実践するダイエット方法の効果を知るためにビフォーアフターのチェックは欠かせませんが、行うダイエット方法によって結果はまちまちです。ここでは人気ダイエット方法4つをピックアップしてビフォーアフターをご紹介していきます。
ダイエットのビフォーアフターを厳選して4つの方法をピックアップしていきます。白湯や水泳、フラフープそして縄跳びといずれもダイエット効果が高い方法ばかりなので、始める前に是非チェックしてくださいね!
飲むだけで痩せる?白湯ダイエットのビフォーアフター
白湯を飲むことでダイエット効果を得る「白湯ダイエット」。
白湯は水を沸騰させて作るため、水道水に含まれる塩素などの不純物を除くことができ、身体に負担のかからない飲み物です。
また、ダイエットには水分補給が欠かせませんが、白湯は温かい飲み物なので、身体を冷やすことなく水分を補給できます。
白湯の持つダイエット効果とは?
1.冷え性の改善
白湯を飲むと内臓が温められ、身体内部の温度が上昇します。これにより、冷えが改善されることが期待できます。
また、身体の中の温度が高くなれば代謝が向上するため、痩せやすい身体になります。
2.デトックス効果
白湯には、身体に溜まった老廃物を体外に排出する力を高める作用があります。
お通じもよくなるため腸内環境が整い、肌トラブルが改善されることが期待できます。
3.むくみ改善
冷え性が改善され、体内の老廃物が排出されることで、むくみが改善されることが期待できます。
むくみは冷えを招き、水分と老廃物が滞ることでセルライトの原因となります。
白湯を飲むことで、間接的にセルライト予防にも。
白湯ダイエットの方法とは?
やかんに水を入れ、沸騰したら蓋を開け、そのまま10分間沸騰させてから飲みやすい温度に冷まし、白湯を作ります。
これを、日に数回飲むのが白湯ダイエットです。
<白湯を飲むタイミング>
- 起床後すぐに1杯
- 昼食・夕食前に1杯ずつ
- 就寝前に1杯
ポイントは、飲み過ぎないこと。白湯を飲む量は、1日に800mlが目安です。
口コミからビフォーアフターを検証!
<Aさん>
ダイエット前は、むくみと便秘がひどいのが悩みでした。白湯ダイエットを始めてから1週間で体重が4kg減。ウェストサイズも4cmダウン。むくみと便秘が改善されたことがダイエット効果の理由かも。
<Bさん>
3カ月間、毎日白湯を飲み続けたら、5kgの減量に成功しました。白湯ダイエットを始めたばかりの頃に比べ減量速度は落ちたものの、着実にウェイトダウンしていることを実感。
<Cさん>
もともとジョギングダイエットをしていましたが、停滞期なのか体重が減らなくなってしまい、白湯ダイエットを併用することにしました。白湯ダイエットを始めたところ、体重は減り始め、目標体重まであと少し!運動ダイエットと組み合わせると、ダイエット効果が抜群です。
白湯ダイエットは、滞りがちな人向き
白湯ダイエットで効果が出やすいのは、便秘の人やむくみが気になる人と言えます。
白湯は身体の代謝を改善してくれるため、血液やリンパの流れがよくなり、むくみや便秘が改善されます。また、ダイエット効果を得るには気長に取り組むことが必須。体質を変えて痩せるタイプのダイエットの鉄則です。
白湯ダイエットに失敗した……と感じている人の口コミを拝見すると、
- 「1週間経ったけれど1kgしか減っていない」
- 「白湯を置き換えダイエットに使ったら太った」
というものも。
白湯は短期間でダイエット効果をもたらすものではありません。
また、白湯自体に栄養はないため、白湯を置き換えダイエットに使うと、食事を抜いたのと同じことになってしまいます。食事を1食抜くと、次の1食で栄養を効率よく摂取しようとして栄養の吸収率が上昇し、太ってしまうことも。
白湯はあくまでも飲み物として、補助的に取り入れるようにしましょう。
驚くべきカロリー消費!水泳ダイエットのビフォーアフター
水泳は、カロリー消費量の多い運動として知られています。
そのため、ダイエットの手段としてもポピュラーです。
体重55kgの20代の女性が陸上で1時間ウォーキングを行ったとしても、消費カロリーは120~150kcalと言われていますが、水泳の場合は同じ時間で600~1000kcal(泳法による)のカロリーを消費できると言われています。
水泳ダイエットの効果とは?
