カレーでダイエットという夢のような方法がありますが、カロリーが高いカレーでダイエット効果は得られるのでしょうか?また夜食べるのか、それとも朝食にするのか?ポイントがあります。
カレーダイエットは朝食にカレーを食べるという方法ですが、カロリーが高いとされているカレーでも効果的に行えばダイエットが期待できます。
カレーダイエットとは?
以前にテレビで芸能人がこのカレーダイエットをしてかなりの体重減少に成功したのを見たことある方もいるのではないでしょうか?
実はこのカロリーの高いカレーですが、カレーに含まれる沢山のスパイスが体に色々なプラスの効果を与えてくれる事により痩せやすい体を作ってくれるます。
それだけではなく、食べる時の簡単なポイントを抑えるだけでダイエット効果にも繋がり結果的に美味しく無理のない方法で体重を減らすことが可能です。
これからダイエットをしたいけど好きでもないものや味気のないものばかり食べたくないという方にはとてもオススメです。野菜を摂るのが苦手な方もカレーなら沢山野菜を入れられて食べられるという方もいらっしゃるかと思います。
カレーダイエットの効果は?
カレーダイエットの効果とは主にカレーに含まれる様々なスパイスが大きく影響しています。
- 唐辛子やターメリックなどには脂肪を分解してくれる作用。
- ナツメグやクミンなどには便秘を解消してくれる効果
- ガラムマサラには血行を良くし新陳代謝を良くしてくれる効果。
ではこれらのスパイスを個別に摂取していけば良いのかと言うとそういうわけではありません。カレーダイエットの魅力はこれらの沢山のスパイスが一緒に摂取される事による相乗効果もあります。
元々スパイスに使われているものが漢方でも使われているものと同じなので、体が温かくなり冷え症の改善やガンを予防してくれる効果などダイエット以外にも健康に嬉しい効果が色々含まれています。
重要なポイントがある!その方法は?
そんなカレーダイエットの方法とはどんなものなのか。カレーダイエットに重要なポイントはこの方法が一番大切なことなのです。
- 朝にご飯少なめのカレーライスを食べること。(糖質制限)
- 2、3日置きに食べると更に良いです。
- 昼夜は腹八分目に注意して食べること。※ただし昼夜は腹八分目さえ守れば好きな物を食べて大丈夫です。
基本はこの3つで後はこの野菜を入れた方が更に健康に良いなどの細かいプラス要素が色々あるくらいです。
朝のカレーはレトルトでも大丈夫なので忙しい人でも続けやすいかと思います。
最初にも書いたように、カレーダイエットに重要なのはカレーに含まれるスパイスになります。なので味噌汁やほかの食べ物でもカレー粉をかけて食べるとカレー程とはいきませんがちゃんと効果を発揮してくれます。
夜は逆効果?
一日一食をカレーにすれば良いのなら夜に食べるカレーダイエットでも大丈夫ではないのかと思われる方もいるかもしれません。晩御飯の方が食べた後の匂いも気になりませんし、しっかり自分で作ることも出来やすいです。
しかし夜のカレーはむしろ逆効果で体重が増える可能性があります。
元々カレーはカロリーの高いものです。それを後は寝るだけという夜の時間帯に食べるとカレーに限らず太りやすくなってしまうでしょう。
ただカレーを夜に食べても太りにくくなるという方法はあります。それは食べてすぐに寝てしまう状況ではなく、他の食べ物との食べる順番を気をつけるだけです。
しかしこれは普通に食べるよりは太りにくいというだけで、毎日食べたら当然太りますしこれをしたからと言って痩せるというダイエット効果があるわけでもありませんのでご注意下さい。
朝カレーで新陳代謝アップ
では何故朝にカレーを食べるのが良いのか?朝カレーダイエットとはなんなのかと言うと。カレーのスパイスに含まれる新陳代謝を上げる効果が朝だとしっかり活躍してくれるからです。
朝は自律神経が夜の状態から昼の状態に大きく変わる時間です。その昼の時間帯の状態に切り替えるのが早いとそれだけ1日の消費エネルギーが上げられるので、それだけ体がダイエットしやすい状態になってくれるのです。
イメージ的には朝なかなか起きられずにうとうとしている状態の人をしっかり目を覚まさせてあげる感じに似ているかもしれません。
そしてカレーに含まれる沢山のスパイスが相乗効果を発揮してくれることにより、脳の血流を良くし集中力を高めてくれる事や、体がぽかぽかと温かくなる事によって免疫力が高まるという利点もあります。
このような効果を踏まえて朝にカレーを食べることがダイエットに繋がると考えられています。
太るかもしれない?
