「もやし」を活用した「もやしダイエット」の効果的な方法からおすすめレシピや体験談、そしてもやしのおすすめ商品を画像や動画を踏まえてご紹介しております。もやしダイエットは芸能人にも支持されており、いくつもの成功例を耳にするほど効果のある方法です。
ダイエットのキモである「食事制限」は、食材次第では味気なくて苦しいものになってしまいますが、美味しい食材を活用できれば、ストレスなく続けることができます。だから現在に至るまでに、「低カロリー&低糖質」だけでなく「美味しい」という条件を加味して、さまざまな「ダイエット食材」が発見されてきました。アレンジ可能で美味しいダイエットが続けられるもやしダイエットにはどんなダ効果があるのでしょうか?さっそくみていきましょう!
もやしダイエットの方法とその効果とは?
食物繊維にビタミンB群と、ダイエット効果が期待できる成分が多く含まれていることがわかりました。
これらのダイエット効果を最大限に発揮する、1週間で結果が出るというダイエット法はどのようなものなのでしょうか?
基本は「置き換えダイエット」
もやしダイエットのもっともポピュラーなやり方は、「置き換えダイエット」です。
置き換えダイエットとは糖質制限の一種で、主食(白米)を低糖質の食品に置き換える方法のことです。
ただし、三食すべてをもやしに置き換える必要はありません!たしかにもやしは低カロリーですが、ある程度の糖質を摂取しておかないと身体のエネルギーが不足してしまい、体調を崩してしまう危険性があるからです。
筆者がオススメする「置き換え」のタイミングは夜です。「夜」は、わたしたちの身体の活動が鈍くなる時間帯ですので、夕飯で摂取したカロリーや糖質がエネルギーとして変換されにくくなり、余剰分が脂肪の蓄積へと回りやすくなります。
なので、この夕飯のタイミングでもやしを食べれば、存分にダイエット効果を引き出すことができ、太るリスクを軽減できるようになります。
値段が安くアレンジもしやすいので続けやすい
もやしという食材はどんな料理とも取り合わせが効くので、もやしだけを食べる必要はありません。みなさんのお好みでアレンジして、どうぞ美味しく食べてください。
ナムルにしてもよし、ビタミンやタンパク質の豊富な豚肉と炒めてもよし。もちろんスープの具材にもおすすめです。
「どんなもやし料理にしようかな?」と考えるだけで、きっと楽しくなるはずです。
もやしダイエットを成功させるためにもやしダイエットの書籍もとても参考になります。
おすすめのレシピ
ここでおススメのレシピをご紹介します。
トマトスープパスタ風
1人前の材料は
- もやし:1袋
- トマトジュース:1缶
- 溶けるチーズ:1~2枚
- オリーブオイル:おおさじ1
- クレイジーソルト:適量
です。
作り方は
- フライパンにオリーブオイルを入れてもやしを炒める
- もやしが少ししんなりしたところにトマトジュースを入れてクレイジーソルトをかける
- もやしがクタッっとしたところで溶けるチーズをちぎって入れ、チーズが溶けるまで火を通す
これで完成です。
あとはお皿に盛って、パセリなどお気に入りのトッピングを加えてください。
このレシピのおすすめポイントは、チーズを使ってタンパク質も摂れるところです。ダイエットには筋肉の原料となるタンパク質の摂取も欠かせません。
また、トマトジュースを使っているのも心憎いです。
トマトジュースには
- 水溶性食物繊維(ペクチン)
- 不飽和脂肪酸(13-oxo-ODA)
といった成分が含まれています。
13-oxo-ODAは中性脂肪の減少効果を期待できる成分なんですよ!
オムもやし
1人前の材料は
- もやし:1袋
- 玉ねぎ:半分
- ひき肉:半分
- かつおだし:少々
- コショウ:少々
- ケチャップ:大さじ2
- お塩:少々
- たまご:1個
- 油:少々
です。
作り方は
- フライパンに油をひいてひき肉を炒め、火が通ったら玉ねぎとかつおだしを入れてよく炒める
- 1にもやしをいれて、塩・コショウを入れて炒める。もやしがしんなりしてところでケチャップを加え、さらに炒め、器に盛りつける
- 卵焼き(薄焼)をつくり、2の上にのせてケチャップをかける
これで完成です。
このレシピのおすすめポイントは、卵を使っているところでしょうか?卵は皆さんもご存知の完全食品、豊富なタンパク質やビタミンが含まれています。
2つのレシピをご紹介しましたが、いずれも健康効果に優れる食材を加えているところがポイントですね!
もやし単体ではどうしても味付けが単調になってしまいます。ダイエットを成功させるためには、「長く続ける」ことが何よりも大切です。
このように他の食材との組み合わせも楽しめる、アレンジも簡単で続けやすいのももやしダイエットのメリットと言えますね!