水泳がダイエットにおすすめとされる理由は、その消費カロリーの高さだけではありません。
1.水圧が効果を高める
水に浸かった状態では、身体に水圧がかかります。
この水圧により血流量がアップし、代謝が向上します。また、陸上で行う運動よりも、多くの筋肉を鍛えることができます。
2.水の抵抗でインナーマッスル強化
水の抵抗により、ただ腕を動かす、歩くといった動作でも筋肉への負荷が高くなります。
身体の深部にあるインナーマッスルを鍛える効果もあり、全身の筋力強化につながります。
3.浮力がスタイルをサポート
水中では浮力が働くため、体重が多めな人でも腰や膝に負担をかけずに運動を行うことができます。
また、下半身に負担がかからないため、筋肉がつき過ぎて堅肥りになることを予防できます。
4.低温でエネルギー消費率アップ
たとえ温水プールであっても水温が低めなので、次第に体温が奪われ、体温維持のためにエネルギーを燃やす身体の機能が活発になります。
そのため、陸上で過ごすよりもエネルギーを消費しやすくなります。
5.マッサージ効果で皮下脂肪燃焼
身体への水圧によるマッサージ効果で血流量がアップするとともに、皮下脂肪を刺激し、燃焼しやすくしてくれます。
無理なく続けることがポイント
水泳ダイエットでは、週に数回の頻度で長くダイエットを続けることがポイントです。
泳ぐ際は、必死になって泳ぎ過ぎず、ゆったりと泳ぐことが大切です。勢いよく泳ぐことを続けると、ダイエットよりも筋力強化の効果が強くなり、がっちりとした体型になる可能性があります。
1回2回泳いだくらいではすぐに効果を実感できないと思われますが、次第に身体が引き締まり、疲れにくくなってきます。
口コミからビフォーアフターを検証!
<Aさん>
週に3回ほどプールに通い、5カ月間で体重は31kg減、ウェストサイズは-34cm、体脂肪率は18.9%減りました。
泳いでは水中ウォーキングで休む、というように、常に水中運動を行い、夕食のみプロテインだけにして、他の2食は普通に食べる……といった、食事制限と組み合わせてダイエットしました。
<Bさん>
週に3回程度通うと、身体に変化が感じられます。多少食べても太りにくく、泳いだ後は面白いくらい体重が減ります。
全身が痩せるけれど、下半身痩せには効果はありませんでした。普段使わない背筋や腹筋が使われて、身体が引き締まりました。
<Cさん>
週に3回くらいプールに通っています。泳いだ後は、面白いくらいに体重が減ります。
泳ぐ前にタンパク質を摂取すると、体脂肪が減るのを実感できます。
水泳ダイエットは、通常の運動がキツい人向き
陸上の運動で腰や膝を傷めてしまった人は、身体に負担をかけずに運動できる水泳がおすすめです。
特に、体重がオーバー気味の場合は、急にランニングやウォーキングを行うと、膝などに過度な負担をかけるおそれがあります。
水泳ダイエットの失敗例は、
- 「泳いだ後にたくさん食べてしまった」
- 「短期間で諦めてしまった」
というもの。
ダイエット効果を得たい場合には、週に3回程度、最低でも3カ月は続けるようにしましょう。
思い立ったらトライできる!縄跳びダイエットのビフォーアフター
縄跳びダイエットは、その名の通り、縄跳びを行うだけのダイエット方法です。
このダイエット方法は、下半身痩せや二の腕痩せの効果が期待できます。
ジョギングやウォーキングとは異なり、自宅の庭など広くない場所でも行えるため、運動に時間が割けない人でも気軽にトライできます。
縄跳びダイエットの効果とは?
縄跳びのダイエット効果はどのようなものがあるのでしょうか。
1.有酸素運動で脂肪燃焼
縄跳びは、ダイエット効果が高いとされる有酸素運動の1つです。
有酸素運動を行うことにより、脂肪が燃焼しやすくなります。
縄跳びを行う時間は1日10分でもOK。毎日続けることでダイエット効果が得られると言われています。
2.カロリー消費量が大きい
カロリー消費量は跳び方によって異なりますが、片足跳びの場合は10分間でおよそ110kcal。
カロリー消費量が意外と大きいのもおすすめポイントです。
3.全身に筋肉がつき、引き締まる
縄跳びで集中的にシェイプアップできるのは二の腕や下半身ですが、跳ぶという動作により全身にバランスよく筋肉がつき、身体全体が引き締まります。
美脚効果も期待できるシンプルなエクササイズです。
無理なくトライしてすっきり!
縄跳びは、慣れない人がいきなり行うと膝を傷めることもあります。
行う前に軽くストレッチを行ってから、休憩をはさみながら行うのがおすすめです。
1つのモデルとしては
3分跳ぶ
↓
休憩
↓
3分跳ぶ
↓
休憩
↓
3分跳ぶ
というように、1分間に60回跳ぶくらいの速さで、3分ごとに休憩をはさみながら跳んでみましょう。
縄跳びダイエットを行っている人では「30分跳ぶ」という人が多いので、回数を跳べるようになったら時間を長くするのもよいかもしれません。
有酸素運動は、1日に20分程度行うことで体脂肪を燃焼させることができると言われています。続けて運動を行う必要はなく、トータルで20分以上になるように休憩をはさみながら跳んでもOKです。合計20分以上の運動を行うことで、有酸素運動の効果を得ることができます。
口コミからビフォーアフターを検証!
