ここ最近流行しているチューブトレーニング。トレーニングで使用するチューブは伸縮性のある素材でできているので、伸ばした分だけ筋肉に負荷がかかります。ただ、チューブトレーニングと言っても数多くのトレーニング方法があり、どれがダイエット効果が高いのかわからないですよね?そこで、今回は脚やせ効果が高いチューブトレーニング方法をご紹介します。
市販されているチューブはかかる強度が異なるタイプのものが揃っているので、自分の身体にあった負荷のタイプを選ぶことができます。体力に自信がない方や運動不足の方でも、最初は負荷の弱めのものを選ぶことで、無理なくトレーニングを始めることができます。購入しやすい価格帯でもあるのも、チューブトレーニングの魅力の1つです。このチューブトレーニングで、自宅で気軽に引き締まった美脚を手に入れましょう。
脚やせのためのチューブトレーニング!
ここでは、チューブトレーニングの脚やせ効果について、詳しくお届けします。チューブトレーニングは、体幹やインナーマッスルにも作用するお手軽でダイエットにも効率の良いトレーニングなのです。
効果1「ふくらはぎのたるみ解消」
チューブトレーニングの脚やせ効果として「ふくらはぎのたるみ解消」という作用があります。
チューブトレーニングは、全身の筋肉をピンスポットで刺激することに優れており、その効果はふくらはぎも同様です。
ふくらはぎの外側を担当する腓腹筋(ひふくきん)や、内側を担当するヒラメ筋に対してもチューブの反発力を利用すれば強力に刺激を加えることが可能になります。チューブ筋トレの良いところは、これらの筋肉に対して持続的に負荷をかけることができるということ。
通常筋力が少ない人の場合ははじめのうちは筋トレ回数を重ねることが難しいですよね。しかしチューブトレーニングであればチューブの弾力が筋力をサポートしてくれるので、筋力が少ない人でも持続的に筋トレを行うことができるのです。
また同時にふくらはぎ部分は日常では使用する機会があまりないため脂肪がつきやすい部分でもあります。
しかし、チューブを使用すればピンポイントで負荷をかけることが可能ですので、ふくらはぎが徐々に引き締まるのです。
効果2「太もも全体を鍛えられる」
太もものたるみや脂肪でお困りの方は非常に多いですよね。
しかしチューブトレーニングを行うと太ももを担当する大腿四頭筋やハムストリングスも同時に鍛えることが可能です。
その理由としてはチューブの持つ反発力にあります。
たとえば、太もも周りを細くする自重筋トレとして有名なスクワットですが、非常にダイエットや脚やせに効果があるものの筋トレ自体はややハードで運動が苦手な方には継続しにくいかもしれません。
しかし、チューブを使用するとその反発力があるおかげで少ない回数でも筋力が少ない人でもチューブの弾力で筋力をサポートしながら継続して負荷をかけることが可能になります。
それによって、自重スクワットよりも体力を使わずに、太もも周りの大腿四頭筋やハムストリングスを鍛えられるのです。
効果3「基礎代謝がアップ」
チューブトレーニングの脚やせ効果として基礎代謝アップも欠かすことができません。チューブトレーニングは下半身の筋肉を効果的に刺激するだけでなく体幹の筋肉である腸腰筋など、インナーマッスルも効果的に鍛えることが可能になります。
インナーマッスルを刺激すると内臓の動きも活発化するため基礎代謝がアップします。
基礎代謝とは、運動をしていないときでも消費するカロリーのことで、この基礎代謝が高まることで、痩せやすい体をつくれるのです。
脚の筋肉を引き締めるだけでなく、基礎代謝をアップして、脂肪燃焼できるのが最大の魅力ではないでしょうか。
脚やせ効果を出すチューブトレーニング
ここでは、脚の脂肪やたるみをとって美脚を手に入れる脚やせ効果の高いチューブトレーニングを詳しくご紹介します。
どのトレーニングも脚やせ効果が抜群ですしトレーニング初心者でも気軽に始められるものばかりです。
シーテッド・トゥ・プレス
最初にご紹介するのはチューブの反発力を生かして下腿三頭筋と呼ばれる下半身の筋肉群のトレーニングに効果的な「シーテッド・トゥ・プレス」の方法をご紹介します。
ふくらはぎは、人間の第二の心臓とも呼ばれるほど重要な部位です。この部分の筋力が衰えるとバランス力が低下し体自体を安定して支えることができません。
その結果として体の歪みが発生して太りやすい体質に変化します。
シーテッド・トゥ・プレスでトレーニングをすれば、ふくらはぎのシェイプアップのみならず脂肪にも効果的に刺激を加えます。
<やり方>
- 椅子に座ってください。背もたれのある椅子の場合は、寄りかからず、浅く座るのがポイントです。チューブの中央を片足で踏んで、チューブ自体にたるみがないように、両手でチューブの長さを調整します。続いて、膝をまっすぐに伸ばして、かかとのみを床につけましょう。これがスタートポジションです。
- 次に、足首を90度に曲げて、両腕をまっすぐに伸ばした状態でチューブを張ります。そして、かかとを支点にして、つま先を伸ばしたり、戻したりを繰り返し行います。このとき、チューブにたるみが出ないように注意しましょう。
シーテッド・トゥ・プレスは、左右各15〜30回を1セットにして、1日2〜3セット行うようにしましょう。
参考動画はこちら
下半身をシェイプアップする
前章では、たるみやすいふくらはぎの筋肉を刺激して、ふくらはぎのシェイプアップを実現するチューブトレーニングをご紹介しました。ここでは太ももから背中を引き締める「下半身シェイプアップチューブトレーニング」をお届けします。
脂肪がつきやすい太ももや、背中の贅肉を燃焼し、すっきりとした美脚や美しい背中を目指すことが可能です。ぜひ参考にしてみてください。
<やり方>
- 床に仰向けの状態になります。そして、右足の親指と人差し指の間にチューブを挟み、左足でチューブを踏みます。仰向けの状態のまま、右足はまっすぐ前に膝を曲げずに、伸ばして、床から10度を目安に持ち上げてください。また、チューブ全体にたるみがないように両手でチューブの端を持ち、たるんでいる場合は、手に巻きつけてピンと張ります。
- 右足をまっすぐ伸ばした状態をキープした状態で、45度くらいまで高く持ち上げます。このとき、右足のかかとは90度に曲げたままです。さらに、床から10cm以上お尻を持ち上げます。腰や背中も床から浮いて、両肩のみで体を支えるイメージです。
- 持ち上げた足や、お尻をゆっくりと元の位置に戻してください。このときに、チューブにたるみがないように注意しましょう。そして、再度足とお尻を上げたり、下ろしたりを繰り返し行います。
左右各15〜30回を1セットにして、1日2〜3セット行うと良いでしょう。
チューブトレーニングで脚やせ効果!引き締まった美脚を手に入れる!のまとめ
チューブトレーニングは、その伸縮性を生かして脚やせ効果や、体幹トレーニングの効果もあります。ゴム素材なため、体力に自信がない人でも筋力をサポートしてくれます。また自重トレーニングであれば、ハードで難しいトレーニングもチューブを使用することで、できるようになり、すごく便利です。ぜひこの機会に、チューブトレーニングで美脚を手に入れましょう。