【No.2 一橋大学と大学通りの魅力再発見】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
国立駅南口→一橋大学東門→東キャンパス散策→国立高校→江戸街道→佐野書院→一橋大学正門→西キャンパス散策→ブランコ通り→国立駅南口
■出発地点は【JR国立駅】
JR中央線中央線の国立駅周辺は、地元の人々が多く集う場所です！職場が都心にあるという方も多いのが、国立市エリアの特徴とも言えます。そんなエリアから、今回はランニングスタートです！
ポイント2「佐野書院」
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佐野書院は1929年に建造された一橋大学内の建物です。当初は大学外国人研究者の宿舎として使用されていましたが、現在ではクラシックコンサートを始めとする多くのイベントが開催されています。
ポイント2「一橋大学正門」
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一橋大学は国立市にキャンパスを構える国立大学です。正門から始まる広大で緑豊かな通りはランニングにピッタリ。キャンパス内は誰でも入れます。平日であれば学内の売店や食堂も利用でします。
【No.3 谷保一番地コース～はけの道と水路に沿って～】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
谷保駅→谷保天満宮梅林→トンネル→上坂橋→大山橋→谷保一番地碑→市川緑道四阿あづまや→西府町湧水→上坂橋→ハケ上→谷保東方遺跡群→甲州街道→本田家住宅→谷保駅
■出発地点は【JR谷保駅】
谷保駅はJR南武線が乗り入れる駅です。周辺は閑静な住宅街で、夜は静かですが、人通りは比較的多いです。JR中央線国立駅からJR南武線谷保駅を結ぶ並木通りは、四季折々の風景を感じさせてくれます。また、教育機関が多いこともあり、学生が多いエリアです。
ポイント1「谷保天満宮梅林」
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東日本最古の天満宮として知られる谷保天満宮の境内には約350本の梅林があり、毎年1月中旬～3月にかけて紅梅白梅が咲き乱れます。2月下旬～3月上旬には梅まつりが開催され、春の風物詩となっています。
ポイント2「本田家住宅」
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本田家住宅は江戸時代に活躍した本田家の旧邸宅です。江戸時代中期に建築されたと言われている歴史深い邸宅は2011年に国の登録有形文化財に登録されました。
【No.4 矢川の清流とママ下湧水が出会う道】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
矢川駅→ハケ上の道→青柳踏切→矢川緑地→矢川いこいの広場→五智如来→四軒在家公園→ママ下湧水→矢川おんだし→南養寺総門→JA(農協)→矢川駅
■出発地点は【JR矢川駅】
JR矢川駅は、周辺の矢川緑地、湯楽の里等、様々な観光スポットからなる国立市の駅です。厳かですが、緑が爽やかに生い茂る谷保天満宮も魅力の一つといえます。数多くの景色を見ながら、気持ちの良い汗をかくのもまた格別ですよ！
ポイント1「矢川緑地」
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現在保全地域に認定されている矢川緑地は、湿地帯、樹林帯を中心とする観光スポットです。他の地域では見ることのできない貴重な動植物を見られます。
ポイント2「ママ下湧水」
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ママ下湧水のママは母親の事ではなく、崖線（ハケ）のことで、子ども達に広く親しまれている場所です。ここは以前と比べ階段、水辺、散策路ともに整備され、歩きやすくなりました。
【No.5 谷保地区の歴史を訪ねて】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
矢川駅→上谷保の常夜灯→南養寺総門→くにたち郷土文化館→ハケの道→谷保の城山上じょうやまうえ→城山下→城山公園→古民家→城山さとのいえ→幹線道路→出井でいの橋→常盤の清水→滝の院→仮屋上かりやうえ遺跡→市役所、谷保駅
■出発地点は【JR矢川駅】
JR矢川駅は、谷保天満宮などといった「見どころ満載」のスポットに囲まれた場所です！ランニングをしながら素敵な景色を楽しむことを心待ちしながら、ぜひランニングをスタートしてください！
ポイント1「くにたち郷土文化館」
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国立のイメージ、「自然と文化とふれあい」を象徴するのがこの「くにたち郷土文化館」です。ミュージアムグッズも販売しているので、ランニングが終わった自分へのご褒美にいかがでしょうか？
ポイント2「ハケの道」
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ハケの道はかつて、郷土文化館から古民家園へ向かうルートの１つだったと言われていました。現在は城山南地区計画によって、気軽にランニングの出来る遊歩道となっています。
【No.6 東の市境散歩】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
国立駅南口→国分寺崖線市境の階段→東1-10市境→應善寺→ボンコえん→白明坂しらみざか（国分寺市）→たまらん坂→白明坂しらみざか（府中市）→見返り坂公園→せせらぎ公園→拝島道→大学通り→江戸街道
