噛むだけでダイエット効果を得られる方法ですが、ポイントは一口で30回以上が目安になってきます。また早食いも防止できますので肥満予防もできます。よく噛むことはダイエット効果だけではなく健康にも良い影響があります。
噛むだけダイエットの効果を実感している人は多いのですが、すぐにダイエット効果がでるわけではありません。長期的な目で見えていかなければいけませんが、一口で30回以上が噛むだけでダイエットできる方法なので試してみる価値あります。
噛むだけダイエットとは?
噛むだけダイエットはその名の通り、食事をよりよく『噛む』事を意識したダイエット方法です。
その昔、古代女王卑弥呼は1時間をかけて4000回ほど噛んだという説もあるほどです。
卑弥呼はダイエットしてたわけではないと思いますが、食事に時間をかけていたのは昔からの風習のようです。
ですが忙しい現代では、朝や時間が取れない事のが多いと思います。
1時間に4000回なんてかけていられないのが現状で、どうしても早食いになりがちです。
しかし、早食い=咀嚼が少ない事により空腹になり、また食べてを繰り返してしまうのでダイエットに遠のいてしまいます。
そうならない為には、まずはどんな食事でも30回噛む事を意識していけば噛むだけダイエットになります。
習慣付けてしまえば噛むだけダイエットは成功します。
ただ気をつけて欲しいのは、どちらか一方に偏らない事です。食べやすい方にどうしても行ってしまうクセが個々にあるので、そうならないように両方の頬で噛むとよりバランスがとれて効果的です。
過去に噛むだけダイエットをやってクセで右側だけで噛んでいたことがあるのですが、顔の筋肉が片方だけついて、顔が若干歪んでしまったことがあります。ホント、ご注意してくださいね。
噛むだけダイエットの効果とは?
噛むだけダイエットの効果は様々な所で反映されてきます。
まず食べ過ぎにならない事です。
上記の通り、早食い=咀嚼が少ないと異様に空腹になるのが早いです。
これは『満腹になった』とサインが普通の人より長いからです。通常なら食べ始めて15~20分後と言われています。しかし噛むだけダイエットの場合は、一口に対し咀嚼が多いので満腹になったと思うのは咀嚼が少ない時より圧倒的に速いです。
噛むだけと言われていますがこれは運動と同じ原理です。
よく噛むと体がポカポカと温まり発汗してきます。
咀嚼が多くあることで体の循環がよくなり、新陳代謝も上がります。
小顔効果に期待出来ます。
よく小顔ダイエットにマウスピースやガムを使用したりする事があります。噛むだけダイエットともあのマウスピースやガムと同じで小顔効果があります。
舌や顎を動かす事がなにより顔の運動となっていきます。
方法は簡単です
食事の時に一口30~50回を目安に噛む事を心掛けていきます。
普段の量より少なめにするとより効果的です。
が、最初はいつもと同じ量から始め、様子を見て慣れてきたら量を減らして行くという方法もあります。
どうしても早くなってしまうという場合は、一口事に箸を置いて咀嚼、また一口食べて箸を置くを繰り返すとゆっくり噛んで食べられます。リズムに合わせて咀嚼するのもオススメです。
また硬いものを選ぶのも効果あります。
玄米、りんご、蒟蒻、根菜類、歯ごたえがあるものを積極的に取り入れる事で必然的に咀嚼が多くなります。
また食物繊維もしっかり取れ、血糖値の上昇も防ぐ事が出来るので一石二鳥です。
麺類も掻き込むのではなく、一本ずつ食べていく事で咀嚼が多くなります。どんな食事もゆっくりを心掛けましょう。
30回噛む事は健康にも良い
小学校の時に親や学校で、『よく噛んで食べなさい。最低でも30回ぐらい…』と言われませんでしたか?
それだけ噛む事が大切だとの習わしがあるからです。
30回噛むだけダイエットは30回を目安に食事をする事です。
目安なので、これ以上ならよりダイエットになってきます。
上記で紹介した動揺のリズムに乗せて食べる方法もありますが、自分が好きな曲でも、覚えてる百人一首でも創作の歌でもまずは一口30回を身に付けていくと自然と習慣になっていきます。
30回が出来たら次は40回、50回と自分で回数を多くしていくのも楽しみながら出来ていいと思います。
但し、30回以下になる場合は工夫が必要です。
利き手とは逆に箸を持って時間をかける事も一つのアイデアです。(これは意外といいです。早食い防止になります)
普段使わない手を使うのに一苦労。また一口をすくいあげるのも大変ですが、効果は絶大です。
また食事の時に水分を一緒に取らないようにすると効果もあります。
どうしても水分があると喉に流してしまいがちになるので食事時の水分も気をつけましょう。
30回噛むだけで満腹中枢を刺激
30回噛むだけダイエットとの効果は噛むだけダイエットの効果と一緒です。
よく噛むことが唾液が多くなり、すぐに満腹中枢に指令が行き渡り、食べすぎにはならない効果があります。
また咀嚼が沢山あることからいつもと少量の食事で済む事が多くあります。
また唾液が多く出る事でセロトニンが活性化されストレスを減らす事もあります。セロトニンとは自律神経をリラックスさせる作用があるからです。
また噛むことが多くあると顔の表情筋などが動き、小顔効果あります。
また噛むことが多くあるので顎関節症にかかる事も少ないです。
また咀嚼が多くあることで若返りの効果もあります。
咀嚼が多いと唾液が多く出ます。この唾液の中にパロチンという成長ホルモンの一つが含まれるからです。パロチンが出る事で、骨や筋肉を若返らせる作用があります。
唾液が多く出ると口臭予防、虫歯予防にもなります。
口コミの評判は?
噛むだけと言うだけですので、いろんな人が実践しています。
道具も運動もしないので比較的に取りかかりやすいダイエットだからです。
『噛むだけで本当に痩せるの?』と疑問を問う人も中にはいます。
ダイエットの中では信憑性がないと感じてしまうかも知れません。
始めてみると最初はなかなか効果が出ないかも知れません。これは体を動かす、全身運動とは違うので当然です。諦めないで続ける事が大切です。これはどんなダイエットでも同じですが、持続してこそ成功に繋がります。
玄米を食べて20キロ痩せたという芸能人の例もあるので、試しにやってみようとキッカケになるかも知れません。
始めてみると食物繊維を取る事を心掛けしてる人も多くいるようです。一キロ減る事が出来るとやる気も沸き上がり、持続してる人が多くいるのも事実です。
噛むだけでダイエット効果を実感できる?【30回以上が目安!】のまとめ
食事をゆっくりすることは健康にも良いです。早食いだとあまり噛まないので消化器に負担もかかります。ダイエットと健康効果にメリットがありますので一度実践してみてはいかがでしょうか。