事務職の方は座る時間が多く運動不足によって、脂肪がつきやすくなってしまう事がありますが、そんな事務職の方におすすめのダイエット方法とは?仕事中の姿勢や呼吸方法などに意識するだけでダイエット効果が期待できます。
事務職におすすめのダイエット方法をいくつかご紹介しておりますが、お仕事中でもできる方法ばかりなので、忙しい方でもピッタリなダイエット方法です。しかし、意識をしながら行わないと、すぐに楽な姿勢をとってしまうので、習慣化させることが成功の秘訣です。
事務職におすすめ姿勢矯正ダイエット!
事務職の仕事は1日中座っている時間が長い仕事ですので、前屈みなって猫背気味になったり、背もたれに身体を預けたりするといった姿勢になりがちです。
この様な姿勢はお腹に全く力が入らない為、腹筋が衰えて脂肪がつきやすくなったり、骨盤が歪んだりしてきます。
でも、正しい姿勢をキープすれば、身体に適度な緊張感が保たれて、ダイエットと同じ効果が期待できます。
正しい座り方は、
- 肩を少し後方に引いて、力を抜いてリラックスします。
- 次に、太腿の内側の筋肉を意識してピッタリとつけます。
- お腹を引き上げるイメージで背筋をまっすぐに伸ばして深く腰かけます。
この時、背もたれには背中を触れさせないようにして、下腹に力を入れて上半身を支えます。
この姿勢を保って事務職をこなせば、猫背になりにくくなりますし、下腹ポッコリや肩こり、腰痛なども防ぐことができます。
しかし、正しい姿勢でずっと座り続けるのは困難ですから、そんな時は、小さなバランスボールを背中と背もたれの間に挟んであげると、ある程度の時間は正しい姿勢を保つことができます。
こうした座り方は、きちんとした印象も与えられますし、ウエストを細く見せる効果もあるので試してみると良いです。
腹式呼吸でダイエット!
私達が無意識にしている呼吸は、腹式呼吸という肺の一部だけを使う浅い呼吸です。
ダイエットにおすすめの腹式呼吸は、横隔膜を大きく動かす呼吸法で、これは太極拳などにも取り入れられています。
横隔膜は胴の周りについている帯状の筋肉であり、この筋肉をインナーマッスルと呼びます。
インナーマッスルは身体の内側の深い部分にある為、意識して動かすことは不可能です。つまり、筋トレやストレッチなどでは鍛えることができない筋肉です。
そこで、腹式呼吸によってインナーマッスルを動かしてあげるのです。
腹式呼吸は、横隔膜を上下に動かすことでメタボの原因となる内臓脂肪を減らしてくれます。
また、お腹についた脂肪によって下垂した内臓を本来の正しい位置に戻すことも可能です。
呼吸を意識すれば、インナーマッスルは確実に鍛えられるので脂肪が燃えやすい身体に変わっていきます。
呼吸をするだけですから、事務職が中心の仕事をしている人でも座りながらできる簡単なダイエット方法です。
仕事中でもダイエットできる腹式呼吸を是非マスターしてみると良いです。
女性は下着選びも重要!
女性の場合は下着選びも重要です。
下着は身体を補正して、洋服を着た時にスタイルを良く見せる為の土台になります。
特にブラは、バストアップやくびれを作るのに効果的です。
ダイエットにブラが関係あるの?と思うかもしれませんが、私達の身体の部位は全て1枚の皮膚で覆われています。
例えば、バストが大きい人がサイズの合わないブラをつけていると、ブラからはみ出た肉が、
- 脇
- お腹の上部
- 背中
- ウエスト
へと流れていき、余計に太く見える印象を与えてしまいます。
ピッタリフィットのブラで左右のバストを寄せ、バストトップを高くすると、ウエストまで細く見せることができます。
つまり、自分に合ったブラをつけていれば、くびれ効果と着痩せ効果が期待できるのです。
選び方としては、バストは背中に流れやすいので、脇からバストを強力に寄せられるものや、下から支えるワイヤー入りのブラがおすすめです。こうしたブラを事務職の女性がつければ、お腹痩せに効果的です。
ただし、ワイヤーが無いリラックスタイプのものは、お腹痩せに効果がないので避けた方が無難です。
事務職の仕事におすすめのダイエット方法
イスに座って密かにダイエットする方法もあります。
これは1回20秒程度で終わり、脂肪燃焼にも効果的ですので幾つか紹介してみます。
その1
- 背筋を伸ばしてイスに浅く座り、イスのヘリを両手でしっかり掴みます。
- 両足を揃えて膝を持ち上げて20秒キープします。
その2
- 背筋を伸ばしてイスに座り、両手を組んで左右どちらかの太腿の上に置きます。
- 次に、踵を上げて太腿を上に押し上げ、両手は太腿を押し下げるようにして、20秒程度お互いに押し合います。
- これを左右交互に行ないます。
その3
- 背筋を伸ばして両くるぶしをつけた状態でイスに座ります。
- 次に両膝の間にクッションを挟んで、下腹と太腿の内側に力を入れ、クッションをギュッと押さえます。
- この状態をキープしながら事務職の仕事を行なっても良いですし、20秒ほどキープしたら力を緩め、再び押さえるといった動作を繰り返しても良いです。
また、わき腹は身体を捻ったり、倒したりする時に使う筋肉ですが、事務職の仕事ではあまり使わないので、プヨプヨたるんでいる人が多いようです。
ですから、イスに座ったまま両腕を頭の上で組んで、骨盤は動かずに上半身だけを横に倒して、脇腹を伸ばしてあげるのも良いです。
これは、事務職で凝り固まった身体をリラックスさせる効果もあります。
靴も選びましょう!
職場内を歩く時は階段を使うとダイエットの為になりますが、履いている靴もダイエットには大切なポイントになります。
仕事上の身だしなみでハイヒールを履く人も多いと思います。
しかし、ハイヒールはつま先立ちの姿勢になるので自然と前傾姿勢になります。
こうした状態は、踵が上がっているので足の運び方が変わり、骨盤から背骨にかけての骨の並び方が崩れます。
さらに、身体も歪んできますので脂肪がついて、痩せにくい体質にもなります。
ですから、歩く際には裸足に近く、足裏や足首を使って歩ける靴が良いのです。
正しい靴を選ぶと足への負担が軽減され、歩きやすく足も疲れなくなり、美脚効果もあります。
ハイヒールを履かないようにするわけではありませんが、職場内を移動する時はなるべくハイヒールを履いている時間を少なくすることも大切です。
些細なことのように感じるかもしれませんが、靴を変えるだけでも1日の消費カロリーは大きく違ってくるものですので、事務職の人は靴選びを見直してみるのも良いかと思います。
事務職におすすめのダイエット方法!お仕事中にできるのまとめ
事務職の場合は、朝から夕方までずっと座りっぱなしという方も少なくなく、運動不足や筋力の低下などによって代謝も落ちてしまい、太り気味になってしまう方も多いので、すぐにできるダイエット方法でまずは試してみてはいかがでしょうか。