ココアダイエットのタイミングは食後?【効果を高めるレシピもご紹介!】

「ココアダイエット」は、ココアを飲むだけでダイエットを行うというじつにシンプルなダイエット法です。激しい運動も食事制限もなしの、ストレスフリーなダイエットなのです。ココアなんて飲んでもダイエットにならないのでは?と疑問に思われる方も当然おられるでしょうが、近年はSNSや口コミで話題のダイエット法として話題になっているのです。

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みなさんは、ふだんココアを飲みますか? ホットはもちろん、アイスでも美味しく楽しめる大衆飲料のココアに、ダイエット効果が期待できるのであればぜひ試してみたいですよね?気になる「ココアダイエット」の効果やメリットとは? さっそくみていきたいと思います!

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ココアダイエットとは?

冬になるとココアが急に恋しくなりませんか?ココアを飲むと、落ち着くという人も多いのではないでしょうか?

そんなココアを使ったダイエットが「ココアダイエット」なのです。ココアダイエットは、ただ単にココアを飲むだけ、といういたってシンプルなダイエット法です。

食事を食べないでココアだけを飲み続けるというような、無謀な置き換えダイエットではないので安心してください(笑)。

ココアの健康成分とその効果

「たったそれだけでダイエットできるの?」そう疑問に思われる方もいらっしゃいますよね?そこで、SNSでもダイエット食材として取り上げられるココアの成分について見ていきましょう!

カカオポリフェノールで代謝向上・コレステロール抑制

コレステロールのイラスト

ココアの原料はカカオ豆です。カカオ豆が原料の食べ物には、他にチョコレートがありますね?カカオ豆を発酵・焙煎した後にすり潰して出来るカカオマスから、油脂分(ココアバター)を取り除いて粉末状にしたものが「ココア」です。

カカオ豆には豊富なポリフェノールが含まれていることが知られていますが、このカカオ豆を原料とするココアにも例外なくそのポリフェノールが含まれているのです。

「緑茶、赤ワインをはじめ、ポリフェノールが含まれた食べ物はいろいろありますが、チョコレートの材料、カカオ豆にもカカオポリフェノールがたっぷり含まれています。実はこのポリフェノール、自然食品から摂取することが意外に難しいことはあまり知られていません。では、比較的効率よく摂取できるものはないのでしょうか?実は、それこそ素材を丸ごと使うことができるカカオ豆なのです。ポリフェノールが豊富に含まれ、しかも気軽に利用しやすい食べ物、その代表がチョコレートやココアというわけです。」

引用:株式会社明治「みんなの健康チョコライフ」

「自然がうみだした化学物質」と言わしめるこの「ポリフェノール」に共通する作用に抗酸化作用があります。老化の原因となる活性酸素を除去するという働きですね?

このポリフェノールですが、5000を超える種類があるとも言われており、それぞれ特徴とする働きが違っています。

ココアのポリフェノール「カカオポリフェノール」には

  • 抗がん作用
  • 抗動脈硬化作用
  • 糖代謝への作用
  • コレステロールへの作用

などの健康効果が明らかにされています。

糖代謝への作用は、具体的に言うと血糖値の抑制です。血糖値が上がるとすい臓からインスリンが分泌され糖をグリコーゲンへと変換し、筋肉や肝臓に貯蔵しますが、貯蔵できる量が限界に達すると今度は脂肪として蓄積されるようになります。

脂肪の元となる血中の糖質を抑えることによって、ダイエットの効果が期待されるのです。

また、コレステロールへの作用は、血中の善玉・悪玉コレステロールへの作用のことです。

ココアポリフェノールには血中の善玉コレステロールの濃度を上げる一方で、悪玉コレステロールを減少させる働きがあることが臨床試験で明らかにされています。

悪玉コレステロール濃度が高いと高脂血症と呼ばれる症状を引き起こします。「脂」、まさに肥満の元凶ですね?

