飲み物はどんなものを飲んでも太る事はないと思っているダイエッターは注意が必要かもしれません。食べ物の量を減らしても一向にダイエットがうまく進まない方は毎日の飲み物をチェックしていきましょう!
毎日何気なく飲んでいる飲み物。その中には、ダイエットをサポートする作用を持つ飲み物が数多く存在します。しかも、それらは特別な飲み物ではありません。もしかして、既にあなたが飲んでいる飲み物かも。ここでは、上手にとり入れることでダイエット効率をアップさせ、痩せることができる飲み物をご紹介します。
美容と健康の基本「白湯」
古くから美容と健康のために飲まれてきた「白湯」は、痩せる飲み物として最も手軽でおすすめ。
白湯を飲むと、胃腸などの内臓が温まり、機能がアップすると言われています。
内臓の機能がよくなると、消化吸収能力が高まる他、内臓本来の力が発揮されるようになります。
また、内臓温度が1℃上がれば基礎代謝が10~12%上がるとも言われ、痩せやすい身体になることが期待できます。
さらに、白湯を飲むことで血流やリンパの流れがよくなることにより、体内の老廃物を排出する力もアップ。体内に滞った余分な水分が排出され、むくみの改善効果も期待できると言われています。
白湯を飲む際のポイント
- 白湯は1日に800ml程度を飲むのがよいとされています。少しずつ、ゆっくりと時間をかけて飲むのもポイントです。
- 朝1杯、起床後すぐに、10~20分かけて飲みます。
- 3度の食事中に各1杯ずつ、ゆっくりと飲みます。
- 白湯は飲み過ぎると、むくみを引き起こしたり、本来必要な栄養素を体外に排出してしまうこともあるため注意。
- 冷まし過ぎると白湯のデトックス効果が薄れるため、人肌より熱めの50℃前後で飲むのがおすすめです。
さわやかな刺激「炭酸水」
たくさん食べる習慣がある人は「炭酸水」で無理なく食欲抑制がおすすめ。
炭酸水を飲むと、胃の中で炭酸ガスが膨張し、効果的に食欲を抑えることができると言われています。
また、ガスが胃腸を刺激することにより、お通じをスムーズにする作用もあります。
また、炭酸水に溶けている二酸化炭素により、体内の二酸化炭素濃度が上昇すると、血管が酸欠状態になります。
すると、私たちの身体は、より多くの酸素を取り込もうと血管を拡張させ、血流を増大させます。
この時に多くのエネルギーが消費されることも、炭酸水が痩せる理由であると言われています。
炭酸水を飲む際のポイント
- 炭酸水は、食事の10~30分前に飲みます。
- 1度に飲む量は、300~500ml。飲む量が少ないと、胃腸が刺激され食欲を増進するため注意。
- ゆっくりと時間をかけて飲みます。
- 冷え症の人は、常温で飲むのがおすすめです。
おやつ代わりにもおすすめ「ココア」
間食をする習慣をする人は、おやつ代わりに「ココア」を飲むのもおすすめ。
ココアが痩せる飲み物と言われる理由は、ココアに含まれる「カカオポリフェノール」の作用にあります。
カカオポリフェノールは強い抗酸化力を持ち、体内の活性酸素を除き、身体の老化を抑制してくれます。
また、身体の代謝を高める他、脂肪分解酵素の作用を阻害することで、脂肪の吸収を抑制する作用もあるとされています。
さらに、ココアに含まれる「テオブロミン」と呼ばれる成分には、ストレスを緩和する作用があると言われています。
ダイエット中にココアを活用することで、ダイエットによるストレスを軽減してくれます。
ココアに含まれる食物繊維により、腸内環境の改善にも。
ココアを飲む際のポイント
- 朝・夕の2回の食事時に、ホットココアを1杯ずつ飲みます。
- 便秘改善には、朝食前や空腹時に飲むのがおすすめ。
- 体脂肪を蓄積しやすい夕食後にココアを飲むと、食事から摂取した余分な脂質の吸収抑制効果が得られます。
アンチエイジングにもおすすめ「トマトジュース」
痩せにくさを感じる人には「トマトジュース」がおすすめ。
トマトジュースには、トマトの赤い色のもと「リコピン」が豊富に含まれています。
リコピンには非常に強い抗酸化作用があり、活性酸素を除き、血中コレステロールの酸化を防いでくれます。
これにより、血流がよくなることで内臓や細胞の働きが活発化し、身体の代謝がアップすると言われています。
また、トマトジュースには「13-oxo-ODA」と呼ばれる不飽和脂肪酸が含まれています。
この成分には、中性脂肪の排出を促し、体脂肪を減らす作用があると言われています。
さらに、水溶性食物繊維の一種であるペクチンも含まれているため、余分な脂質を包み込み、腸から吸収させずに体外に排出する作用も期待できます。
カリウムによる体内の水分調整など、むくみを軽減する効果も。
トマトジュースを飲む際のポイント
- トマトジュースは、1日に1本飲めばOK。飲む際は、温めるか常温で飲むのがポイント。
- 200mlのトマトジュースを夕食前、或いは就寝前に飲みます。
- 食べ過ぎ防止には夕食前に飲むのがおすすめですが、就寝前に飲むことで成長ホルモンのダイエット効果を高める作用が期待できると言われています。
痩せる飲み物とり入れて効果的にダイエット!おすすめ4選をご紹介!のまとめ
「痩せる飲み物」と言うと、高価で特別に手に入れなければならないイメージがあるかもしれません。しかし、実は身近でリーズナブルなものに、痩せる作用を持つものがたくさん存在しています。ご紹介したものは、気軽にトライできるのがおすすめポイント。あなたに合った飲み物をセレクトして、ダイエットにとり入れてみてください。