その他にももやしダイエットをしている方におすすめの絶品のもやしレシピをご紹介しております。
もやしの成分とその効果とは?
1週間で効果が出る、そのような体験談もSNSに上がっているもやしダイエット。そんな短い期間で効果を出せるからには、成分に秘密があるのかもしれません。
もやしと聞くと栄養価の低い食べ物の印象がしばしばつきまといますが、じつはそうではないんです。
「もやしはいろいろな栄養素をふんだんに含んだヘルシーな食品です。種に蓄えられたデンプンや脂肪、タンパク質など、潜在的な栄養素が加水分解されて、もやしになる段階でエネルギーを放出しながら細胞や組織を作って成長するという特徴があるのです。さらに、新陳代謝をする過程で、それまで含まれていなかった新しい栄養素が合成されていきます。発芽というメカニズムには、私たちには図り知れない、複雑で神秘的な反応が起こっているのです。」
引用:もやし生産者協会「もやしの栄養」
イメージとは違い、もやしには様々な健康成分が含まれているのです。ダイエットに役立つ成分はどのようなものがあるのでしょうか?
2種類の食物繊維の働き
まず最初に触れておきたいのが「食物繊維」の力です。
一般的に食物繊維は「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」に分類されます。では両者のあいだには、いったいどのような違いがあるのでしょう?
「水溶性食物繊維は、水に溶けやすく、水に溶けるとゼリー状になります。小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。また、コレステロールを吸着し体外に排出することで血中のコレステロール値も低下させます。さらに、ナトリウムを排出する効果もあるので、高血圧を予防する効果もあります。食物繊維は低カロリーで肥満の予防にもなるので、糖尿病、脂質異常症、高血圧、動脈硬化など、さまざまな生活習慣病の予防に効果があります。水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします。便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。また、どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。」
引用:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「食物繊維の働きと1日の摂取量」
このように、2つの食物繊維は腸内での働きやその特性に違いが見られます。
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維には
- 血糖値の上昇を抑える効果
- コレステロールを排出させ、コレステロール値を下げる効果
といった働きがあることがわかります。
血糖値が上昇するとすい臓からインスリンが分泌され、糖をエネルギー源のグリコーゲンに変換し筋肉や肝臓に貯蔵します。しかし、その貯蔵量が限界を超えると、こんどは”脂肪”として蓄積されてしまうのです。
水溶性食物繊維は脂肪の原料となる糖の供給を抑えることで、ダイエットに貢献しているのです。
また、水溶性食物繊維にはコレステロールを体外へ排出する働きがあります。何かと悪者扱いされるコレステロールですが、身体にとってなくてはならない成分でもあります。
コレステロールが体外へ排出されると、その不足を補おうと新たにコレステロールが生成されます。このコレステロールは主に脂肪を原料として生成されます。
もうお分かりですよね?
コレステロールを排出 → 新たに生成(脂肪を消費) → コレステロールを排出 → 新たに生成(脂肪の消費)・・・このサイクルで体内の脂肪が減っていくのです。
水溶性食物繊維のチカラは侮れないですね!
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維には便の材料となり、腸内の老廃物(便)の排出を促す働きがあります。便は老廃物の固まり、長く腸に居座られると体に良い影響を与えるはずがありません。
ともすると、腸内細菌のバランスが崩れ、体調悪化の原因にもなってしまうのです。
スムーズな排便が促されることでデトックスは完了、腸内細菌のバランスも改善されていきます。すると腸の活動も活発になり、代謝も上がっていきます。
さらに嬉しいことに、水溶性・不溶性の食物繊維は共に腸内で善玉菌のエサとなって腸内環境を整える作用があります。
ダイエット効果を期待できるだけでなく、腸内環境を整えて健康的な生活を支えてくれる!食物繊維にはとても嬉しい働きがあるのです。
「ビタミンB群」が代謝を向上させて脂肪燃焼を促す
「ビタミン」と聞けば、たいていの人は美肌効果を連想しがちですが、じつはそれだけではありません。
以下に紹介する「ビタミンB1」や「ビタミンB2」には身体の代謝機能を向上させる効果があり、結果的に脂肪燃焼効率が高まることが期待できるのです。
ビタミンB1で糖質代謝
ビタミンB1は糖質の代謝に欠かせない栄養素です。糖質はエネルギー源として必要ですが、必要以上に摂り込まれると「脂肪」として蓄積されてしまいます。
ビタミンB1は糖質の代謝を活発にすることで糖を分解、結果として脂肪に変えられて蓄積される糖質の絶対量を減少してくれるのです。
「糖質」はダイエットを進めるうえで厄介なものですね?ビタミンB1はこの糖質の減少に一役買ってくれるありがたい存在なのです。
ビタミンB2で成長促進
しばしば「発育ビタミン」と呼ばれる「ビタミンB2」。身体中の細胞の再生と成長を担う、非常に重要な栄養素です。成長にはカロリーが必要になることは皆さんも経験してますよね?