このことからも、ココアポリフェノールはダイエットへの好結果が期待できるのです。

テオブロミンの代謝改善作用と利尿作用

ココアには独特の「苦味」がありますよね?この苦味と香りの元となるのが「テオブロミン」と呼ばれる成分なのです。

ところで、「チョコレートは犬にとって毒だから食べさせるな」という話を聞いたことがありませんか? 犬を飼ったことのある人なら、当然知っていることでしょう。

じつは犬にチョコレートを食べさせてはいけないという理由が、この「テオブロミン」にあったのです。同じことはココアにも当てはまります。

人間と違って、犬はこの成分を代謝する機能が劣るために、有害化してしまうというのです。気を付けたいですね。

犬にとってはよろしくないこの「テオブロミン」ですが、人間にとっては血流促進(血管拡張)作用、交感神経刺激作用、利尿作用などの効果があります。

この成分がダイエットに有効だと言われる根拠は、「テオブロミン」の血流促進作用と利尿作用に見出されます。

血行が促進されれば、当然ですが身体の「代謝」が向上するので、エネルギーの消費量も増え、蓄積された脂肪も消費されていくことになるのです。

また、「テオブロミン」の利尿作用もまた、ダイエットに貢献する重要な機能です。

利尿効果が促進されれば、体内の余分な水分や毒素が排出されやすくなり、むくみを解消させることができます。

余分な水分は、当然ですが体重に上乗せされていますから、利尿作用で排出された分だけ体重が減っていきます。これもありがたい働きですよね?

リグニンで腸内環境改善

腸内環境が整っているイラスト

ココアには不溶性食物繊維の「リグニン」が含まれています。ダイエットの成否を左右する要素に「腸内環境」が挙げられます。

「水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便の容積を増やします。便が増えると、大腸が刺激され、排便がスムーズになります。また、有害物質を吸着させて、便と一緒に体の外に排出するため、腸をきれいにして大腸がんのリスクを減らしてくれます。また、どちらの食物繊維も大腸内の細菌により発酵・分解され、ビフィズス菌などの善玉腸内細菌の餌になるため、善玉菌が増え、腸内環境が改善されます。」

引用:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「食物繊維の働きと1日の摂取量」

食物繊維には腸内の善玉菌を増やして、腸内細菌のバランスを改善してくれるのです。

「人においても腸内細菌の遺伝子解析をした研究で、たくさんの腸内細菌が肥満・血清脂質(コレステロールや中性脂肪など)・血糖など様々な代謝と相関していることが報告されています。一例を挙げますと、Firmicutes 65, Clostridia 101, Clostridiales 373という腸内細菌は、体重や中性脂肪とは負の相関(これらの細菌が多いほど体重や中性脂肪は低くなる)が認められました。腸内細菌は1000種類以上、数は100兆個以上とも言われていますが、このように腸内細菌のバランスが肥満や生活習慣病などの原因になりうる事が示唆されます。」

引用:同友会グループ「食習慣と腸内細菌の関係~代謝異常の視点から~」

このように、腸内細菌のバランスが糖や脂質の代謝に深く関係しています。バランスが良くないと代謝機能が上手く働かず、消費カロリーが低下し、脂肪の燃焼効率が悪くなってしまうのです。

腸内環境の改善に食物繊維が大切な役割を果たすというのは皆さんもご存知の通りです。

華々しい活躍ではありませんが、ココアに含まれる食物繊維「リグニン」は腸内環境を整え、代謝を上げる(=消費カロリーの増加)という形でダイエットに関わっているのです。

セロトニンのリラックス作用

また、ココアには神経伝達物質であるセロトニンを増やす働きがあります。このセロトニンは満腹感を感じやすくしてくれます。

摂取カロリー < 消費カロリー この関係がダイエットを成功させますが、セロトニンの満腹感を増してくれる作用が摂取カロリーを控えることにつながるのです。

脂肪にダイレクトに効果を発するわけではないですが、ダイエットを継続する上ではなくてはならない働きといえますね!

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やり方は?