■出発地点は【JR国立駅】
国立駅の敷地はとても広いため、ランニングスタートをする場所を毎回変えてみるのも一つの楽しみになるかもしれません！準備運動をしっかりとして、スタートしてくださいね！
ポイント1「国分寺崖線市境の階段」
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豊かな緑に囲まれた「街を人を繋ぐ階段」。線路寄りの道にあるこの階段は、国立市、国分寺市を結んでおり、登りきった先には中央線の線路が姿を現します。
ポイント2「見返り坂公園」
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見返り坂公園は木々が聳え立つ広い公園で、遊具もありキャッチボールをするのにも
適しています。疲れた時は、一度童心に帰って公園で一息ついてみましょう。今まで見られなかった景色も見られるかもしれません。
【No.7 江戸街道からさくら通りへ・・花と公園を巡りながら・・】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
東京都多摩障害者スポーツセンター→中浄水場→谷保第五公園→庚申塚→矢川上公園→矢川通り(2中前)→谷保第三公園→東京都多摩障害者スポーツセンター
■出発地点は【東京都多摩障害者スポーツセンター】
障害を持った方でも安心してスポーツと触れ合える場所、それが「東京都多摩障害者スポーツセンター」です。体育館やプールのほか、トレーニング室、宿泊施設も併設されています。初めての人でも気軽に受けられる入門教室等が人気を博しています。
ポイント1「中浄水場」
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13本の井戸と、この中浄水場で汲んだ地下水をブレンドし、市内の家に給水しています。そのまま飲んでも美味しいですが、キンキンに冷やすと一層美味しくなりますよ。ランニング終わりにいかがですか？
ポイント2「庚申塚」
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庚申塚は別名「庚申塔」とも言われ、中国から伝来した道教の「庚申信仰」に基いて造られた石塔です。庚申塚は悪疫を打ち負かし長寿を招くと言われ、現在も多くの方々の信仰を集めています。
【No.8 谷保田圃の原風景を探して】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
谷保駅→谷保天満宮→第三中学校→高速道路下→処理場広場→石田大橋北(→谷保堰→府中用水取水口→青柳稲荷神社→青柳福祉センター→矢川いこいの広場→矢川駅)→寺之下親水公園→あきすい門→矢川駅
■出発地点は【JR谷保駅】
谷保駅はJR南武線が乗り入れる駅です。周辺は閑静な住宅街で、夜は静かですが、人通りは比較的多いです。一見すると大きな面積が無く、駅周辺にはお店も多くありません。しかし一歩入れば美味しいランチを食べられるお店や呑み屋もあり、それでいてのどかなのが好印象です。
ポイント1「谷保天満宮」
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谷保天満宮は、関東三大天神の中で最古の歴史を刻む天満宮です。甲州街道沿いに存在し、学業の神と言われています。尚、本当の読み方は「やほ」ではなく「やぼ」なので、発音の際は注意が必要ですね。
ポイント2「あきすい門」
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府中用水の取水口を辿っていくと、あきすい門という水門が右手に存在します。そしてあきすい堀が南に別れます。農閑期や清水川から流れた水は全てあきすい堀に集まります。湧き水なので、この川の水は清らかですよ。
【No.9 多摩川の風に吹かれて】
■コースMAP
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■ランニングコースの説明
南区公会堂→石田大橋→多摩川右岸土手(日野市)→万願寺渡し跡(日野市)→日野橋南詰→根川緑道→根川貝殻坂橋→伊藤単朴の墓→府中用水取水口→万願寺渡し跡( 国立市 )→南区公会堂
■出発地点は【国立操車場(立川バス) 】
国立操車場は、住宅街にある立川のバス停です。都会に比べ、変わったものこそありませんが、都会特有の騒がしいものも無いので、好きな本を持ってゆっくりバスを待ってみましょう。自然の美しさが、疲れた心を解きほぐしてくれます。
ポイント1「万願寺渡し跡(日野市)」
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国立の方では、谷保の渡しとも言われる渡し場で、谷保と日野市を結ぶ大切な場所でした。およそ300年近隣住民から多く利用されてきましたが、大正15年に日野橋が出来た事で現在は廃止されています。
ポイント2「根川緑道」
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根川緑道は、春に咲く桜が非常に美しい事で知られる緑道です。川の水も湧き水なので
濁り無く澄んでいます。まるで絵に描いたような日本の風景を見たい時は、この根川緑道に足を運んでみませんか？
参考⇒ランニングダイエットのコツ！【効果的な頻度と時間は？】
東京都内でオススメするランニングコース【国立市9選】をご紹介！のまとめ
国立市エリアは、都心で働く人たちが身を委ねる癒しのエリアでもあります！自然が多くて見晴らしが良いスポットがたくさんあるので、ぜひご紹介したランニングコースで心地の良い汗を流してみてください！