森永卓郎さんがダイエットで19.9キロ痩せた方法を解説!獨協大学経済学部教授で経済アナリストの森永卓郎さんが、テレビCMの企画ライザップでダイエットに成功されています。世間では、「病気ではないのか?」と心配の声もありましたが、現在も体型を維持されています。
この記事では、そんな森永卓郎さんのダイエット法について紹介します。ダイエットに興味のある中年男性の方には特におすすめです。
森永卓郎さんはなぜ太ったのか?
森永卓郎さんは、1日5食も食べる大食漢で、一日の摂取カロリーは約5,000キロカロリーと成人男性の約2倍のカロリーを摂取していたことになります。
また、睡眠時間も平均4時間でたばこも1日30本吸っており、運動が苦手だったこともあって、運動もあまりしていないことが太った原因のようです。
森永卓郎さんのダイエット方法!
森永卓郎さんが今まで行ってきたダイエット方法を紹介します。
ライザップ
ライザップを始めるきっかけになったのは、2015年10月の「TBSオールスター感謝祭」で“ライザップに挑戦してほしい人”に選出されたことです。
ライザップでは、二人三脚のマンツーマントレーニングで減量しながら筋肉量を落とさず、基礎代謝を上げる「無酸素運動」を指導してもらえます。
また、食生活にも言及しており、「食事制限ではなく、正しい食事習慣を行う」をモットーに、1日3食、2カ月で全180食分を専属トレーナーから指導を受けます。
森永卓郎さんの場合は、この食事方法が合っていたようです。
低糖質ダイエット
ライザップが推奨している食事方法とは、「低糖質ダイエット」です。
低糖質ダイエットは1食300円で賄え経済的で効果的にできるため、「自炊」がおすすめだとも本人が言われています。
自炊の方法は、鍋に材料と調味料を放り込んで煮るだけのものと、フライパンで焼くだけの2通りを実践しています。
料理をしたことがない人でも、この調理法であれば誰でも簡単に調理できるし、片付けも少なくて楽です。
気になる材料ですが、「糖質が少なくタンパク質が豊富な食材」として主に以下のものを摂取していたので紹介します。
- 肉(鶏肉)、魚(青物がメイン)、豆腐、納豆などの大豆食品、卵など
- 野菜、キノコ、海藻など
炒め物をする場合は、サラダ油ではなく、オリーブオイルを使います。
自炊が面倒な時に、低糖質食の宅配サービスを何度か利用したこともあります。
特にコストパフォーマンスに優れている食材は「豆腐」です。
安くてタンパク質が豊富で低糖質と3拍子揃っており、味も淡白なので白米代わりにもできるので、ライザップのトレーニング中は豆腐メインの食生活でした。
また、食材の購入にも経済学を活用しており、スーパーの見切り商品を安く買っています。
商品を安く購入することを経済学用語では「価格弾力性(価格変更に対する需要の反応の尺度)が低い」と言うそうです。
外食でも糖質制限をする
森永卓郎さんは、「外食での糖質制限は簡単だ」と言われています。
方法も簡単で、「糖質制限をしています!」とはっきり周知しておくことが大切です。
周知していれば、気兼ねなしに糖質制限した食事ができるし、周囲の人も協力してくれるようになります。
回転寿司では寿司ネタの刺身だけを貰うこともでき、居酒屋では冷奴やキュウリなど、自分の食べたいものだけを選べます。
低糖質ダイエットと聞いただけで、「お腹いっぱい食べられないのか・・・」と落ち込むかもしれませんが、その必要はありません。
糖質にだけ気を付けていれば、野菜などを多めに摂取すればお腹いっぱいになります。
ライザップでは、食事管理をしてもらえる専属トレーナーが在籍しているので、ストレスを溜めずに食事をする方法を聞いてみましょう。
森永卓郎さんを襲った病気とは?
当時の体重は89.8kg、ウエスト114㎝、体脂肪率は30%を超えており、超肥満体型になっていました。
そのため、2009年頃には糖尿病と尿路結石を患い、インスリン注射が欠かせない日々を過しています。
日本の糖尿病患者の約90%が2型糖尿病とされており、日本人は遺伝的にインスリンの分泌が弱い人が多いと言われています。そのため、遺伝的な体質に加え、食習慣や生活習慣、加齢などの要因が重なると発症するとされています。
(参考:厚生労働省 糖尿病)
森永卓郎さんも生活習慣病の影響が起因して、超尿病と尿路結石を発症しています。
森永卓郎さんはどのくらいの期間でダイエット成功した?