ココアダイエットはただ飲むだけの簡単なダイエット法です。とはいえ、独特の苦味があるのでそれを克服しなければなりません。

簡単な方法は甘くして飲む方法ですが、甘くするために砂糖を使用すると摂取カロリーが上がってしまうので、砂糖の使用はNGです。

甘くするためには砂糖を使用せず、

  • オリゴ糖
  • 蜂蜜

を使うようにしましょう。

オリゴ糖

オリゴ糖も「糖」ではありますが、体内に吸収されにくい糖なのでカロリーを抑えることができます。また、オリゴ糖には善玉菌のエサになって腸内環境を改善してくれる、という働きがあります。

食物繊維「リグナン」とオリゴ糖の相乗効果で、さらなる腸内環境の改善が見込めるのは嬉しい限りですね!

蜂蜜

砂糖に代わる甘味料で蜂蜜を忘れてはいけません。蜂蜜は砂糖よりも甘い一方でカロリーが控えめなので、同じ甘さでも摂取カロリーを抑えることができます。

また、血糖値が上がりにくいというのも蜂蜜の特性として挙げられます。

血糖値が低いと脂肪として蓄積される糖分が少なくて済むので、この点でも蜂蜜がおすすめなのです。

おすすめレシピ!他の食材と混ぜてみよう!

ココアダイエットは毎日ココアを飲むダイエット法です。飽きてしまう可能性は低いですが、たまにはアレンジして変化を楽しみたいですね?

そこで、おすすめのレシピをご紹介します。

1.豆乳ココア

グラスに入った豆乳と豆

いつもはお湯でココアパウダーを溶かすところですが、代わりに豆乳を使ってみましょう。豆乳はすりつぶした大豆に水を加えて煮詰め、その汁を漉したものです。

大豆と言えば良質なタンパク質ですよね?

代謝を上げることがダイエットのポイントになるということは皆さんもご存知の通り!そしてこの代謝の良し悪しは筋肉量もポイントになります。

豆乳にココアを混ぜることで、筋肉の原料となるタンパク質も同時に摂ることができます。

こうすることで、ココア単体ではないダイエット効果を期待できるようになるのです。

2.生姜ココア

生姜をホットココアに混ぜる飲み方です。やり方は簡単、ホットココアにすりおろした生姜を加えるだけです。

カップ一杯にスプーン一杯ほどの生姜を混ぜるだけ。チューブ入りのすりおろし生姜も市販されているので、それを上手に活用してみましょう。

生姜は血流を改善し、身体を温める作用のある食材です。血流の改善は代謝の向上にもつながります。ダイエット効果がさらにプラスになる賢い飲み方ですね。

この記事をご覧の方の中にも冷え性にお悩みの方がいることと思います。そんなお悩みを抱えている方にはぜひお試しください!

飲むタイミングは?

ココアダイエットを実践する上でのポイントをご紹介してきました。様々な相乗効果が期待できますが、飲むタイミングはいつが良いのでしょうか?

1.朝食前

朝起きたら一杯のココアを飲みましょう。

ココアには「リグナン」という食物繊維が含まれています。空腹時に飲むことで胃腸が目を覚まし、そして、リグニンが腸の活動を活発にしてくれるのです。

腸内環境を整える働きで便秘解消にも効果を期待でき、また、代謝の向上にもつながります。

2.夕食後

ココアポリフェノールの働きに

  • 糖代謝への作用
  • コレステロールへの作用

の2つがありました。血糖値やコレステロール値が上がるのは食後です。このことから、食後に飲むのがおすすめです。なかでも夕食後は外せません。

というのも夕食後は食事量が多く、また、あとは寝るだけなので、消費カロリーが少なくなる時間帯でもあるからです。

また、ココアにはリラックス作用があります。気分を落ち着かせて新しい明日を気分よく迎える点からも、夕食後に飲むことがおすすめなのです。

まさか「ココア」にダイエット効果があるだなんて、きっとみなさんは夢にも思わなかったことでしょう。しかしそれもそのはず、「ココアダイエット」は、最近の研究で明らかになりつつある、まさに“最先端の情報”にもとづいて提唱されている方法なのですから。

記事の作成にあたっては、記事中でふれた論文やサイトの他に、以下の情報を参考にいたしました。

参考:「カカオポリフェノールに関する包括的研究」

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