ベジファーストは今すぐ簡単にできるダイエット方法で、運動嫌い、食べることが大好きで食事制限が苦手といった方でも、今日からラクラク実践でき、外食が多い人にもおすすめのダイエット方法です。ダイエットで思ったように結果が出ないと思われている方はベジファーストをチェック!
ベジファーストの実践でダイエットに成功したと取り上げられる口コミや企画があるなど、ベジファーストは多くのダイエッターから注目を集めています。ダイエット効果だけではなく、美容や健康面にもおすすめな方法なので今日からでも実践してみてはいかがでしょうか。
ベジファーストとは?
ベジファーストとは直訳通り、食事のときに野菜から先に食べることを言います。
食事では野菜(きのこ類、海藻類も可)から口にして、
- 続いて汁物
- 主菜(肉類・魚類・豆類・卵)
- そして最後に主食(ご飯・麺類・パンなどの炭水化物)
を食べます。
この順番を守って食事をするだけでとてもシンプルであるため、運動嫌いや忍耐力が足りない方にもハードルが低く、今日の食事から挑戦をすることが可能です。
食べ順ダイエットに近いですね。
食物繊維を含むおすすめの野菜は?
食事で野菜(きのこ類、海藻類も可)を最初に食べると伝えましたが、野菜はできるだけ食物繊維が豊富なものを選ぶようにしましょう。
理由については下記で説明します。
厚生労働省が公表しているデータによると、食物繊維は、
- 切り干し大根
- さつまいも
- ガボチャ
- ゴボウ
- タケノコ
- ブロッコリー
- モロヘイヤ
- 糸引き納豆
- しいたけ
- ひじき
などが豊富に含まれています。
これらの食材をうまく毎食の食事で摂ることを意識しましょう。
ベジファーストがダイエットに効果的な3つの理由!
ではどうして野菜から食べるベジファーストがダイエットに良いと言われるのか。
いくつかある理由を下記で確認してみましょう。
血糖値の上昇を抑えてくれる!
ここで、いつもの食事風景を思い出してみてください。
ご飯やパン・麺類などの糖質(炭水化物)が豊富なものを真っ先に食べていませんか?
糖質が豊富に含まれている食品から口にすると、血糖値が急上昇します。血糖値の上昇を脳がキャッチすると、血糖値を下げるためにすい臓からインスリンと呼ばれるホルモン分泌を促します。
私たち人間のカラダは、男性ホルモン・女性ホルモンなどいくつかのホルモンがありますが、血糖値の上昇をおさえてくれるホルモンはインスリンだけです。
そしてインスリンは、血液中に溢れた過剰な糖を脂肪に変えて、体内へ蓄積する働きがあります。
そのため血糖値が上昇されインスリンが多く分泌される分だけ、体脂肪が増えることとなります。
炭水化物から食べる人は、野菜(食物繊維)から食べた人に比べて血糖値の上昇がおよそ2倍と言われています。このようなことからも、ダイエットと深い関わりがある血糖値の上昇を抑えてくれるため、ベジファーストはダイエットに良いと言えるのです。
お腹が膨れやすく食べ過ぎを防ぐ事ができる!
食物繊維を含む食品を食べると満腹感が出やすく、空腹を感じにくくなるため必然と食べ過ぎを防止することが可能です。
満足感が得られる理由は、食物繊維が腸内で水分を吸収して膨張するからで、野菜や海藻類から先に口にするとお腹が張った感じがしますが、これは食物繊維の働きです。
お腹が張ることで他の食べ物が入る隙間が小さくなるため、食べ過ぎを抑制できダイエットに効果的と言えます。
デトックス効果で新陳代謝がアップ!
食物繊維は腸の働きを活発にさせる働きがあります。
先ほど、食物繊維が腸内で水分を吸収して膨張をするとありましたが、膨張により腸内が刺激を受けることで排泄を促すのです。
便通が良くなりデトックスがしっかりと行われると、新陳代謝がアップしてカロリー消費量が増え体脂肪燃焼効率も上がります。食事量を自然に減らせるほか、カロリー消費量がアップするベジファーストは、やはりダイエットに効果的と言えるのです。
アンチエイジングの効果も?
ダイエットができる他に、アンチエイジング効果も期待できます。
ベジファーストダイエットを実践すると、AGE(別名:終末糖化産物)が体内に溜まりにくい体質となります。AGEは糖質とタンパク質が加熱された物質と言われ、体の老化を早める厄介者としてメディアでも取り上げられる機会が少なくありません。
老化によってシワやシミなどができる事がありますね。
老化に影響を及ぼすAGEを、食物繊維によって体内へ溜めないことはダイエット以外の美容や健康面でも大きなメリットと言えます。
ベジファーストは外食が多い場合でもできる!
仕事や生活環境によっては、どうしても外食が多くなる方がいるでしょう。
外食の場合は献立調整が難しく、「ベジファーストは無理!」と思われるかもしれないですが、下記で紹介をするちょっとしたポイントさえおさえておけば、外食でもベジファーストは簡単にできちゃいます。
定食を選ぶ
外食ではハンバーガーや丼物など、ファーストフード店を利用しがちとなりますが、主食・主菜・汁物がバランス良くセットになっている定食を選ぶことをおすすめします。
野菜が出てくる他、カロリーや脂質・糖質計算などの計算がされてメニューとなっているところも安心です。
一品物には必ずサイドメニューで野菜を付ける
仕事の付き合いなどによっては、
- ラーメン店
- ハンバーガー店
- カレー店
- 丼物
などを食べに行くことがあると思います。
このような場合は、どうしても一品物を注文するため、野菜不足となりがちです。
ベジファーストを実践するためにも、一品物にはできるだけサイドメニューとして、野菜や納豆などを付け、先に食べるようにしましょう。
注意すべきポイントは?
ここまでの説明を通じて、ベジファーストがダイエットに効果的であるということをご理解いただけたと思います。
今日からさっそくベジファーストを実践しようと考えられるあなたに、実践するときに注意しておくべきポイントをお伝えします。
味付けは薄く
「野菜であれば」と、カロリーが高いドレッシングをたくさんかけて口へ運ぶ方がいますが、できるだけ薄味を意識しドレッシングを使わないことをおすすめします。
ドレッシングにも糖質や脂質が含まれており、エネルギーもあります。
せっかくベジファーストをするのであれば、できるだけ余分となる糖質や脂質を摂らない方が効率的です。
ちなみに塩分の摂りすぎはむくみの原因になりますので注意が必要です。
ひとくちで噛む回数を増やす
野菜好きでない方がベジファーストに取り組むと、どうしても肉やご飯を早く食べたいといった気持ちから、先に食べる野菜を噛む回数が減りがちとなります。
野菜もひとくち30回を目安にしっかり噛んで食べることで、血糖値の上昇がより抑えられ満腹感も得られるため、よりダイエットに効率的です。
ベジファーストがダイエットに効果的!外食でもできる方法は?のまとめ
今日の食事から実践可能な、ベジファーストダイエットですが、先に食物繊維を摂ることで、血糖値の上昇が抑えられ、満腹感が得られやすくなるため食事量を無理なく落とせるのが、ベジファーストのメリットです。テレビや雑誌などでもタレントさんがダイエットに成功しましたと取り上げられることがあります。
実際にどれほど痩せたか、どのようなメニューでどれくらいの期間続けたかなど、参考にできる部分を取り入れながらチャレンジを始めてみてはいかがでしょうか?無理をすることなくダイエットの結果が見え始めると、食事の時間がより今まで以上に楽しく感じるはずです。