おしりのセルライトって自分ではなかなか確認することができませんが、おしりにはセルライトができていることがあります。そのできてしまう原因と効果的な除去方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
おしりのセルライトの原因は冷えやむくみと関係していて、その要因としては血行不良があります。筋肉量の少ない場所にはセルライトができやすいとされていますが、おしりも同じです。エステなどで除去するのは効果的ですが、自分ではキレイにすることはできないのでしょうか?
おしりのセルライトの原因は?
『セルライト』という言葉を聞いたことがあると思います。セルライトは、おしりや太もも、ふくらはぎなど下半身に多く見られます。
では、おしりに出来るセルライトの原因は何なのでしょうか。
主な原因として考えられるのは、『血行不良』によるものです。
おしりはただでさえ脂肪がたまりやすく、筋力が弱い部位です。
その上血液やリンパの流れが滞りやすいので、セルライトが出来やすいのです。冷えやむくみが起こりやすい場所は、脂肪細胞の変性が起こりやすい、つまりセルライトが出来やすいと言うことです。足にできるのは冷えが原因なんですね。
その他にも、不規則な生活や運動不足、ホルモンバランスの乱れ、太りすぎなどもセルライトが出来る原因と考えられています。
おしりのセルライトを除去するには?
セルライトは、放っておくと良いことはありません。
新たなセルライトを生んだり、血液循環が悪くなり、新陳代謝が悪くなったりします。では、除去するにはどうしたら良いのでしょうか。
まず、セルライトを除去するなら早いほうがいいです。
時間が経てば経つほど除去するのは困難になります。『早めに手を打つ』が鉄則です。そのためには、冷えを改善しましょう。
セルライトは、血液循環の悪いところ=冷えているところ、に出来ます。そしてセルライトは脂肪の塊ですから、温めたほうが除去しやすくなります。冷蔵庫のバターはカチカチですが、温めると液体になりますよね。それと同じ理由です。
冷えを改善するために、自宅で簡単に出来るのは『リンパマッサージ』です。スクワットやウォーキング、ストレッチなども効果的ですね。余分な脂肪や溜まった老廃物を上に押し出すようにマッサージしましょう。
エステで除去するのが良い?
おしりのセルライトを自分で除去するには限界があります。
そこで登場するのがエステです。すべてのエステサロンがセルライト除去に対応しているわけではありませんので、事前に調べておく必要があると思います。『痩身エステ』や『セルライトに着目したコース』があるエステサロンを選びましょう。
エステではプロによる脂肪除去が受けられるので、確かな効果が期待できます。
セルライト除去に関して、唯一即効性のある方法といってもいいと思います。
ただし、エステに行くにはお金がかかります。
何度も通えば高額になることもあるので、注意してください。セルライトを全て除去したい!と思ってエステに通うには、まとまったお金が必要になるかもしれませんね。
筋トレで改善するのは無理?
はっきりと言います。
『すでに出来てしまったセルライトを、筋トレで改善・除去することは不可能に近い』です。セルライトは、古い脂肪や老廃物が合わさった非常に厄介な脂肪の塊です。筋トレでその脂肪の塊をなくすことは難しいと言わざるをえません。
しかし、筋トレで『新たなセルライトを防ぐこと』は可能だと思います。
日常的に筋トレをすることで血液循環は良くなりますので、冷えやむくみの予防になります。冷えやむくみはセルライトの原因ですから、冷えやむくみを予防することはセルライトの予防にもつながる、ということです。
また、筋トレをすることで新陳代謝が上がります。
筋肉が増えれば太りにくい体質になれますし、セルライトが出来にくいだけではなくおしりが垂れるのを防ぐことも出来ます。
腹筋などと違って、おしりの筋肉は意識しないとあまり使う機会がないと思うかもしれません。しかし、例えば普段の歩き方を少しだけ大股にしてみてください。
大股で一歩一歩しっかりと歩くだけでも、意外とおしりの筋肉を使っているんですよ。
エクササイズでは予防する?
エクササイズも筋トレ同様、セルライトを除去するのは困難ですが、新たなセルライトを予防するには効果的です。エクササイズをすることで余分な脂肪を減らすことができれば、それだけでセルライトを予防することが出来ます。
では、誰にでも簡単に出来るエクササイズをいくつか紹介したいと思います。
・バックキック
四つん這いの状態で、片足ずつ後ろへ蹴りあげます。左右交互に数回行いましょう。
・スクワット
早く回数をこなすのではなく、ゆっくりと1回1回丁寧に行います。腰を曲げずに、おしりを突き出すようにします。
・ゴブレットスクワット
ダンベルを持つことで負荷がかかり、普通のスクワットよりも高い効果が期待できます。
・腰上げ
仰向けで膝を立てて横になり、おしりを浮かせます。膝から肩までが直線になるように、おしりが下がらないように気を付けます。
どれも、自宅で簡単に出来るエクササイズばかりです。寝る前などに毎日続けてみてください。
線もセルライトなの?
おしりに白っぽい線が出来ることがあります。
これはセルライトではなく、いわゆる『肉割れ』と呼ばれるものです。
『妊娠線』と同じようなもので、短期間で一気に太ると、皮膚が耐えられずにさけてしまうのです。この『肉割れ』は一度出来てしまうとキレイになくすことは難しいと思います。痩せれば薄くなる、といった程度です。
- おしりに出来る線=肉割れ
- おしりに出来る凸凹=セルライト
です。
線は皮膚がさけた状態ですが、セルライトは余分な脂肪や老廃物が合わさった、脂肪細胞の塊です。どちらも出来てしまうと『キレイさっぱりなかったことに』するのは難しいので、出来ないように予防することが大切だと思います。
解消する時は痛いの?
おしりのセルライトを自力で除去するには、『つぶす』のが一番手っ取り早い方法です。
セルライトは脂肪の塊ですから、それを手で揉みつぶしていくのです。経験者さんなら分かると思いますが、セルライトをつぶすのは『とてつもなく痛い』です。特に、頑固なセルライト(出来てから長時間経過したセルライト)の場合は尚更です。
固くなったセルライトを自力で揉みつぶすには限界があります。
痛みが強くて、セルライトがつぶれるほど力が入れられない、ということがほとんどです。エステサロンでのセルライト除去でも痛みがあることがあるので、『やり方が間違っている』から痛いわけではないと思います。
脂肪の塊を除去するのは簡単ではない、ということですね。
酷くなってしまう原因と対策は?
おしりにセルライトが出来る主な原因は、血行不良です。
もともと下半身は血液循環やリンパの流れが滞りやすい場所です。血行を良くするために日常的に運動をしたり、特に症状(セルライトなど)を感じていなくてもマッサージをしたりすることがセルライトの対策と言えるでしょう。
冷えはセルライトの大敵ですから、体を冷やす食べ物を控えるなど、生活習慣を見直すことも良いと思います。脂肪は温めたほうが解れやすくなりますから、お風呂にゆっくり浸かったり、お風呂でマッサージをすることもセルライトには効果的だと思います。
出来てしまったセルライトをなくすのは難しいですが、決して『出来ない』わけではありません。
セルライトには毎日コツコツと続けること、努力が必要なのです。
おしりのセルライトがやばい!筋トレやローラーを使い自宅で除去できるのか?のまとめ
自分でおしりのセルライトを除去するのは限界があり、きれいにはなくなりません。しかし予防することができますので、冷えやむくみの解消をすることをおすすめいたします。きれいにセルライトを除去するならやっぱりエステです。