カロリーの高いカレーを食べるなんて結局太るのではないのかと疑問に思う方も多く、気になるけどなかなか始められないという人もいらっしゃいます。
ダイエットはやはり個人差がありますのでまったく効果のない人や太る人もいます。その中でもカレーダイエットの方法を間違えて太ってしまったという方も結構多いのです。
まずその原因は具材やカレーライスのご飯の量。
「カレーでスパイスが入っているなら何でも良い。それならお肉たっぷりのカレーにしよう。」というのは間違っています。カレーを食べられる事は嬉しいと思いますがダイエットのためというのも忘れないようにしましょう。
なのでお肉たっぷりというよりは野菜は多めで、お肉を入れる場合は鶏肉やササミなどのヘルシーなものを少量入れるようにしましょう。後はじゃがいもを多めに入れて満腹感を出すようにすると良いです。
そしてご飯の量は少量で。その分をじゃがいもや野菜類で補ってお腹を満たすイメージが大事です。
ご飯が少ないからせめてルーはいっぱい食べたい。スパイスを摂るためんもルーをいっぱい食べたいという人も気をつけてください。
ルーにも油などは沢山含まれていますので食べすぎは良くありません。もっとカロリーを抑えたい場合はルーよりもスープの方がカロリーが低いのでカレースープと少量のご飯という組み合わせも良いです
もちろん、腹八分目という初歩的なところにも意識してみて下さい。
ご飯の代わりをする食材は?
ご飯はダイエットに良くないから少量とは言え食べるのが抵抗あるという方はご飯の代わりにおからを使ってみるのも良いです。おからは食物繊維がたっぷり含まれているので以前からダイエットの味方として注目もされています。
最近ではおからを使ったカレーや牛丼などのレシピも増えてきているので美味しく摂り入れられるのではないかと思います。
後は定番の五穀米もダイエットのみならず健康にも良いのでオススメです。
豆腐なんかも代わりに使う人は多いです。
焼いて炒めて崩してご飯風にするのも良いですし、ルーの方にお肉の代わりとして入れるのも良いですね。豆腐は焼くとお肉みたいな食感になるので今ではスーパーで豆腐ステーキとして売られているくらい色々な代用食材になります。
普通のご飯にしらたきを混ぜて炊き、カロリーを控えるという方法もあります。
あと多いのはキャベツの千切りです。
生の野菜を摂取できるので一石二鳥です。
その他にはカリフラワーがあります。
あるレストランチェーンではカリフラワーライスというのが白米に変わって選べるようになっていました。
どれも合う合わないなどの個人の好みがありますので、色々試しながら自分に合った代用食材を見つけられるように頑張りましょう。
カロリーは高いけど?
カレーのカロリーは実際どれくらいなのか。
こればかりは家庭やお店などによってバラバラになりますが、平均的に家庭のカレーで300キロカロリー(ご飯抜き)前後になると言われます。しかし具材にもよりますのでかなり差がでるのではないかと思います。
ちなみにお店のカレーで約800キロカロリー(ご飯含む)前後、後はサイズによっては1000キロカロリー以上のものもあります。今では市販でも低カロリーのルーも出ているのでスーパーで色々見てみるのも良いかもしれません。
100キロカロリーのレトルトカレーもありますので、ダイエット時の朝カレーにはピッタリです。
あとは、ルーを使わず自分で作るのもカロリーを減らす方法の一つになります。
カロリー控えめの食べ物はどれもあまり美味しくなく感じる事も多いですが、自分で作る場合だと野菜をいっぱい入れたりしながら材料をコントロールしつつ好みの味を作れます。例えばとろみが足りないからバターを足すのではなく片栗粉などで代用する等やり方は様々ですが手間はかかります。
ただ、そうしていくともしかしたら自分だけのヘルシーカレーが完成するかもしれません。料理も上手になって健康にも良く、ダイエットにも効くなんてとっても素敵ですよね。
カレーばかり食べていてはだめでやはりご飯の量も考えて、なおかつ朝にカレーを食べるのが効果的です。
カレーダイエットはルーだけ!ご飯の代わりに効果的な食材は?のまとめ
カレーを食べてダイエットできるなら最高という方もきっと多いでしょう。ライスの量を減らす、もしくは置き換えして野菜など低カロリーのもので代用するという方法をダイエット中でもカレーを楽しめます。最近では低カロリーのレトルトカレーなども多く販売されているのでそのような商品を使うの良いでしょう。