「鏡で後ろ姿を見て、お尻が垂れていてショックを受けた」
「ヒップアップしたいけれど、ハードな筋トレは続かない」
垂れ尻は、年齢を重ねるほど気になってくる悩みです。でも、安心してください。垂れ尻の原因は、お尻の筋肉の衰え。だから、軽い運動でも、続ければ引き上がります。 ハードなトレーニングをしなくても、座りながら・寝ながらできるケアで十分に変化を出せます。
この記事では、現役トレーナーの監修のもと、無理なく続けられる垂れ尻の引き上げ方法を解説します。運動が苦手な方や、年齢を重ねた方にもおすすめのアプローチです。
なぜお尻が垂れるのか、原因はこちら →お尻が垂れる・大きくなる原因
垂れ尻の原因は「お尻の筋肉の衰え」
お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)は、重力に逆らって体を支える「抗重力筋」です。座りっぱなしの生活や運動不足で使われないと衰え、お肉を支えきれずに垂れ下がります。
さらに、骨盤が後ろに倒れる「後傾」も、お尻が垂れて見える原因に。加齢による筋肉量の低下も加わります。
でも、ここがポイント。お尻の筋肉は、年齢に関係なく、使えば応えてくれます。垂れたのは「使えていない」だけ。だから、軽い運動でもコツコツ続ければ、引き上がっていきます。
座りながらできる引き上げケア
まずは、デスクワークの合間やテレビを見ながらできる、座ったままのケアから。
① お尻歩き
- 床に脚を伸ばして座る(長座)
- お尻を左右交互に前へ動かし、お尻で歩くように進む
- 前に10歩、後ろに10歩
お尻の筋肉をしっかり使えます。
② 座ってお尻締め
- 椅子に骨盤を立てて座る
- 左右のお尻を内側に寄せるように、ギュッと締める
- 5秒キープして緩める。10回
信号待ちやデスクワーク中にもできる、手軽なケアです。
③ 骨盤立て直し
- 椅子に浅く座り、骨盤を後ろに倒す→前に起こすを繰り返す
- お尻の下の骨(坐骨)が立つ位置を意識する
- 10回
骨盤を立てる感覚をつかむと、座っている間もお尻が使われやすくなります。
寝ながらできる引き上げケア
寝る前や起床時、布団の上でできるケアです。
④ ヒップリフト
- 仰向けで膝を立て、足を腰幅に開く
- かかどで床を押し、お尻を持ち上げる
- 上げきったらお尻を締め、ゆっくり下ろす
- 10回
垂れ尻引き上げの基本。きつければ回数を減らしてOKです。
⑤ クラムシェル
- 横向きに寝て、両膝を軽く曲げて重ねる
- かかとをつけたまま、上の膝を開く
- お尻の横を使って、ゆっくり閉じる
- 左右10回ずつ
お尻の上部を持ち上げる中臀筋に効きます。
もっとしっかり鍛えたい方はこちら →ヒップアップの筋トレ
日常で垂れを防ぐ習慣
ケアと並行して、日常の習慣を見直すと、垂れの進行を防げます。
- お尻を締めて歩く:大股で、お尻を使って歩く。
- 階段を使う:階段はお尻を使う絶好のチャンス。
- 骨盤を立てて座る:背もたれに寄りかかりすぎない。
- こまめに立つ:座りっぱなしはお尻を眠らせます。
年代別のポイント
40代〜:筋肉量が落ち始める時期。毎日少しずつでも、お尻を使う習慣を。座りながらケアを生活に組み込むと続けやすいです。
50代〜:無理は禁物。寝ながら・座りながらの軽いケアを、毎日コツコツ。回数より継続を優先しましょう。骨盤を整えることも大切です。
骨盤の整え方はこちら →骨盤・姿勢を整える
やってはいけないこと
- 「年齢だから」と諦める
→ お尻は何歳でも鍛えれば応えます。諦めるのが一番もったいない。 - 座りっぱなしを続ける
→ お尻を使わない生活は、垂れを進めます。こまめに動いて。 - 反り腰・骨盤後傾を放置する
→ 姿勢が崩れたままだと、ケアの効果が出にくくなります。 - 痛みを我慢して続ける
→ 無理は禁物。痛みがあれば中止しましょう。
どのくらいで変化する?
軽いケアでも、お尻を使い始めると数週間で「お尻に力が入るようになった」「少し上がってきた」と感じやすくなります。見た目がはっきり変わるには継続が必要ですが、お尻は大きな筋肉なので応えやすい部位です。毎日少しずつ、無理なく続けてください。
監修者からのひとこと
垂れ尻を「年齢のせい」と諦めてしまう方が多いのですが、本当にもったいない。お尻は何歳からでも変えられます。垂れたのは、使えていなかっただけ。だから、ハードな運動でなくても、座りながらお尻を締めるだけでも、続ければ変わってきます。大切なのは、回数より毎日続けること。テレビを見ながら、信号待ちの間に、お尻を締める。それだけでも立派なトレーニングです。
——五十嵐 祥人(New Level Fitness Club 代表 / NSCA-CSCS)
よくある質問
Q. 何歳からでも垂れ尻は改善できますか?
A. はい。お尻の筋肉は年齢に関係なく、使えば応えてくれます。軽いケアから無理なく始めましょう。
Q. 座りながらのケアだけでも効果がありますか?
A. あります。お尻を使う習慣をつけることが大切なので、座りながら・寝ながらのケアでも、続ければ変化します。
Q. 毎日やってもいいですか?
A. 軽いケアは毎日行って構いません。むしろ垂れ尻の改善には、毎日コツコツ続けることが効果的です。
Q. 運動が苦手で続きません。
A. 「お尻を締める」だけでもトレーニングになります。生活の中の習慣にしてしまうと、続けやすくなります。
まとめ:軽くても、続ければ引き上がる
垂れ尻は、年齢で諦めるものではありませんでした。
- 垂れ尻の原因は、お尻の筋肉の衰え(年齢より「使えていない」こと)
- 座りながら・寝ながらの軽いケアでも、続ければ引き上がる
- お尻歩き・お尻締め・ヒップリフト・クラムシェルから
- 日常でお尻を使う習慣(歩き方・座り方・階段)を
- 回数より、毎日続けることを優先
軽くても大丈夫。今日のお尻締めから始めてみてください。
関連記事
→お尻を引き締める・ヒップアップ完全ガイド
→お尻が垂れる・大きくなる原因
→ヒップアップの筋トレ
→骨盤・姿勢を整える
本記事は一般的な情報提供を目的としています。効果には個人差があり、特定の効果を保証するものではありません。痛みや気になる症状がある場合は中止し、医療機関にご相談ください。
延べ500名以上の指導実績を持つ。