筆者は成長期の中学の頃、いくら食べてもお腹がいっぱいにならなかった記憶があるのですが、皆さんはいかがでしょうか?
成長といっても今さら身長が伸びる!というわけではありません。日々”成長”しているものに「髪の毛」「爪」がありますよね?皮膚の生まれ変わりも成長の1つです。
この”成長”を促すことが消費カロリーの増加につながるのです。
さらにビタミンB2には、体内の糖質・脂肪を分解してエネルギーに変換する働きを「補酵素」としてサポートする一面もあります。
ビタミンB1と一緒に、消費カロリーの増加に貢献してくれる大切な成分なのです。
気になる口コミは?
寄せられたもやしダイエットの体験報告は、成功した人と失敗した人が”半々”と言ったところです。
成功談
成功者の一人は、夜の主食をもやしに置き換えることで成功したとのことです。夕食のおかずはそのまま、ご飯(炭水化物)を取らない代わりにもやしを2袋分食べ続けていたところ、1週間で1.5kg、1カ月で5kgのダイエットに成功したそうです。
これは42歳の男性の体験談ですが、この方は並行して通勤時に1駅分(20分ほど)のウォーキングも実践していました。40代となると痩せにくくなる、とよく言われますが、その不利をものともせず成功したのは喜ばしいですね!
続いて35歳女性の体験談ですが、この方も夕食の主食の代わりにもやしを1袋食べ続けたとのことでした。1カ月で2kgの減量に成功し、始めて1週間ほどでお通じも快適になったそうです。
お通じの改善はもやしの食物繊維のおかげですね!
共通するのは夕食の主食をもやしに置き換えた点でした。やはり夕食を置き換えることが成功の近道のようです。
他にSNSにも
聞いて聞いて!
もやしダイエットしよったら短期間で2.5㌔痩せたんやって!!
すごない!?!?— そら(ぱるぱん) (@mxrxm_love) 2019年5月14日
もやしダイエットで1週間5キロ痩せた ( ◜ᴗ◝)و
— 新選組乂えふ✿ ? (@x4_il0z) 2019年5月8日
といった成功談がありました。もやしダイエットは確かに効果を期待できそうですね!
失敗談
一方で、痩せなかったという体験談も寄せられています。
36歳の男性は3食の主食のすべてをもやし(朝・昼1袋、夜2袋)に置き換え、1カ月で5kg減量したそうですが、それに気をよくしてもやし食をやめたところ、1カ月で7kg太ってしまったそうです。
リバウンドの典型例ですね?やはり、極端に炭水化物を制限すると短期間での効果は見込めますが、その後のリバウンドはひどいようです。摂取する成分のバランスは大切という教訓になる失敗談ですね。
他にも、夕食を置き換えたけど他に食べる量が多くなって失敗した、もやしだけを食べて体調を崩してしまったという方もいました。この方は3kg痩せたそうですが、不健康になってしまってはダイエットに成功したとは言えませんね?
【知っておきたいもやしダイエット】
〈注意点〉
・もやしだけを食べない
※栄養が傾く、中断するとすぐにリバウンドする〈利点〉
・カロリーが低く、便秘を解消して身体のめぐりを良くする
・たんぱく質、カルシウム、カリウム、ビタミンなど広範囲の栄養素が多く含まれている— モテモテ☆女子力アップセミナー☆カワイイ (@jyoshi_seminar) 2019年6月3日
このように、SNSでもリバウンドのしやすさ、栄養の偏りの危険性を指摘されています。やはり、”バランスの良い”食事は健康的なダイエットに必要なのです。
もやしダイエットを動画で見る!
もやしダイエットの成功、失敗の体験談は上記でご紹介いたしましたが、動画でみるともっと臨場感がでてきますね。
どのようなポイントが大事なのか?何に気をつけているのかなどが動画ではわかりやすいので是非一度チェックしてみてください。
もやしダイエットの効果的な方法!低カロリーなので1週間でも痩せる?のまとめ
もやしダイエットは非常に低コストで、誰にでも実践可能なお手軽ダイエットです。しかも、お腹を膨らませやすく、糖質制限も達成できるので、確かな効果の見込めるメソッドだと言えるでしょう。
もやしダイエットをもっと楽しくできるもやし商品をご紹介しているページもございますので、そちらも是非チェックしてください。
参考元
記事の作成にあたっては記事中で触れた論文・サイトの他、以下の情報を参考にいたしました。
わかさ生活 「わかさの秘密」
厚生労働省 「e-ヘルスネット」