麻ひもを巻くだけダイエット効果が期待できるという方法がありますが、どのような巻き方の注意点などはあるのでしょうか?麻ひもダイエットは今までいくものダイエットに失敗してきた方におすすめの方法で、ウエストのくびれを作れた口コミありました。
麻ひもダイエットはただ痩せるだけではなく、ウエストにきれいなくびれを作りたい方におすすめです。理想のボディになるためにエクササイズを試みる人は多いですが、実際に取り組んでみると続けていくのがなかなか難しいと感じることもあるでしょう。
ここでは、麻ひもが1本あればすぐに取り組めるエクササイズをご紹介します。これまで特定のエクササイズに取り組み、挫折してきた人にこそおすすめしたいダイエット方法です。
麻ひもダイエットは巻くだけでエクササイズになる?
「麻ひもダイエット」は、麻ひもをお腹回りに巻くだけのシンプルな方法です。
麻ひもを巻くことで、麻ひものチクチクとした感触を避けようと無意識にお腹をへこますことが、麻ひもを巻くだけで痩せる理由です。
特別な運動や食事制限は必要ナシ!
ダイエットというと、食事の量や食べるものを制限したり、適度な運動が必要であることが多いものです。
ダイエットが続かない原因は、これらが煩わしいから。
好きなものを我慢し、忙しい中で時間を見つけて運動を行うには、強い精神力が必要です。たとえこれらを続けられたとしても、強いストレスを感じることでしょう。
忙しくて運動のために時間を割けない人も、気負わずに行えるのが魅力です。
本当に巻くだけ!麻ひもダイエットとは?
麻ひもダイエットの方法は本当にシンプルです。
麻ひもをウエストの最も細い部分に巻き(へその高さが目安)、苦しくならない程度に締め、緩まないようにしっかりと結びます。
はじめのうちは、あまりきつく巻かないようにします。
はじめからお腹にひもが食い込んだ状態にすると、必要以上に身体にストレスを与えるため、慣れるまでは様子を見ながら行うようにしましょう。
一定時間以上巻いていられるようになったら、日常生活の中でもダイエットにトライしましょう。
ドローインの原理を用いたダイエット方法
麻ひもダイエットは「ドローイン」というエクササイズと同じ原理でお腹回りを引き締める方法です。
ドローインは、ウエストにきれいなくびれを作り、ぽっこりお腹を引き締めるのにおすすめのエクササイズです。
その方法としては、呼吸をしながらお腹をへこませ、ある程度の秒数へこませた状態をキープする……といったシンプルなものです。お腹と背中をつけるイメージで、息を吸いながらお腹をへこませていきます。
ドローインを行う体勢は様々ですが、しっかりとお腹をへこますために、床に手と膝をつけた状態で行うことが多いようです。このドローイン、激しい運動ではないものの、なかなかキツい運動です。
また、短時間で行うエクササイズのため、ドローインを行っただけでお腹回りを痩せさせるのは難しく、補助的に食事制限と、ある程度の運動を行うことが推奨されます。
麻ひもダイエットは、ドローインほど思い切りお腹をへこますわけではありませんが、常に少しお腹をへこまた状態を維持するため、ドローインよりも効率的に腹部を鍛えることができます。また、常にドローインを行いながら生活するため、代謝が向上し、脂肪燃焼の促進効果が期待できます。
意志が弱い人こそトライしたい
麻ひもダイエットと同じ部位を鍛えることができるドローインは、エクササイズとしては簡単なものですが、ドローインを行うために時間を確保し、意識して取り組む必要があります。
これに対し、麻ひもダイエットは一日中、意識しなくてもドローインを行い続けなければなりません。
どこでも行えるだけでなく、仕事中や移動中も、食事中でさえ、周囲にエクササイズを行っていると知られることなく、運動を続けることができます。
参考⇒ダイエットで挫折しない簡単な方法!【目標設定が大事?】
日常生活そのものがエクササイズになり、効率よくサイズダウンすることができます。
巻くだけでこんなに効果が!