<Aさん>
1日30分跳んでいたら、2カ月で7kg痩せました。縄跳びの他には間食をやめ、夕食時の糖質をカットしました。
<Bさん>
入浴前に、30分間縄跳びをしています。5カ月で4kg体重が落ちました。
<Cさん>
縄跳びを毎日行っていたら、体脂肪率が減り、持久力がアップしました。体重は1カ月に1kg程度減るだけですが、身体が引き締まり、疲れにくくなったことが実感できます。お菓子も食べながら、ストレスなく長く続けています。
運動をしていない人には効果てきめんなダイエット方法
縄跳びダイエットは、普段運動をしていない人には効果が高いダイエット方法です。
難しい動作がなく、ひたすら跳び続けるだけなので、誰にでもトライできます。初心者は短時間で区切って、休憩をはさみながら行うのが無理なく行うポイントです。
縄跳びダイエットに失敗したと感じている人は、いきなり運動を行ったことで膝を傷めたり、縄跳びを続けて跳ぶことができず諦めてしまったり……といったものが多く見られました。
普段運動を行わない人は、運動前により念入りにストレッチを行うなどして、身体をほぐす必要があります。
また、筋肉痛で縄跳びをやめてしまう人も多いようですが、普段と違うことをすれば多少の筋肉痛は当たり前。どのようなダイエットも、続けてこそ効果を得られるのです。
筋肉痛を乗り越えて、スリムになりましょう。
部分痩せに効果あり?フラフープダイエットのビフォーアフター
フラフープというと、子どものおもちゃというイメージが強いですが、実はエクササイズグッズとして開発されたもの。
フラフープを回し続けると、10分間で100kcalを消費できるとも言われています。これは、ランニングに匹敵するくらいの運動量です。
フラフープダイエットの効果とは?
フラフープを回すことで、ダイエットに嬉しい様々な効果を得ることができます。
1.インナーマッスル&体幹を鍛えられる
フラフープダイエットを行うと、インナーマッスルや体幹が鍛えられます。
これらを鍛えることで筋肉量が増加します。すると代謝が向上し、痩せやすい身体になることが期待できます。
2.骨盤まわりを整え、腹筋を強化
骨盤が歪むと、骨盤が支えている内臓の位置が下がり、下腹部がぽっこりと出てしまいます。
また、内臓が正常に働かなくなるため、代謝が低下し太りやすくなります。
フラフープを回すと、腰回りの筋肉が鍛えられます。すると、筋肉が緩むことにより歪みを生じていた骨盤が整い、ぽっこりお腹が改善されます。
3.くびれができる
フラフープを回すことで、腹筋運動では鍛えることができない斜腹筋を鍛えることができます。
これにより、脇腹のラインがすっきりするため、くびれができます。
4.腕や太ももなどの部分痩せにも
フラフープは、腰で回すもの。しかし、腕や脚で回すことで、フラフープの与える負荷により効率的に部分痩せすることができます。
二の腕や太ももを引き締めるのにもおすすめです。
フラフープダイエットの方法
フラフープダイエットは、足を肩幅に開き、回す方向の足を半歩前に出すように構え、膝を少し曲げた状態でフラフープを回します。(例:右に回転させる時は、右足を前に出します)この時、腰を回すのではなく、腰を前後させるようにしてフラフープを回すようにします。
回す時間は1日に10分、週に3~4回行うようにしましょう。
口コミからビフォーアフターを検証!
<Aさん>
運動が嫌いなのに、フラフープダイエットは続けられました。
音楽を聴きながら、毎日30~60分回していたら、ウェストサイズがLからSに。左右均等に回すのがポイント。
<Bさん>
テレビを見ながら毎日1時間くらい回しています。そのおかげか便秘が解消し、ウェストにくびれができました。
<Cさん>
フラフープを毎日30分間回しています。フラフープダイエットを始めて19日目ですが、ウェストがすごく細くなり(-8cm)ました。
体重はあまり変わりませんが、お通じが快調に。
くびれを作りたい人におすすめのダイエット方法
フラフープダイエットは、ウェストにくびれが欲しい人におすすめ。
口コミでは、リバウンドで体重が増えたのに、フラフープを続けているせいかだけ細い……というものも。
体重が落ちるというよりも、くびれができるという投稿が多いのが特徴です。
中には、小学生の女の子がトライし、1週間でウェストが1.5cm細くなったという口コミもありました。
痩せない……という人は、体重が減らないという意味合いで失敗談として投稿しているようです。また、フラフープを回せなくてダイエットを頓挫してしまった人も多く見受けられました。
フラフープを回せるようになると、ウェストも細くなる!まずはフラフープを回す練習から頑張ってみましょう。
人気ダイエット方法のビフォーアフター!ピックアップ4選のまとめ
同じダイエット方法でダイエットをしても、必ず「痩せた」という人と「痩せない」という人がいます。ダイエット失敗談として多いのが、短期間で効果が出ないと諦めてしまうもの。ダイエットの多くは、身体を鍛えたり、体質を変えることで痩せやすくする方法ですので、長期に渡り続けなければ効果は得られません。長く継続できるダイエットを選び、根気よくトライすることがダイエット成功のカギです。