テレビCMの企画で、ライザップを始めて4カ月で19.9㎏のダイエットに成功しています。
ウエストも23㎝減、体脂肪は半分の約15%まで下がりました。
ライザップの期間は2カ月ですが、終わった後もトレーナーに教わった食生活を継続した結果です。
「継続は力なり」を身をもって体験されていますね!
森永卓郎さんが取り組んだダイエットのメリット・デメリット
森永卓郎さんがダイエットに取り組んで気付いたメリットとデメリットについて紹介します。
森永卓郎さんが取り組んだダイエットのメリット
森永卓郎さんが取り組んだ、ダイエットのメリットについて検証します。
大食漢だった森永卓郎さんですが、低糖質ダイエットをしてみて「今までラーメンやカツ丼などが好物だったけど、惰性で食べていただけだ」と気付いたそうです。
低糖質ダイエットを行うと、今と昔で好物に変化があるようです。
その効果もあってなのか、森永卓郎さんはダイエット期間が終了しても、低糖質の食事を継続しているので、体重が増えても1kg程度と大きな変化は無いようです。
また、お酒が好きな人にとって禁酒はとても難しいですが、「糖質オフ」もしくは「低糖質」であれば飲んでも大丈夫です。
お酒に糖質が含まれているか以下に紹介します。
- 糖質を含まない酒:蒸留酒、ウイスキー、ウォッカ、ジンなど
- 糖質を含む酒 :醸造酒、ビール、日本酒、ワイン、マッコリなど
このように糖質の有無を確認すれば飲酒できます。
また、焼酎などの蒸留酒はアルコール度数が高いので、薄める時も糖質が無い「水や炭酸」か低糖質のもので割ると大した問題ではありません。
しかし、ダイエット中に飲んでも影響は低いのですが、何杯も飲めば糖質が増えるので注意してください。
お酒が好きな人は、糖質を計算しながら飲めば禁酒する必要はないので、嗜むくらいが丁度良いでしょう。
森永卓郎さんが取り組んだダイエットのデメリット
次は、森永卓郎さんが取り組んだダイエットのデメリットを検証します。
- ライザップはお金がかかる
- 低糖質の食事に気を配る必要がある
- ダイエット期間が終わるとリバウンドの可能性がある
体質やモチベーションにもよりますが、ダイエット中は「お金を払っているから」と気が張っていますが、終わると気が緩んでしまう人もいるでしょう。
その時が一番リバウンドしやすいので、今度は「せっかく痩せたのだから太らない」という決意が必要かもしれません。
森永卓郎さんはダイエット期間が終わっても、トレーナーから教わった知識と経験で、低糖質の食事法は今も続けているそうです。
森永卓郎さんのプロフィール
森永卓郎さんのプロフィールを紹介します。
- 森永卓郎(モリナガ タクロウ)
- 東京都出身、1957年7月12日生
- 2006年から独協大学経済学部教授に就任
- 経済アナリストとしてメディアに多数出演
- ミニカーなどのコレクターとしても有名
東京大学経済学部を卒業後、日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局などを経て、19991年から三和総合研究所の主席研究員を務めています。
その後、獨協大学経済学部の教授に就任し、マクロ経済学や軽量経済学、労働経済などを専門分野にしています。
また、経済アナリストとしても多くのメディアに出演し、今までの経験や知識を遺憾なく発揮して、鋭い切り口やわかりやすい解説で注目を集めています。
森永卓郎さんはダイエットで19.9キロ痩せた?ライザップと低糖質ダイエットを解説!のまとめ
(mihotoke_chanより)
森永卓郎さんが取り組んだダイエット法ですが、ライザップのトレーニングと低糖質ダイエットについて紹介しました。
中年男性で特に運動もしていない方で、体型や病気を心配しているのであれば、この記事を参考にダイエットに挑戦してみてください。
最近でもメディアに出演すれば、痩せているので「病気じゃないのか?」と心配されるかもしれませんが、ダイエット食を継続して体型を維持しているだけです。
森永卓郎さんの今後のご活躍をみなさんも応援しましょう。