麻ひもを巻くだけで、美容にも健康にも嬉しい効果が期待できます。
お通じがよくなる
麻ひもを巻いて生活していると、便通がよくなります。
麻ひもダイエットで腹筋を鍛えると、便を排出する力も鍛えられるため、便秘の改善が期待できます。
食べ過ぎの防止
麻ひもをお腹に巻いているため、食事量が多いとひもがお腹に食い込みます。
1日中麻ひもを巻いている場合、ひもがお腹に食い込む感覚がストレスになるため、自然にこれを忌避しようとして食事量が減ります。
麻ひもダイエットは、食事制限をしようとしてもついつい食べてしまう……という人に向いているダイエット方法と言えます。
基礎代謝の向上が期待できる
麻ひもを巻くことにより、自然にインナーマッスルが鍛えられるため、基礎代謝が向上することが期待できます。
基礎代謝の高い人は、普通の生活の中でもエネルギーを多く消費するため、特別な運動を行わずに肥満を予防できます。日ごろ仕事などで忙しく、運動をする時間が取れない人こそ、麻ひもダイエットを行い基礎代謝を向上させることをおすすめします。
理想のスタイルに
麻ひもダイエットにより腹横筋(ふくおうきん)が鍛えられ、くびれのある美しいウエストになることが期待できます。
また、インナーマッスルが鍛えられることにより背筋が伸び、姿勢がよくなる可能性もあります。
猫背気味の人は体幹が弱い傾向がありますので、姿勢が悪いと自覚している場合には体幹を鍛え、姿勢を整えましょう。
肩こりや腰痛の軽減も!
体幹が弱いことによる姿勢の悪さは、肩こりや腰痛、頭痛などの不調をもたらします。
こうした不調の緩和・予防のためにも、麻ひもダイエットは役立ちそうです。
美しいくびれを作る秘訣は腹部に意識を向ける事!
麻ひもダイエットを行う1番のメリットは、日常的に自身のお腹周りに意識がいくようになることです。
そのため、いつの間にかウェストサイズがアップしていたとしても、なかなか気づかない人は多いのではないでしょうか。しばらく着ていなかった服を着用して初めて、ウェストサイズが変わったことに気づく……ということも多いと思われます。
麻ひもダイエットを行っていると、お腹周りの脂肪や筋肉の変化に敏感になります。ダイエット成功のカギは、自身の体型を客観的に見つめ、冷静に判断できることですので、日ごろからウェストに意識が向くことは好ましいことです。
お腹をへこませたい、くびれを作りたいのなら、お腹回りに意識を向けることが重要です。
麻ひもダイエットは、常にお腹を緊張させるため、理想的なエクササイズです。
麻ひもを巻くだけで筋力トレーニングになる!?
普段デスクワークで椅子に座っている時、お腹の状態はどうなっていますか?
また、立ち仕事をしている時、お腹に力は入っていますか?おそらく、多くの人は、日常生活の中でお腹に力が入っている状態で何かをするということはないと思われます。
筋力トレーニングを行うのと等しい?
