ダイエット中の食材としてもやしを使おうと思っている人はいませんか?もやしというと低カロリーで、ダイエット向きの食品というイメージがあるでしょう。
ところで実際のところ、1袋当たりのカロリーや糖質はどれくらいあるのか気になりませんか?もやしダイエットを始める前にカロリーや糖質をチェックしておきましょう。
もやしの気になるカロリーと糖質
スーパーなどで手軽に購入できるもやしは、大体1袋250gくらい入っています。
この250gをベースにして、どのくらいのカロリーや糖分が含まれているかについてみていきます。
もやしにもいろいろな種類があって、いわゆる私たちが「もやし」と言っているのは緑豆もやしです。
その他にも大豆もやしやブラックマッペもやしなども販売されています。
1袋当たりの緑豆もやしのカロリーは、35キロカロリーです。
そのほかの主要な種類である大豆もやしは93キロカロリー、ブラックマッペもやしは38キロカロリーです。
大豆もやしがややカロリーが多めです。
しかしもやしは全般的に低カロリーです。
全食品と比較してはもちろんのこと、一般的に低カロリーでヘルシーといわれる野菜の中でもトップクラスの低カロリーといえます。
1日の摂取基準が男性で2650キロカロリー、女性2000キロカロリーといわれています。それと比較していかに低カロリーかお分かりになるでしょう。
糖質も緑豆もやしが3.3gです。
同じく大豆もやしが0g、ブラックマッペもやしが3.3gです。大豆もやしには一切糖分が含まれていません。糖質カットダイエットをしたいと思っているのであれば、大豆もやしがおすすめです。
糖質は気にしなくていい
もやしの糖質については、あまり気にする必要はないでしょう。もやしをそのまま生で食べる人はあまり多くないはずです。
炒める、もしくは湯通しするなどして調理するでしょう。
もやしは加熱すると、糖分が若干少なくあると言われています。ただでさえ低糖質なのに、さらに少なくなります。
実質糖質はゼロになるという理解で構いません。
もやしは糖質制限ダイエットにおすすめ!
もやしは糖質・カロリー共に低いので、ダイエットに効果的な食材です。
味もそれほど自己主張がないので、どんな料理と一緒に使っても違和感なく食べられます。
しかもボリュームが増えるので、それほどカロリー摂取したわけではないのに、満腹感を得られます。このもやしは定番のメニューに活用すると、かなりの糖質カット効果が期待できます。
糖質カットアレンジレシピをご紹介。
お好み焼き
お好みというといわゆる粉モンの代表格で、糖質が気になるでしょう。
通常お好みは小麦粉200gとキャベツ400gを主要な原材料として焼き上げていきます。これに含まれる糖質はキャベツ10.4、小麦粉146.6gです。
ところが、ここにもやし100gを小麦粉100gの代わりに投入します。
実はこれだけでも、カロリーと糖質を半分近くカットできるのです。
食べ応えという部分では若干減る可能性はあります。しかし食感が軽くなる分、手軽にいただけるという評判も見られます。
パスタ
パスタは糖分が多いのでダイエット中は食べたくても我慢という人が多いでしょう。
パスタ100g使った場合、165キロカロリー・糖質30.3gです。
例えばこれをゆでたもやしに置き換えてみるとどうでしょう。同じ100g使ったと仮定して、カロリーが151キロカロリー・糖質も29.5gカットできます。
これならダイエット中、たまに食事をするくらいであれば阻害要因にはならないでしょう。
その他にももやしを使ったおすすめのヘルシーな料理があります。
ナムル
韓国料理好きの方なら、ナムルをよく食べるという人もいるでしょう。
もやしのナムルの場合、40キロカロリーで糖質は0.2gです。ほとんど糖質を含まないので、一品料理が足りないときなどに活用するといいでしょう。
味噌汁
もやしの味噌汁もおすすめレシピです。
こちらも1杯当たり27キロカロリーで糖質も2.2gです。みそ汁の具材に困ったときにはもやしを使ってみるといいです。
このようにもやしはいろいろなメニューと組み合わせることができるので、味に飽きることなく毎日摂取できます。
もやしダイエットは短期間で
低カロリーで低糖質なので、すべてのメニューをもやしに置き換えてしまおうという極端な考え方に走る人もいるかもしれません。
確かに短期間で一気に痩せるかもしれません。
しかし栄養バランスが偏ってしまうので、健康面で何らかの問題の生じる恐れがあります。特にもやしはその90%が水分で構成されていると言われています。
その分栄養素の含有量は少なめです。もやしだけでなく、ほかの食材も摂取して栄養バランスを考えましょう。
まとめ
もやしはスーパーなどで1袋20~30円、お店によってはもっと安い価格で販売しているところもあります。
コスパ最強で家計にも優しいということで、ダイエット食材として活用している人も多いでしょう。いろいろな料理に活用できるので、レシピサイトなどをチェックしてもやしアレンジを膨らませてみませんか?