麻ひもをお腹に巻いていると、常に腹部を意識することになります。
麻ひもダイエットは、この腹横筋にピンポイントで作用します。
腹横筋を鍛えるといいことだらけ
麻ひもダイエットで鍛えられる筋肉は腹横筋です。
腹横筋は、お腹をへこませる時に働く筋肉です。腹横筋が強ければ、お腹が出ることはないのです。
ぽっこりお腹を引き締めるために、地面に寝転んで膝を立て、上体を起こす「腹筋運動」をする人は多いと思われます。しかし、実はぽっこりお腹を改善するために必要な筋肉は、いわゆる「腹筋」で鍛えられる腹直筋(ふくちょくきん)ではないのです。
お腹をひっこめるために1日に何十回も腹筋をしている……という人もいるかもしれませんが、お腹をぺたんこにしたいなら、鍛えるべきは腹横筋なのです。
腹横筋はお腹をベルトのように走っていて、この筋肉が収縮することでお腹がへこみます。
腹横筋がしっかり働き、お腹に力を入れてへこませている状態では、腹横筋がコルセットのように作用して腰回りと体幹が安定します。実は、この筋肉は四肢を動かす際にも真っ先に動き、体幹を安定させてから四肢が動くようになっているのです。
つまり、どんな動作を行うにも、その根底には腹横筋の作用があり、非常に重要な筋肉であると言えます。腹横筋が弱いと体幹が不安定で、腰への負担が増します。本当に体幹を鍛えたい場合には、この腹横筋を鍛えるべきなのです。
つまり、お腹をへこませ、ウエストにくびれを作るだけでなく、体幹を鍛えるのにも適したトレーニングが「麻ひもダイエット」なのです。
胸式呼吸を行う
筋力トレーニングでは、特殊な呼吸法を行うことにより、トレーニングの効果が増します。
麻ひもダイエットでも、この呼吸法を意識すると、より効果的に腹横筋が鍛えられます。
しかし、筋力トレーニングを行う際は、腹式呼吸と反対に、息を吸うときにお腹をへこませます。
息を吸い込むと肺が膨らみ、横隔膜が下がりますが、この時同時に腹横筋を緊張させることで腹内の圧力が高まり、体幹が安定します。
麻ひもを巻いているため、意図せず胸式呼吸になる場合が多いですが、息を吸うときに麻ひもがお腹に食い込むようであれば、腹式呼吸になっていますので、意識して胸式呼吸を行ってみてください。
胸式呼吸はエクササイズの効果を高める
腹式呼吸は「副交感神経」を優位にし、リラックス効果が高まります。
ヨガなどで腹式呼吸を行うと、日ごろのストレスから解放され、ゆったりとした気分になるのはこのためです。
反対に、麻ひもダイエットで行う胸式呼吸は「交感神経」を活性化させます。
身体の代謝が高まるのは交感神経が優位になっている時ですので、エクササイズなどにより脂肪を燃焼させるには、交感神経が優位になっている方が望ましいのです。交感神経が優位の時は、トレーニング効果も高まります。
息を吸う時はお腹をへこませる……を意識して、理想的なボディを効率的に手に入れましょう。
麻ひもダイエットの注意点は?
ただこれだけ魅力的な麻ひもダイエットですが、注意点もいくつかあります。
肌の弱い人は、直接麻ひもを巻かない
麻ひもダイエットで注意すべきことは、繊維が太く肌への刺激が強い麻ひもは、肌の弱い人が直接肌に巻くのには向かないという点です。
肌に異常を感じた場合は、無理をして続けるのはやめましょう。
また、お腹の筋肉が弱い人は、麻ひもダイエットを始めたばかりの頃に筋肉痛が起きやすいため、はじめのうちは無理をせず、短時間からスタートするのがおすすめです。
強く締めすぎない
より効果を得たいからと、ひもで強く締めすぎると、血流を阻害したり、内臓を圧迫するおそれがあります。
強いドローイン状態を維持するには相当の筋力が必要です。麻ひもダイエットは、基本的に1日中麻ひもを巻いた状態で過ごすため、お腹をへこませすぎない状態で過ごせるように、ひもの長さを考慮するようにしましょう。
また、女性はもともと手足の冷えを生じやすく、下半身がむくみやすい傾向があります。
特に、月経時はこれが顕著です。
体調が悪い時や月経時には、お腹回りを締め付けないのがベターです。ダイエットを急ぐあまり、無理をしないようにしましょう。
麻ひもで巻くだけダイエット!【なぜ効果的なのか?】
日常的に運動をする習慣がない人は、ダイエットのためにエクササイズを行おうとしてもなかなか長続きしません。中には運動をしているところを人に見られたくない人もいると思われます。
麻ひもダイエットは、時間も場所も関係なく、気軽に取り組めるダイエット方法です。「食べたい気持ちが抑えられない」「運動は苦手」という人は、まずは短時間だけトライしてみてください。少しずつでも続けていけば、必ず効果が表れますよ。